人気10カラー!「ウエディングドレスの色」が持つ意味と印象は?
カラードレスってどの色も違った魅力がありますよね。ですが、それぞれの色に意味や第三者に与える印象があるって知っていましたか?それを知れば、好きな色や似合う色の中から心を決めやすくなることも。この記事では実例を交えながらそれぞれの「色の意味や与える印象」についてカラープロデューサーの今井志保子さん監修の下、紹介していきます。
\カラーコーディネーター紹介!/
今回監修してくれたのは「imaismファッションカラーアカデミー代表」のカラーコーディネーター今井志保子さん!毎日がもっと楽しく、もっとキレイになれるカラーアドバイスを色の演出家としてさまざまな角度からご提案。
[人気10色]ドレスの色にはさまざまな意味や与える印象がある!
1位のブルーは知的、2位ピンクは幸福感、定番白は純粋&花嫁etc.
ゼクシィトレンド調査2023(全国推計値)によると人気のカラードレスランキングは以下の通り。それぞれの色の意味や与える印象を紹介していきます!早速見ていきましょう。
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1位:ブルー/知的で誠実、爽やか
2位:ピンク/幸福感と愛らしさ、可憐
3位:レッド/情熱的、主役感
4位:グリーン/癒やし、調和や協調性
4位:イエロー/ポジティブ、柔軟性
6位:オレンジ/健康的で元気、明るい
7位:パープル/特別な存在、ミステリアス
8位:ネイビー/落ち着き、正義感や規律
9位:ブラック/自分らしさ、自立、洗練
定番:白/純粋、清らか、花嫁らしさ
【1位】ブルー/知的で誠実、爽やか
誰にでも好感度の高い色。知的&誠実な印象を与えたいならブルードレス!
海や空を連想するブルーは、年齢性別国籍を問わず好感度の高い色。知的で誠実、晴れやかで爽やかな印象に。
[1枚目]濃いロイヤルブルードレスと上質なミカドシルクがより高貴さを醸し出す。華やかなホテルの空間の中でも圧倒的な存在感を放つ一着(Rinaさん)
[2枚目]ほんのりと色づいたくすみブルーのチュール素材に繊細なゴールドの刺しゅう。肌見せもブルーなら清楚な雰囲気に(@nzm_wd1122さん)
[3枚目]発色がキレイですがすがしい空色はブルべさんにぴったりのカラー。フラワーモチーフや縦フリルでふんわり感を高めつつもクールな色で甘くなりすぎずスマートな印象に(aiさん)
【2位】ピンク/幸福感と愛らしさ、可憐
可憐に咲く花々を連想するピンクドレスで最強のキュートさを表現
可憐に咲く花々や甘いスウィーツを連想するピンクは、幸福感と愛らしさを印象づける最強のプリンセスカラー。彩度によって好みの甘さに調整できるのもポイント。
[1枚目]ティアードフリルが愛らしいペールピンクのドレス。肌なじみのいい落ち着いたカラーで可愛らしさと大人っぽさが好バランス(kotoriさん)
[2枚目]キュートさ全開のピンク×ふわふわの組み合わせでありつつ、くすみピンクが甘さを控えめにしてちょうどよい印象に仕上げてくれる一着(ymni.weddingさん)
[3枚目]華やかなマゼンタピンクのドレス。ハリ感のあるマットなサテン生地はノーブルかつトレンド感があって、エレガントな印象もばっちり(maiさん)
【3位】レッド/情熱的、主役感
情熱的なレッドドレスなら華やかで主役感も高まる
愛の証のハートや炎を連想するレッドは、情熱的で華やかな印象に。また赤は目立ち記憶に残る色、より主役感を高めたい花嫁にピッタリ。
[1枚目]華やか&鮮やかなロイヤルレッドのドレスでインパクトたっぷりな印象。高級感のある素材がレッドの魅力を後押ししているのも◎(あづりんごさん)
[2枚目]大人っぽいシックなレッドドレス。チュールたっぷりのオフショルダーデザインでこれぞ主役、な一着(いつきさん)
[3枚目]華々しくトレンド感満載の朱色のドレス。太陽に似合うパキッとカラーで肌見せもヘルシーな雰囲気に(@sy.trunk.19824さん)
【4位】グリーン/癒やし、調和や協調性
癒やしカラーのグリーンドレスは調和がとれて愛される雰囲気に
森の木々を連想するグリーンは、癒やし度NO.1カラー。調和や協調性を印象づける効果がある。
[1枚目]光沢のある素材で高級感がありながらも、グリーンドレスだからこその親近感があふれ出る素敵な一着。柔らかいオーラはグリーンならでは(菊池さん)
[2枚目]フレッシュで鮮やかなグリーンドレス。はっきりとしたカラーでインパクトもプリンセス感も叶う(@sk_wd21.0113さん)
[3枚目]ラムズイヤーというハーブの色が名付けられた淡いグリーンドレス。重なり合って濃淡を描くドレープでナチュラルで優しいムードに(@yori_0606weddingさん)
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【4位】イエロー/ポジティブ、柔軟性
イエロードレスはポジティブ&柔軟性で誰にでも受け入れられる印象に
ビタミンカラーとも言われるイエローは元気はつらつでポジティブな印象を持っている。誰にでも好感を持ってもらえるカラー。
[1枚目]ビビッドなイエロードレス。サテン生地の光沢感が織りなす高級感でビタミンカラーでありつつ、大人っぽさもばっちり(@love__like__weddingさん)
[2枚目]透明感があって優しげな淡いイエロードレス。ふわふわ素材で柔らかい印象に初々しさもプラスされて好印象(くみちゃんさん)
【6位】オレンジ/健康的で元気、明るい
笑顔の映える元気なオレンジドレスでハッピー感全開!
みずみずしい果実や太陽を連想するオレンジは、健康的で元気、明るく快活な印象へと導き、笑顔が映える色。普段の朗らかな性格をウエディングドレスでも表現できる。
[1枚目]淡めのテラコッタカラードレス。大人ナチュラルなチュールのデザインで元気さとふんわり柔らかい印象も(ポンちゃんさん)
[2枚目]ジューシーなオレンジカラードレス。明るく生き生きとしたカラーは自然体の特大笑顔にもばっちり似合う(makiさん)
【7位】パープル/特別な存在、ミステリアス
古来より高貴な色であるパープルドレスならスペシャル感を醸し出せる
古来より高貴な色として認識されているパープルは、スペシャル感を印象づけるのに最適。
[1枚目]透明感たっぷりの柔らかいパープルドレス。少女のようなはかなさと大人の色香が掛け合わされてほんのりミステリアスな印象に(emamamaさん)
[2枚目]光の角度によって赤紫っぽさも感じられる、存在感のあるカシスカラー。上質感のある光沢素材でより一層スペシャルでラグジュアリーな雰囲気に。(三枝さん)
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【8位】ネイビー/落ち着き、正義感や規律
落ち着いたネイビードレスは大人っぽく優雅な雰囲気に
ブルーの印象よりもさらに濃い色のネイビーは、落ち着きや大人っぽさがプラスされた雰囲気を醸し出す。正義感や規律を感じさせる色とも言える。
ボリュームたっぷりなネイビードレス。深いネイビーカラーで大人っぽく、デザインで華やかさもたっぷり(masayoさん)
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【9位】ブラック/自分らしさ、自立、洗練
他の色に染まらないブラックドレスは自立と自分らしさを主張できる
何色にも染まらないブラックは、いかなる時も自分らしさを求める花嫁に◎。かっこよくスタイリッシュな印象を与えられる。
[1枚目]シックなブラックのマーメイドドレスでカッコよさ抜群。芯の強い大人の女性を演出できる一着(mayukoさん)
[2枚目]ブラックドレスにチュール素材でスタイリッシュに。カラーのクールさとデザインのキュートさのバランスが絶妙(枝梨沙さん)
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【定番】白/純粋、清らか、花嫁らしさ
純白の白ドレスは新しい未来を素直に受け入れる清らかな花嫁の象徴
純真無垢の象徴色である白は新しい未来や家族を迷わず素直に受け入れる、そんな覚悟を印象づける。新婦の芯の強さと清らかさを身に纏おう。
[1枚目]もこもこボリューミーな白ドレス。大胆なデザインも白だからこそ清楚で主役感もばっちり(Mai@mai.d_22さん)
[2枚目]デコルテをきれいに魅せるデザインの白ドレス。繊細なチュール素材も清らかな雰囲気を後押し(y.f_wdさん)
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ドレスの色や印象を映えさせたい……どんなブーケを選べばいい?
「ドレスと同系色の濃淡ブーケ」がおすすめ!
ドレスと同系色をメインカラーとしつつ、濃淡があるブーケを持つとドレスの色や印象が際立ちやすい。単色だけだとドレスと同化してしまうので、濃淡でメリハリをつけてみて。サブカラーは白やアイボリーなどの色がおすすめです。アクセントカラーとして、他に好きな色や実は着たかったけど選ばなかったカラードレスの色みなどをブーケに取り入れるのも一つの手。ただし、その場合は少量を追加することで主役カラーがしっかりと分かるようにしましょう。
自分に似合うカラーを選ぶポイントは?
パーソナルカラー診断で「似合う」を知ろう
[ステップ1]
まずはパーソナルカラー診断を行おう!
※下部に記事リンクあり
[ステップ2]
自身のパーソナルカラーが分かったら、ドレス選びのスタート。ドレスショップで自身のパーソナルカラーを伝えてみましょう。併せて着たいカラードレスを伝えるのも◎。
[ステップ3]
出してもらったドレスを試着したら撮影を行うこと。肉眼で見るよりも客観的な判断がしやすいのはもちろん、ドレスのカラーによっては照明などの影響で撮影をすると色が変わって見えることもあるのでどのように映るのかをチェックしてドレスを決定しましょう。
\パーソナルカラー診断はこちらから/
もし、パーソナルカラーのドレスで着たいものに出会えなかったら?
そんな場合、「着たいドレス」を着ましょう。パーソナルカラーで自身に似合うドレスを選ぶというのももちろん合理的でいいけれど、自分の気持ちが上がらないドレスを着ることになれば本末転倒。自身の気持ちを優先すればOKです。この場合のポイントはドレス・アクセサリー・ヘアメイクで使うカラーやブーケなどを合う配色にすること。そうすることでパーソナルカラーでなくても全体的に統一感が出て、似合うカラーとして魅せることができます。
From 編集部
普段のイメージと変える?変えない?
「どんな印象をゲストに与えたいか」ってパッと言われてもなかなか思い付かない方もいらっしゃると思います。そんな時は普段、ご自身が周りによく言われる言葉を思い出してみて。その雰囲気をそのまま結婚式当日も魅せたいか、もしくはあっと驚いてもらえるほど変えたいか。そんな気持ちからカラードレスを選び始めてみるのも一つの手。
取材・文/奥野瑞歩 監修/今井志保子
※掲載されている情報は2023年10月時点のものです
※記事内のデータは「ゼクシィ結婚トレンド調査2023(全国推計値)」によるものです
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