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結婚式スタイル
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【式場探し】いつから始める?まず何を決める?知っておきたいポイント5

素敵な結婚式場に喜ぶ花嫁

結婚が決まって幸せいっぱい。でも、結婚式の会場選びはもう少し先でもいいかな、と思っていませんか。実は会場探しは、早めに動き出しておくことが大事。いつから、どのように会場探しを始めていけばいいのか、押さえておきたい基本を会場探しのプロ、ゼクシィ相談カウンターのアドバイザーさんに教えてもらいました。

今回監修してくれるのは

佐野愛さん

ゼクシィ相談カウンター
ブライダルアドバイザー
佐野 愛さん

ゼクシィ相談カウンターのブライダルアドバイザー歴6年。前職で結婚式会場に勤務し、サービススタッフや新規来館者への営業などを担当した経験も生かしながら「5年後、10年後にやっぱり結婚式を挙げて良かった、と思ってもらえるように、会場との出会いをお手伝いしたい」と年間数百組に及ぶカップルの会場選びの相談に乗っている。

理想の会場を見つけるには「早めの動き出し」が大事!

「もっと早めに始めれば良かった」と後悔しないために

結婚式場探しのタイミングを意識しながら進むカップル

結婚が決まったら、やることが多くて結婚式の会場探しになかなか手を付けられないという方もいるのでは。

でも、「実は、探し始めのタイミングが遅れると、希望通り予約できなかったり、時期を延期することになったり、準備期間にやりたいことがやりきれなかったり、どこかで妥協が必要になりがちです」とおっしゃるのは、ゼクシィ相談カウンターのアドバイザー、佐野愛さん。

また、「そもそも結婚式をするかしないか、悩んでいる人ほど、まずは会場を一度見てみることで今後の方針が決めやすくなると思います」とのこと。まずはお試し、という気持ちでもいいので、結婚式への第一歩、会場探しを今からスタートしてみませんか。

先輩花嫁voice

早めに会場探しを始めるのがやっぱりおすすめ!
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【人気のシーズンに挙げたいなら】
人気のシーズンは先に予約で埋まってしまうため、希望の会場、希望のシーズンで挙げたいなら早めに動くのが吉だと思います。(いくらさん)

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【時間が選べませんでした】
希望の挙式日は空いていたものの、時間は全く選べませんでした。時間も日取りもこだわりたいのであればかなり早くから動かなければならないのだと思いました。(ゆりちゃんさん)

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【ゲストも予定を調整しやすい】
早い方が準備の時間もしっかり確保でき、ゲストたちの予定の調整がしやすく、会場も希望の日にち、時間に空きがあることが多いので、早く会場探しを始めて良かったです。(ryokoさん)

挙式・披露宴会場を探す

Q1: 結婚式の会場探しはいつから始めたらいいの?

A.おすすめは1年から1年半前のスタートです

会場探しは結婚式のどれぐらい前から始めた?

「だいたい1年から1年半前のスタートをおすすめしています」と佐野さん。実際に「ゼクシィ結婚トレンド調査2024度版(全国推定値)」を見ても、動き出しの平均は10.1カ月前ですが、1年以上前から会場を探し始める人が最も多いです。

早く探し始める一番のメリットは、気に入った会場で、時期、日取り、時間が選べるところ。特に人気シーズンである春と秋は予約が早々に埋まりやすいもの。

「日取りだけでなく時間も重要な選択肢。いざ会場を決めるというタイミングで、遠方ゲストのために朝早い時間は避けた方がいいな、二次会もしたいからあまり遅すぎてもな、と気になってくるので、時間が選べる状況にするためにも早めに動くのがおすすめです」。

もう一点、佐野さんが早めの動き出しを推奨する理由が、結婚式の資金準備に時間をかけられるということ。「会場見学をすると見積りがもらえるので、そこでリアルな目標金額がわかります。早い段階で貯蓄をスタートできますよ」。ほかにも、ダイエット、肌や髪のお手入れといった自分磨き、ドレスやアイテム探しにも時間をかけられますから、早めの会場探しスタートは、理想の結婚式実現のカギといってもいいくらいです。

いつ会場探しを始めた?

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【結婚式の10カ月以上前1年未満】
婚姻届の提出日が決まってからすぐに会場探しをスタート。人気シーズンの秋に挙式したかったので、早めに動き出しました。(グリーンアップルさん)

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【結婚式の1年半以上前】
日にちや時間にこだわりがあり、人気がある会場にも足を運びたかったため、早めに行動を始めました。(ゆゆさん)

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【結婚式の1年半以上前】
最初は式を挙げるかどうかわからない状態で見に行きました。(Rinさん)

Q2: 結婚式の会場を選ぶためにまず何をしたらいいの?

A.ふたりで結婚式のイメージを擦り合わせて

人前式や教会式など結婚式の形式を考えるカップル

会場を探し始めるとなったら、まず何から決めるといいのでしょうか。「最初に決めておくのは、エリアとゲストの人数です」と佐野さん。

まずエリアについては、ふたりが今住んでいるエリアにするのか、どちらかの地元なのか、リゾートといった選択肢もあるので、その点を擦り合わせましょう。

ゲストの人数については、身内中心で少人数にしたいのか、職場の人や友人をたくさん呼びたいのかといったことを相談しておきます。最初の時点では例えば60~80人くらい、などおおまかでOK。

さらに、「どんな結婚式にしたいか」「どんな一日をイメージしているか」といった内容や雰囲気に関わることや、挙式スタイルについて「和」か「洋」かを話し合っておくとスムーズ。意外と、彼側が結婚式に強い希望を持っていることもあり、ふたりでどんな結婚式をしたいのか事前に話し合っておくことはとても大事です。こうした擦り合わせを経て、自分たちのイメージに合う候補会場をいくつか選んだら、会場見学に行ってみましょう!

Q3: ブライダルフェアと会場見学会の違いは何?

A. ブライダルフェアはイベント形式、会場見学会は個別の質問会

ブライダルフェアと会場見学の違いを説明するイラスト

ブライダルフェアも会場見学会も、どちらも会場の内覧会のことですが、一般的に、見学会というのは会場施設の内覧・見積り・日程相談を行うシンプルな内容を指すことが多く、一方、ブライダルフェアの方は、同じく内覧・見積り・日程相談の場ではあるのですが、結婚式当日がイメージできる体験型イベントが開催されることが多いのが特徴。

チャペルで模擬挙式が行われたり、結婚式当日さながらのテーブルセッティングがされているバンケットが見られたり、演出が体感できる模擬披露宴が行われたりと、実際の結婚式の雰囲気がわかるのが大きなメリットです。花嫁衣裳の試着会や婚礼料理の試食会を行う会場もあります。

特に試食会は、ゲストにお出しする料理がどのような味なのか、事前に確認するチャンスとあって大人気。こうした多くの見学会、ブライダルフェアは、ほとんどの会場で事前予約が必要なので、早めに見学日程を決めておきましょう。

「ブライダルフェアは長いと3時間半から4時間かかるイベントなのですが、雑誌やWebで写真を見ているだけよりも、実際に見学に行った方が、その会場での結婚式の一日をイメージできるようになるので、参加した方がメリットが大きいかなと思います」と佐野さん。

どんなブラフェアに参加した?

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【試食会に参加しました】
会場によって、同じステーキでも味付けはもちろん、お肉のやわらかさが違っていたり、デザートの甘さなども全然違ったので驚きました。お料理重視の場合は絶対試食した方が良いと思います。(ひかるさん)

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【ドレス試着会に参加しました】
ドレスを着ると「結婚するんだな」という実感が湧いてきて、単純に嬉しかったです。また、どこから痩せるべきかよくわかりました。(ひまわりさん)

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【相談会に参加しました】
チャペルや披露宴会場を見学させてもらいました。実際に足を運ぶことで、駅からの距離や施設のバリアフリーなどか確認できてよかったです。(Nさん)

ブライダルフェアを探す

Q4: 見学する式場はどうやって選んだらいい?

A.好みのビジュアル×会場タイプで探してみて

緑あふれるナチュラルな結婚式場を見学する花嫁のイラスト

たくさんある会場から、どのように見学する会場を絞り込めばいいのでしょうか。「お好みの雰囲気で絞る方は多いなと思います」と佐野さん。「キラキラしているかわいい会場、緑の多いナチュラルな雰囲気、ゴージャスで華やかな感じなど、写真を見ながらビジュアルでまずは選ぶ方法がありますね」。

また会場のタイプや強みから選ぶ方法もあります。「ホテルがいい、お料理がおいしい会場がいい、立地や知名度を重視したい、といった視点です」。貸し切りができるゲストハウス、さまざまな広さのバンケットを持ち選択肢が多い専門式場、レストランやリゾートなど、会場タイプや強みをチェックしていくと、自分たちに合う会場が絞れてくるはずです。

もう一点、佐野さんから頂けたのが「自分たちがゲストとして参列したときの、過去の経験から絞り込む人も多いですよ」というアドバイス。こんな結婚式が良かった、これは自分たちのイメージとは違うなど、経験談をお互いに話すと、好みの会場のイメージの擦り合わせが進むのでぜひお試しを。

Q5: 会場見学は何軒ぐらい見るのがおすすめ?

A.3軒は見比べることをおすすめします

結婚式場は3軒見比べよう

「大体3軒は行くのがおすすめです。たくさん見たら見たで悩みが深くなりますし、見学が2~3週空いてしまうと記憶も薄れてしまうので、ある程度、見に行く軒数と期間は絞るといいですよ。土日で4軒見ることも可能です。一方、1軒しか見ないと後悔が残ることもあるので、複数は見た方が納得感が増します」と佐野さん。どれだけ事前に調べていても、対応面、サービス面などは実際に行かないとわからないもの。本命ではない会場を実際に見学して対応にほれ込んで決める人も多いそうです。

「もう一つ、意外と見る順番も大事です」と佐野さん。一つ目のおすすめの順番は、気に入っている会場を最初に見に行く組み方です。会場によっては最初に来て成約した場合にお得な特典がある可能性も。また本命会場がイメージと違っていた場合、会場選びの軸が一気に変わって一から探し直しになるケースもあるそう。先に本命を見ておけば、早いうちに軌道修正できるというわけです。

一方、本命会場は後半に見るという順番の組み方もあります。こちらは、先に本命以外の会場を見ておけば、設備、サービス、見積りなどを冷静に比較検討でき、即決すればお得な特典が付くメリットがある、という考え方です。自分の性格や考え方に合うやり方でスケジュールを組んでみてくださいね。

From 編集部

結婚が決まったら、早めに会場探しを

結婚式はいざ挙げることにして準備を始めると、当初思っていたよりも、やりたいことが増えるもの。スタートは早いに越したことはありません。まだ結婚式をするかどうか迷っている人や、式のイメージがなかなか湧いてこない人も、一度ブライダルフェアに足を運んでみては。ふたりの「やりたいこと」が見えてくるきっかけになりますよ。

取材・文/河内千春 イラスト/南 夏希 D/ロンディーネ 構成/金子朱里(編集部)
※記事内のデータは「ゼクシィ結婚トレンド調査2024(全国推定値)」によるものです
※掲載されている情報は2024年10月時点のものです

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