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その不安、取り越し苦労かも。新生活が安心してスタートできる卒花アドバイス

これからいよいよ“彼との新生活スタート”という人の中には、新生活に向けて何かしら不安に感じていることがある人もいるかもしれません。そんな不安を払拭すべく、「最初は不安だったけれど、何とかなっているよ!安心して!」という心強い先輩花嫁のアドバイスをご紹介します。

プレ花嫁は新婚生活にどんな不安を持つ?

お金のやりくりや、家事、彼との関係性など不安は多方向から……

結婚生活について何かしら不安を感じているプレ花嫁

これから彼との新生活が始まるプレ花嫁さんに聞いたところ、不安として上がってきたのは大きく分けて以下の項目でした。

■彼との関係性のこと
■経済面のこと
■新生活に順応できるか
■義家族との関係性
■家事のこと

特にこれまで実家にいて家事などは親に頼っていた人や、結婚を機に初めて彼と同居がスタートする人が、前述したような不安を抱えているのが目立ちました。そんな不安を結婚後には解消して、現在は毎日楽しく暮らすことができている卒花さんたちから、実際の生活の様子を聞いてみました。

【不安1】彼と仲良くやっていけるかな

ふたりでチャレンジしながら、自分たちなりの家族の形を育てています

彼と仲良くやっていけるかなと不安なプレ花嫁。実際は仲良くできている。

「同居をしたことがなかった私たち。デート中だけならいくらでも繕えるし、イライラしたときの私の素の姿を見られたときの彼の反応が不安でした。

結婚1カ月後、彼の行動が気に触り怒る羽目に。それがきっかけで感情をぶつける機会も増えてしまいました。彼はそれを受け入れてくれたので、私も気持ちをため込まずに伝え、互いの理解や自分の反省点を知ることにつながりました。最初から完璧な家族はいません。結婚は新たな家族生活の第1ページだから、彼と一緒にいろいろチャレンジしながら、自分たちなりの家族の形を育てていって。」(あやさん)

なんとかやれてるよ♪

花嫁

7年付き合っても、他人は他人。自分の素を見せることは不安でしたが、心配無用でした。生活の中で彼の素も見られ、互いに心を許し合えていることが分かりました。どんなに好きでも「この人と一生一緒に生活!?」と不安になるかもしれませんが、生活は一日一日の連続。毎日「ありがとう」の気持ちがあればきっと大丈夫ですよ(ゆいさん)

花嫁

初めて一緒に暮らすのでけんかしないか不安でした。現状は、どちらかが泊まり勤務で不在の日があり、一人の時間が持て息抜きができるので不安が軽減されています。不安は案外取り越し苦労だったりもするし、後悔しないようにつらい時はつらいと言い、楽しい時は笑顔で、自分に素直になり相手と結婚生活を送ってほしいです(麻美さん)

新生活という挑戦を楽しんで!

新生活はふたりにとって新たな挑戦となるでしょう。だからこそ1から一緒につくり上げていけます。もともとは他人だからこそ、初めは戸惑うこともあるでしょうが、たとえぶつかっても話し合って解決できている人ばかり。結婚したことによって、互いにうまくやっていこうという気持ちが芽生えて上手に調整し合えているのかもしれませんね。新生活という挑戦をふたりで楽しんでみましょう。

【不安2】家計管理はしっかりできるかな

話し合うことで、ふたりに合う方法を模索しています

家計管理はしっかりできるかなと心配なプレ花嫁。実際は彼と一緒に家計管理できている

「結婚前から金銭感覚の擦り合わせはしていたけれど、いざ一緒に生活となるとより細かい考え方は合うだろうか、お金の管理や負担割合でトラブルにならないか不安でした。

実際は、彼が家計を管理してくれ、パートの私は家計負担をほぼゼロにしてくれたので心配は杞憂(きゆう)に終わりました。さらに給料も明細から共有、貯蓄額やクレジットカードの使用明細まで全部見せ合って反省会をするのが毎月のイベント化しました。何か壁にぶつかった時は感情的ではなく落ち着いて話し合いをすると互いの絆も深まり、必要な存在になっていけると思います。」(まゆまゆさん)

なんとかやれてるよ♪

花嫁

ふたりとも別の財布ですが、収入は何となく共有できているけれど、支出総額がどれくらいになるのか、自由なお金が残るのか、貯蓄できるか不安でした。家計簿は1週間で飽きて続けられなかったけれど、レシートを撮影してポイントがたまるアプリを活用。ざっくりと支出も把握でき、ふたりでの共同貯蓄も始められています(ちっぷたんさん)

花嫁

バラバラの財布をまとめる最善策が最初はわかりませんでしたが、共働きでお小遣い制度は性に合わなかったので、各自で貯蓄し、生活費は基本給を案分して共通の口座にお金を入れる形で落ち着きました。ふたりで生活をつくっていくので、気負わず協力して生活できれば素敵だと思います(chamiさん)

目線を揃えて共通の目標を作っては?

先輩花嫁さんの現状としては、共同財布を作る、得意な方が家計管理をするなどおのおのの家庭に合う方法を見つけられている模様。ただ、新婚時は共働きでも、その後に子どもを授かったり、転職など生活していくと変化は起こるもの。変化に対しても柔軟に、その都度ふたりで目線を揃えて営んでいくことが大切です。貯蓄をする場合は、共通の目標を定めるとスムーズにスタートできるかもしれません。

【不安3】仕事と新生活とのバランスをうまく取っていけるかな

仕事のスタイルを変更し、彼との時間もたっぷり取っています

仕事と新生活とのバランスをうまく取っていけるかなと不安なプレ花嫁。実際は彼のサポートも得つつ、バランス取れて仕事と新生活を過ごせている

「仕事が激務で独身の頃から私生活がおろそかになっていた私。彼と暮らしてバランスを保っていけるのか不安でした。

せっかく結婚したのに、仕事で余裕がなくなるのはもったいないと思ったこと、彼にも『プライベートの時間をしっかり取って向き合う時間が欲しい』と言われていたため、私の仕事のスタイルを変えたところ、仕事と新生活のバランスが取れるように。育った環境も価値観も違うふたりが一緒に暮らすので、擦れ違いやぶつかりはあると思いますが、そのたびに互いの思いを伝え合って寄り添えば、最善の選択ができるようになっていくと思います。」(ryokoさん)

なんとかやれてるよ♪

花嫁

引っ越しで通勤時間が1時間以上増え、仕事と新生活の両立が一番不安でした。慣れるまでは本当にしんどくて彼に八つ当たりすることも……。気付けば慣れて、息抜きの時間も取りつつ、自分の機嫌は自分で取れています。すべてを一人で担おうとせず、苦手なところはお互いカバーしつつゆったりした気持ちで過ごしてくださいね(sakiさん)

花嫁

共働きで忙しい中での、環境の変化が不安でした。「お互い無理せず」ということを意識したらうまく回りました。完璧を目指しすぎずに新婚生活を楽しんでください(むぅさん)

時間が解決することも。無理せず、自分のペースで進んで!

ご紹介した卒花さんのように、時間が解決することもあります。環境が変わるとそれなりにストレスが出てくるのは当たり前。限られた時間の中で、仕事だけではなく、趣味や友人付き合いとのバランス、家事などすべてをこれまで通りこなすのは無理かもしれません。ふたりにとっての優先順位を考えつつ、互いが無理しない生活スタイルを模索していって。

【不安4】義理の両親や家族とうまくやっていけるかな

彼に間に入ってもらうことで、ストレスを軽減しています

義理の両親や家族とうまくやっていけるかなと不安なプレ花嫁。実際は彼が間に入って義親と花嫁の間を取り持って仲良く過ごせている

「彼の実家がお金持ちで価値観が違い、話が合わないので不安でした。また、彼の親は彼のことをすごく褒めるので何かあった時に私のせいにされそうで怖く感じていました。

昔話で盛り上がっても、私だけ会話に入れないことが続いたので彼にその場に居づらいと言い、遠回しに義実家にも伝えてもらいました。今でも価値観が違っていて困ることもありますが、住んでいる距離も離れているので会う頻度も少なく落ち着いています。嫌なことは彼に早めに伝えることが必要。ずるずると長く我慢している人ほど収拾がつかなくなっているイメージがあります。」(梨央さん)

なんとかやれてるよ♪

花嫁

彼の実家は遠方でなかなか会う機会もなかったため、結婚後の関係性に不安がありました。彼の両親はドライなタイプのようで、年末に帰省しようと夫から連絡したら「秋に結婚式で会ったばかりだし別に(帰ってこなくて)いいよ」と言われてしまい拍子抜けしました。心配無用だったようです(あきらさん)

花嫁

人見知りなので、うまく関係を構築していけるのか、嫁姑問題が生じたら嫌だなと不安で仕方なかったです。幸い、明るくて優しい方々だったので、現状トラブルなく過ごせています。離れて暮らしているので適度に距離感を保てていることも大きいです。不安は大きかったけれど、案外取り越し苦労だったりもしますよ(麻美さん)

義家族に関する不安なことは彼にサポートを求めて

彼の家族だけの問題ではなく、彼とあなたの家族との関係性も含めて、互いの実家との関係性は近すぎず、程よい距離感でいることが、長くうまく続けていく秘訣(ひけつ)のようです。お盆や正月など年に数回顔を出したり、誕生日などのタイミングで連絡をするなど、「気にかけている」という姿勢を見せれば義家族も喜んでくれるはず。言いにくいことや困っていることがあれば、彼に間に入ってもらうようお願いしてみましょう。

【不安5】掃除や整理整頓はきちんとできるのかな

ふたりで一緒に掃除することで、負担を軽減

掃除や整理整頓はきちんとできるのかなと不安なプレ花嫁。実際は協力して過ごせている

「掃除は苦手であまりやらない方なので、きちょうめんな彼と一緒に生活できるのか心配でした。

休みの日は一緒に掃除をしてくれるので自分だけじゃないと思えてそこまで負担にはなりませんでした。整理整頓に関しては彼に指摘されたこともありましたが、自分の物に関しては適当にやっています。大切なのは、ふたりが楽しく過ごせること!苦手なことや、できないこともお互い協力してふたりで一緒に学んでいこうという姿勢でいると楽しめるかも知れませんよ。」(こころさん)

なんとかやれてるよ♪

花嫁

彼の1人暮らしの部屋に行った際、足の踏み場もないほど物であふれており、「この人と一緒に住むのは不安だ」と思いました。彼は物を捨てられないタイプ。私は反対にすぐ処分するタイプなので、私が管理することで汚部屋にならずに済んでいます。苦手なことは便利家電や外注できる時代なので気負わずふたりで工夫しましょう(ぱるかさん)

花嫁

ずっと実家暮らしで平日は親がほとんど家事をしてくれていたため不安がありましたが、彼があまり気にしないタイプなので、自分が気になるところだけ気まぐれに掃除しています。掃除ロボットもとても便利。自分の心に余裕がなくなると、負の連鎖に陥ってしまうので、気負わず自分らしくあってほしいです(里沙子さん)

彼と二人三脚でやっていこう

新生活を迎えて「今更ながら知らぬ間に整理整頓されていた実家に感謝しました」という声も多く寄せられていました。掃除が苦手な人は、お掃除ロボットに頼っている人も多数。「できない・苦手」という自分の弱点を隠すことなく彼にさらけ出して、彼の協力を得て二人三脚でやっていきましょう。

【不安6】料理が苦手だけれど、毎日ご飯を作れるのかな

デリバリーや外食も活用。慣れも大事!

料理が苦手だけれど、毎日ご飯を作れるのかなと不安なプレ花嫁。実際は彼の力も借りながら、一緒に料理作れている

「1人暮らしの時は毎日外食をしていた私。結婚当初はおみそ汁の作り方も知らなかったので、料理に不安がありました。

結婚して約3年、生きていくレベルのご飯は作れるように上達しました。やる気が出ない時はデリバリーを利用したり、外食をして負荷軽減をしています。彼も柔軟な考えを持ってくれているので変に気負いすることなく、感謝しています。無理しないのが一番。頑張ってもどうにもならないことはふたりで話し合えばいいと気楽にいきましょう。何より夫婦が笑顔で生活できることが大切だと思います。」(nanaさん)

なんとかやれてるよ♪

花嫁

自分の分だけでも面倒な料理を毎日作れるか不安でした。苦手だと正直に伝えたら「総菜でも弁当でもいいよ」と言ってくれ、神様かと思いました(笑)。それからは総菜やお弁当に頼ることが増え、自分の時間にも余裕ができました。無理をするより、毎日を楽しむことを優先してください(なぎささん)

花嫁

独身時代はほぼ自炊をしてなく、彼に食べてもらうような食事を毎日用意できるか心配でした。慣れるまでは時間もお金も無駄にかけていたけれど、だんだんと要領や手の抜き方も分かりパパッと用意できるように!彼が在宅勤務の時には料理してくれたり、しんどい時には外食するなど苦手なところはお互いにカバーしています(sakiさん)

時間や慣れが不安を解消してくれる

これまで実家暮らしで料理は親に任せっきりだった人、1人暮らしでも、コンビニや外食などで自炊の経験が少ない人が不安に感じているようでした。レパートリーの少なさ、手際の悪さも、経験を重ねることで自分なりのやり方や時短方法、力の抜き方を見つけられているようです。

時間や経験、慣れが不安を解消してくれるもの。「案ずるより産むがやすし」ですね。

From 編集部

毎日笑顔で楽しく過ごしていってくださいね

新しい環境に慣れるためには、時間が必要。別々に育ったふたりが一緒に住むわけだから、最初からすべてがスムーズにいくわけがありません。たとえ、彼と意見の相違があったとしても、相違を調整しつつふたりの形を見つけていくことが大切です。

結婚したからといって「完璧でいなくちゃ!」「彼を支えなきゃ!」なんて気負わなくても◎。先輩花嫁さんたちも無理せず、自分らしくいることで結婚生活を楽しめているようです。彼との新しい生活を楽しんでくださいね!

構成・文/RIE☆ イラスト/黄身子
※記事内のデータおよびコメントは2024年5月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー101人が回答したアンケートおよび、半年以内に結婚し、彼との同居を控えている女性110人が回答したマクロミル調査によるものです
※掲載されている情報は2024年7月時点のものです

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