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お金・常識

モルディブへの新婚旅行|費用は?気候や注意すべきことは?

モルディブへの新婚旅行

透き通る青い海、白砂のビーチ、プライベート水上ヴィラ……新婚旅行でこそ訪れたい楽園、モルディブ!でも「費用はどのくらい?」「気候は?」「気をつけることは?」など、気になる点も多いはず。そんなふたりのために旅の専門家が、ハネムーンを安心して楽しむために押さえておきたいポイントを、費用、気候、ベストシーズン、リゾート選びのコツまで詳しく解説します。

目次

モルディブへの新婚旅行 費用はいくらかかる?

ハネムーンの滞在日数は、平均6.3日。特に5~8日程度が人気のボリュームゾーン。せっかくの機会だからこそ、ゆったり贅沢に過ごしたいもの。ここでは、定番の3泊5日と5泊7日プランの費用目安をご紹介。

モルディブへの旅行費用目安

3泊5日 5泊7日
ツアー料金(1人あたり) 約30万~60万円 約50万~100万円
航空券(往復) 約10万~30万円 約10万~30万円
ホテル(4~5つ星) 約15万~60万円 約25万~100万円
オプションツアーや食事代などを含めた旅費のめやす 1人あたり40万~70万円ほど 1人あたり60万~120万円ほど
  • 水上ヴィラに泊まる場合、1泊あたりプラス5万円以上の追加料金がかかることも
  • 長期滞在ならオールインクルーシブプランの利用もおすすめ。飲食代やアクティビティ費用を気にせず楽しめてお得に


 

選ぶ内容によって旅費は大きく変わる

  • 選ぶ内容によって旅費は大きく変わる

モルディブ旅行の費用は選び方次第で大きく変化。ふたりのこだわりポイントをしっかり話し合いながら、最適なプランを選んで。

POINT1:ツアーか個人手配か

ツアーなら安心&ラクちん!
ツアーはフライト・ホテル・送迎がセットになっているため、個別に手配するより安くなることも多い。ただし、選べるホテルや航空会社が限られるため、こだわり派には少し物足りない可能性も。

こんな人におすすめ

  • 旅行の準備に手間をかけたくない
  • 予算を決めてパッケージで安心したい


個人手配なら自由度MAX!
個人手配なら、LCCを利用して航空券代を節約したり、ローカル島ステイでホテル代を抑えたりと、工夫次第でコストをコントロール可能。ただし、全ての手配を自分で行う手間や、トラブル時の対応力が求められることも。

こんな人におすすめ

  • 自分好みのホテルやフライトを選びたい
  • 予算を調整しながら旅をカスタマイズしたい
  • トラブル対応は自分でできる

POINT2:航空券の選び方

モルディブハネムーンの費用は、どの航空券を選ぶかで大きく変動。LCCを利用したり、経由便を選べば格安で行けることも!直行便 or 乗継便、LCC or フルサービスキャリア※、ビジネスクラス or エコノミー……選択肢によって予算も快適さも大きく変わるので、ふたりの旅のスタイルに合わせて最適なチケットを選んで。

※従来型のサービスを提供する航空会社のこと

旅のスタイルに合わせて選ぼう

  • ラク&快適重視なら直行便&フルサービスキャリア
  • コスパ重視なら乗継便&LCCを駆使

POINT3:ホテルの選び方

「憧れの水上ヴィラ」から地元の人々が暮らすローカル島でのコスパ抜群ステイまで、選択肢はさまざま。ふたりの理想に合わせて、ぴったりのホテルを探そう。

ラグジュアリーリゾート(1泊20万~100万円)

  • 完全プライベートな水上ヴィラやプール付きヴィラに宿泊
  • オールインクルーシブで食事やアクティビティも充実
  • ハネムーン特典や特別な演出もあり、一生の思い出に!

お手頃リゾート(1泊5万円~)

  • ビーチヴィラやガーデンヴィラなら、コスパの良い客室が選べる
  • 水上ヴィラでもリーズナブルなリゾートもあり!
  • レストランやアクティビティを自分で選んで節約も可能

ローカル島ステイならさらにリーズナブル(1泊数千円~)

  • モルディブはリゾートだけじゃない!ローカル島に滞在すれば、1泊1万円以下のゲストハウスも多数
  • 現地の文化に触れながら、ダイビングやシュノーケリングを楽しめるのも魅力
  • ローカル島にはお酒の持ち込みができないので注意
  • 他の国と同様に、宿泊料金とサービスや施設の質は比例するので、レビューなども参考に慎重に選んで

旅費以外にかかる費用は?

モルディブ旅行の予算を考える時、航空券やホテル代だけでなく現地でかかる費用も忘れずに!事前にしっかり把握して、思いっきり楽しめる準備をしておこう。

食事代

  • モルディブでの食事

モルディブのリゾートは基本的に「1島1リゾート」。島外に食べに行くのが難しいので、ホテル内のレストランを利用するのが基本。

オールインクルーシブプランなら、食事&ドリンク込みで安心。そうでない場合、ホテルのレストランは1食5000~1万円ほどすることも。

朝食付きプランか、オールインクルーシブを選ぶかで食費の総額が大きく変わるので、しっかりチェックを。

オプショナルツアー・アクティビティ

  • モルディブのアクティビティ

モルディブといえば、美しい海を満喫するアクティビティが充実!でも、意外と料金は高め。

アクティビティをたくさん楽しみたいなら、事前予約で割引があることもあるのでチェックを。

[金額の目安]
シュノーケリングツアー:5000~1万円
ダイビング(1回):1万~2万円
サンドバンクピクニック(無人島ツアー):2万円前後
スパ・マッサージ:60分 1万円~

交通費

モルディブは、リゾートまでの水上飛行機やボート移動が必要。首都マレから近いリゾートならスピードボート、遠方なら水上飛行機と、移動方法や価格はリゾートの場所によって異なるので事前に確認を。

移動費込みのプランかどうかをチェックすると予算調整しやすい。

[金額の目安]
スピードボート(首都マレから近いリゾート向け):往復1人1万円~
水上飛行機(遠方のリゾート向け):往復1人3万円~

お土産代

モルディブのリゾート内は物価が高めなので、目安は1万円~。リーズナブルにお土産を買うなら、首都マレの市場や免税店のほうが安く手に入る。

Wi-Fi

リゾートのWi-Fiは基本無料だが、島によっては速度が遅かったり、エリアによってはつながりにくいことも。

「リゾートではスマホをオフにしてのんびり♪」というスタイルなら、無料Wi-Fiだけでも十分だが、移動中快適なネット環境を確保するなら、eSIMの利用が断然おすすめ!

日本で事前に購入&設定OKなので、現地でSIMカードを入れ替える手間もなく、通信プランも柔軟に選べて、データ容量を調整可能。デュアルSIM対応のスマホなら日本の番号もそのまま使えるので、事前に日本で設定しておけば、空港到着後すぐにネットが使えて快適。

[金額の目安]
eSIM:1500~5000円

海外旅行保険

モルディブは医療費が高額なので、必ず海外旅行保険に加入を。まずはクレジットカード付帯保険をチェックして、適用範囲を確認し、別途加入する場合は、プランにもよるが1週間で2000~1万円ほど。

費用を安く抑えるポイント

  • モルディブで買い物

モルディブハネムーンを安く抑えるためのポイントは、事前の計画と選択肢をうまく活用すること。以下のポイントを参考に、コストを抑えながらも充実したハネムーンを楽しんで。

1. オフシーズンを狙う

モルディブが旅行客で混雑するハイシーズンは12月から4月頃で、特に年末年始や春休みは旅行費用が高騰。逆に、5月~11月はオフシーズンにあたり、料金が大幅に安くなることが多い。気温は高いものの、雨が少なく旅行客が少ないため、宿泊費やツアー代を節約できる。

2. ツアーやパッケージを活用

ツアーやパッケージ旅行は、個別手配よりも費用を抑えやすいことも多いため、航空券と宿泊がセットになったツアーでは、割引を受けられる場合も。複数の旅行代理店を比較して、最適なパッケージを選ぼう。

3. 航空券を早めに予約

航空券は、早めに予約するほど安くなる傾向があるため、セールやディスカウント時期を狙い、早期購入で費用を抑えるのがおすすめ。また、フライトの経由地を選ぶことで、直行便よりも安い航空券を見つけることができる。

4. リーズナブルなホテルを選ぶ

モルディブは高級リゾートが多いものの、リーズナブルなホテルも。ビーチフロントやラグジュアリーリゾートを避け、ゲストハウスやローカル島を選ぶことで宿泊費を大幅に節約。

高級リゾートでも食事やアクティビティが充実している宿泊施設、オールインクルーシブのホテルを選ぶことで、総額を抑えるポイントに。

5. 現地での移動手段を工夫

モルディブ内では、水上飛行機やボート移動が多く、これが交通費に大きく影響し、宿泊先までの移動手段が高額になることも。滞在先を首都マレの近くなどアクセスの良い島にすると移動費を抑えられるので、事前に確認しておくことがおすすめ。

6. キャンペーンや割引を活用

旅行代理店や航空会社、ホテルなどでは、早割や限定キャンペーンを開催していることも。特にシーズンオフや特定の期間に割引が適用されることが多いため、こまめにチェックしておくと◎。

モルディブの基礎知識

  • モルディブで新婚旅行しているカップル

気候・ベストシーズン

  • ベストシーズンは乾季の11月~4月。安定した晴天が続き、透明度の高い海を満喫できる
  • 雨季でもスコールは短時間なので、過ごしやすい日も多い

時差

  • 日本との時差は-4時間(リゾートによって異なる)

日本からのアクセス・時間

  • 直行便はないため、ドバイやシンガポール経由で、約10~15時間

物価

  • リゾート内は日本よりやや高めの価格設定
  • 水やお菓子などは持参すると節約に◎

チップ

  • モルディブのリゾート地ではチップの習慣が一般的
  • 1回1~5ドルが目安。荷物を運んでくれたスタッフやルームサービスのスタッフには、サービスの良さに応じて渡すのがおすすめ

治安

  • 比較的治安がいい国とされてるが、首都マレでは観光客を狙ったスリや置き引き被害の報告もある
  • 貴重品は肌身離さず持ち歩き、夜間に人通りのない道をひとりで出歩かないように注意

ラマダン※に注意

モルディブはイスラム教国ではあるものの、ラマダン期間中でもリゾートでは観光客向けに通常通り食事が提供されることがほとんど。リゾート外に出てローカルなエリアに訪れる場合は、地元のレストランやカフェが昼間は閉店していることがあるため、食事をする場所を事前に確認しておくと◎。


※ビジュアラ暦の第9月のことで、この期間はイスラム教徒の五行のひとつである断食が行われる

モルディブ旅行で気をつけること

モルディブハネムーンを快適で楽しいものにするためには、いくつかの注意点を押さえておくことが大切。以下のポイントを押さえて、計画的に準備しておこう。

服装

リゾート内のプールやビーチでは水着で過ごすことができるが、リゾート外の公共エリアやローカル島では露出の多い服装はNG。

高級レストランのディナーなどでは少しドレスアップした服装が求められることも。例えば、男性は足の出ないパンツとシャツ、女性はワンピースなどエレガントな服装を用意しておくと◎。

アルコール

イスラム教の関係でローカル島などではお酒を飲むことは禁止されている。

リゾートホテル内では特別にアルコールが提供されており、リゾートに滞在中にお酒を楽しむことはできるが、空港や船での持ち込みは禁止。お酒はリゾート内で購入するか、ホテル内のバーやレストランで楽しんで。

日焼け対策

モルディブは日差しが強いエリア。長時間ビーチで過ごす場合は、日焼け止めをこまめに塗り直し、帽子やサングラスを使って日差しから身を守って。特に海に入った後は日焼け止めが流れやすいため、再度塗り直すことが大事。

現金の持参とチップ

リゾート内ではカード決済が基本だが、チップや一部の支払いで現金が必要になる場合もあるため、少額のドル(USD)現金を持参しておくと便利。

ローカル島では現地通貨のルフィヤが必要だが日本ではルフィヤに両替ができないので注意が必要。

From編集部

普段なかなか行けない贅沢な場所だからこそ、ハネムーンにぴったりなモルディブ。ポイントを押さえて、ふたりのスタイルに合わせたプランを選べば、理想の旅がきっと叶うはず。素敵な新婚旅行になりますように……

監修者

滝 紀子

旅の専門家/ライター

元『ゼクシィ海外ウエディング』『ゼクシィ国内リゾートウエディング』のデスク担当として国内外のリゾートウエディング&ハネムーンを知り尽くしたスペシャリスト。現在は年間約3分の1を旅に費やし、世界中のリゾートを訪れる。

文/滝 紀子 イラスト/moko. 構成/小田真穂(編集部)
※記事内の情報は2025年4月時点のものです

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