[憧れの会場&予算内]の両方叶えるために、どんなことを聞けばいい?
「憧れの会場は見積りを見て諦めた……」「憧れの会場に決めたけれど予算オーバーで貯蓄が底を尽きそう……」とならないために、ふたりから会場に、本契約前のタイミングで聞くべき“キラークエスチョン”を一挙ご紹介!その鋭いひと言があれば[憧れの会場&予算内]の両方を現実のものとして引き寄せられそうです。
見積金額の大幅UP/DOWNにきり込む
4つのキラークエスチョン
「見積りから金額が上がってしまった」という話も聞くけれど、あらかじめ大幅に増減しやすい項目について会場に質問しておくことでふたりにとってのリアルに近い見積りをゲットできるはず。
1)「お得な時期はいつ?キャンペーンはありますか?」
旅行と同様、結婚式にもハイシーズン・オフシーズンがあり、お得なキャンペーンが打ち出されることも。日取りによって金額が増減する会場もあるので、ぜひ最初に言いたいキラークエスチョン。
より具体的に!花嫁アドバイス
シーズン割引や仏滅割引は、会場によってはかなりの割合で費用を抑えられる場合があります。見学時に聞いておけば比較検討しやすいですね。(ぼにさん)
1年先だと、会場によってはシーズンごとの費用の違いはさほどなさそうでした。逆に近い日にちは特典を付けている印象。(りささん)
日にちによって価格が変動するのか質問しました。その会場では、最終価格はほぼ変わらないけれどオプションが付くそうなので、あえて仏滅を選択。(M・Sさん)
2)「日取り2パターン、人数2パターンで出せますか?」
「日取り」と「ゲスト人数」は費用に大きくかかわるポイント。まだ決まってないなら「理想の日/費用を抑えられる日」&「大人数/少人数」などで見積りを出してもらうのも手。
より具体的に!花嫁アドバイス
いくつか考えていたパターンでそれぞれ見積りを出してもらうことで妥協点が見つかるし、プランナーさんも親身になってくれました。(スギモトさん)
人数が減ると特典対象外になる会場もあるようなので、人数増減による特典有無についても聞くといいですよ。(りささん)
3)「ランクによって料金が変わる項目はどれですか?」
特に料理、衣裳、装花、写真などはランクアップにより、見積りから金額が上がる傾向。「見積りにあるプランの衣裳はどんなデザインですか?」などとさらに踏み込んで、具体的な内容を聞くのもおすすめです。
より具体的に!花嫁アドバイス
衣裳、お花、料理は、契約前の見積りで具体的な内容を絶対に確認しておきたい項目。理想の雰囲気やドレスの写真を見せて「こういう感じだといくらですか?」と質問。料理は種類を見せてもらって希望コースで見積りを取ってください。(MIHOさん)
「ランクの最安値ではなく、平均もしくは平均以上のものを見積りに入れてください」とお願いしました。(あみさん)
大体みんなどのあたりで金額が上がっていくのか、私たちの場合はどのあたりがアップしそうか、プロ目線で教えてもらうとよりリアルな見積りになっていきます。(ryokoさん)
4)「ブライダルフェアの装花、試食した料理の金額は?」
ブライダルフェアや試食会で目にしたもの、口にしたものが標準的なものだとは限らない。リアルな金額を合致させることも大事。
より具体的に!花嫁アドバイス
最初はどんな選択肢があるのか分からないので、これを聞くと費用感やオプションなども教えてもらえそう。実際、試食で出されたものはアッパーコースで、見積りはリーズナブルなコースでした。(まみさん)
ブライダルフェアの装飾は素敵だけど、高価だったり季節によっては入手できない花材が使われている場合もあるから聞いておくべき。試食会はゲスト目線で食べた後なので、金額を聞くとより具体的にイメージしやすくなります。(ピノさん)
会場の素敵な装花や演出は、オプションであることを知らなかった……。オプション金額も大きいので聞いておいて。(はなまる◎さん)
重箱の隅もつついて見落としゼロにする
3つのキラークエスチョン
持ち込み料や見積りに含まれていない項目など、「細か過ぎるかも!?」と思えるようなものも“チリツモ”で予算オーバーになることも。遠慮せずにキラークエスチョンを出していきましょう!
1)「持ち込み料がかかるものと、その金額を教えてください」
ドレスや手作りアイテムなどの持ち込み可否は、会場によって異なります。アイテムごとに料金がかかる場合もあるので、事前に聞いておきましょう。
より具体的に!花嫁アドバイス
友人や自分自身の経験からも、衣裳やペーパーアイテムなど会場手配ではなく持ち込みする人が多いようなので、持ち込み料は必ず聞いておくべきだと思います!(kaoriさん)
衣裳やムービーなどの持ち込み料は会場によって異なるため、確認しておいて。フォトグラファー持ち込み不可の会場もありました。(いくらさん)
持ち込み無料のものも聞いておいて◎(ころさん)
2)「後からこだわりが出て予算アップしがちなものは?」
見積り時には気付かなかったけれど、後からカップルたちがこだわって金額アップしてしまいがちな傾向もリサーチしておこう。
より具体的に!花嫁アドバイス
その時の流行や先輩カップルさんの動向を聞くことで、自分たちも費用をかけたくなることをあらかじめイメージしておくことができます。(みさみささん)
結婚式後の写真撮影・アフターシューティングや、ヘアメイクは後からこだわってアップしがちだと思います。(ユイナさん)
3)「提携宿泊施設などのお得情報はありますか?」
遠方からのゲストがいる場合、会場が決まったら宿泊先も比較検討する必要があり、これもマストクエスチョン!ふたりが前後泊したいなら、その宿泊費も忘れずに聞いておいて。
より具体的に!花嫁アドバイス
提携ホテルについて聞いたら、宿泊チケットを6名分までプレゼントしてくれましたよ。(りささん)
宿泊予約を外部サイトから予約した方がお得という情報も教えてもらえました。(ゆりちゃんさん)
家族や遠方ゲストから「宿泊したい」という声があったので、すぐに金額の目安を答えられるよう聞いておきました。(ぴよちさん)
後々役立つ情報をゲットする
4つのキラークエスチョン
見積りを出してもらう時は、結婚式のお金についていろいろ質問しやすい絶好のタイミング!お車代など会場に払うものではないけれど、後々必要となるお金や、披露宴の延長料金など後々加算されそうな項目などについても、積極的に聞いてみて。
1)「費用がかからない人気の演出ってありますか?」
「いくらかかるか」ばかりに着目せず、費用をかけずにできることも聞いておくと、後々、予算を調整する場面やプログラムを考えるときに大助かり!
より具体的に!花嫁アドバイス
何をするにしてもお金がかかったので、無料でできるものを把握して選択肢を増やしておくのは、とても大事だと思います。(ぴよちさん)
当時、費用がかからないものを聞くという発想がなかったのが悔やまれます。会場を決める前に、ぜひこのキラークエスチョンを使ってみて。(はなまる◎さん)
2)「予算確定後の追加料金ってありますか?」
会場によっては披露宴が時間オーバーした際の延長料金がかかり、プランによっては当日のドリンク代がプラスされることも。料金が追加される可能性がある項目を聞いておきましょう。
より具体的に!花嫁アドバイス
結婚式が終わったその場でブーケ加工を勧められ、追加料金でお願いしました。最初から分かっていると予算を立てやすいですね。(すずらんさん)
3)「会場に支払う以外の結婚式費用って……?」
せっかく結婚式のプロと対面するのだから、お車代や余興のお礼など会場見積りとは無関係の“結婚式にかかる費用”についても細かく教えてもらって。
より具体的に!花嫁アドバイス
後から必要になるけど、会場見学時では知らないものがいろいろあるから聞いた方がいいです。(mさん)
お車代、受付や余興を引き受けてくれた人へのお礼代など、想定していたより費用がかかりました。(MIHOさん)
4)「支払いのタイミングや支払い方法は?」
挙式日前に全額支払い・後日支払いなど、会場によって支払いタイミングや支払い方法はさまざま。事前に知っていれば計画も立てやすい。
より具体的に!花嫁アドバイス
支払方法が会場の決め手にはならないけれど、カード支払いできる会場があることを後々知ったので、マイルやポイントを貯められたなぁ……と。(かえでさん)
クレジットカードの上限額を上げる必要があったので、事前に支払いスケジュールも聞いておくとよいと思います。(ぴよちさん)
From 編集部
核心に迫る質問で見積りクオリティーUP
[憧れの会場&予算内]を叶えるカギは、キラークエスチョン!契約前に、会場にさまざまな視点から細かく質問を投げかけることで見積りのクオリティーは高まり、現実味ある予算が見えてきます。ふたりが「ここで挙げたい!」という本気度も伝わるから、プランナーさんも親身になってくれるはず。遠慮せずにどんどん質問をして、憧れの結婚式を手に入れましょう。
構成・文/千谷文子 イラスト/沼田光太郎
※記事内のコメントは、2023年11月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー94人が回答したアンケートによるものです
※掲載されている情報は2024年1月時点のものです
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