少人数婚花嫁が教える!“手間削って楽できた”準備項目15選
結婚式の準備に手間をかけたくない花嫁さん必見。少人数婚なら、ゲスト人数などの理由から準備が楽になる部分もあって当日を迎えられちゃうんです。今回は少人数婚を選んだ卒花の体験談から、やらずに済んで楽できた準備とその省き方を紹介します。
平均的な規模の結婚式と比較!少人数婚って実は準備が楽って知ってた?
招待状・ムービー制作・DIYが大幅減!
上の表は、過去3年以内に結婚式を実施した20~30代の女性に調査した、式準備にかかった時間を
【左】ゲスト41名以上の結婚式
【右】40名以下の少人数婚
110名ずつで比較したもの。両者の差が大きい項目を見ていくと、ゲストに関わる準備項目が多く、少人数婚の方が準備の手間が削れる、ということを裏付けています。
少人数婚をした卒花体験談
歓談メインの会にしたので、打ち合わせでは必要なものを選んでいくだけ。あとはプランナーさんが手配してくれたので、自分たちだけでやらなければならない準備はほとんどありませんでした。(あんにんさん/ゲスト13名で実施)
ペーパーアイテムや引出物など準備するものが少なくて済むのは楽でした。歓談メインのパーティだったので、余興や演出の準備もほとんどなく、手作りしたいものだけに集中できました。(木村芹香さん/ゲスト32名で実施)
ゲスト選びのとき、しがらみや付き合い、席順などに頭を悩ませる必要がなく、心から祝福してくれる人だけを呼べたことで、安心感もあったし、楽でした。(もえさん/ゲスト4名で実施)
海外での、家族ウエディングを選びました。DIYを進める中で、やはり量が少ないのは魅力的だと思います。また、アットホームなので失敗しても大丈夫!という思いが、結婚式を楽で楽しみなものにした気がします。(kahokoさん/ゲスト7名で実施)
少人数婚なら削ってOK!省ける準備はどこ?
■人数が少ないことで省けること
少人数婚なら、ゲスト一人一人にかかる準備が省けます。招待状やメッセージカードを書く枚数も少なく、職場ゲストの招待範囲で悩む必要もありません。自分のペースでリラックスして準備を進められるのが魅力ですね。
少人数婚卒花がリアル証言!
【会場探し】
「少人数婚に対応している小さな披露宴会場もある神社」という条件で絞り、その中から選んだので、会場探しが楽でした。人数が少ないことで全員が参加できる日、NGな日も早く把握できたのでスムーズに式場予約ができました。(ぼにさん/ゲスト9名で実施)
【招待状の宛名書き】
招待状の枚数が少ないため、宛名書きを自分たちで行いました。私が毛筆が得意なこともあり、全員分の住所と名前を筆で心を込めて書きました。時間がかかることですが、招待人数が少なく、書く枚数が少ないからこそできました。(Ricoさん/ゲスト12名で実施)
【出欠管理】【DIY】
出欠の管理やご祝儀の管理(事前決済ができるようにしていたため)などが、少人数だったので楽でした。また、さまざまなペーパーアイテムをDIYしましたが、作る数が少なくて済んで助かりました。(中野野依さん/ゲスト25名で実施)
【ウエディングケーキ選び】
少人数用のウエディングケーキは2種類だけだったので、あまり迷わず選べて費用も節約に。その分を料理のランクアップに回すことができました。(ぼにさん/ゲスト9名で実施)
【引出物の贈り分け】
通常の結婚式なら、引出物を職場の上司、同僚、友人などで贈り分けをすることもあるのでしょうが、親族だけの少人数にしたことで、その必要がありませんでした。(Ricoさん/ゲスト12名で実施)
■会食スタイル&歓談メインにしたから省けること
少人数婚は、カジュアルな会食スタイルや歓談メインのパーティにすることが多い傾向に。大がかりな余興や、お色直しをしない場合の中座中のムービー上映、再入場時の演出も必要ないので、このような準備をしなくて済みます。
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【余興演出】
あまり余興を考えなくてもよかった。過度な演出はやめて、歓談の時間をゆっくり取れました。(sakiさん/ゲスト14名で実施)
【お色直し】
歓談の時間をたっぷり取りたくて、お色直しをやめました。カラードレスを選んだりヘアチェンジを考えたりする時間がかからず、お金も節約できました。(miyakoさん/ゲスト17名で実施)
【乾杯のあいさつ】
友人・上司による乾杯のあいさつや手紙の音読はなし!頼んでしまうとゲストも緊張で楽しめなくなってしまうと思うので、なしにしてよかったです。(ゆいさん/ゲスト23名で実施)
【ムービー制作】
少人数なので、ムービーは作りませんでした。プロジェクターも使わずに済み、費用も減らせたと思います。(ななさん/ゲスト16名で実施)
■親しいゲストだけなので、気持ちが気負わず省けること
身内だけを招待することが多い少人数婚では、招待の連絡もカジュアルになる傾向に。また、気心の知れたゲストばかりなので、席次で悩まずに済んだり、DIYも気合を入れずに済んだり、気持ちが楽!という声が多く挙げられました。
少人数婚卒花がリアル証言!
【紙の招待状】
親族のみの招待で、ゲストは確定していたので招待状は簡単なWEB招待状にしましたし、返信はがきをヤキモキしながら待つこともなかったのが気楽でした。(池田祥子さん/ゲスト11名で実施)
【席次決め】
披露宴は長方形のテーブルでの食事だったので席次を決めるのに悩みませんでした。(ぼにさん/ゲスト9名で実施)
【装花・装飾】
装花やテーブルコーディネートはシンプルにまとめました。十分おしゃれでかわいかったです。(木村芹香さん/ゲスト32名で実施)
【ウエルカムスペース】
親しい人だけだったので華美でなくてもいいと思い、ウエルカムスペースを簡単なものにしました。準備するものがほとんどなかったです。(田中里衣さん/ゲスト10名で実施)
【受付】
ご祝儀は両家控室で新郎新婦が来る前に義父に渡してもらうようにしていたので、受付を用意せずに済みました。受付やスピーチ、余興など誰かに頼むのはお礼のことも含めて気を使うので、考えずに済んで気が楽でした。(ぼにさん/ゲスト9名で実施)
From 編集部
【結論】少人数婚は準備が楽!気持ちも楽だった!
少人数婚を選んだ卒花の体験談を読んでいると、人数が少ないと準備にかける手間・時間が省けたり、歓談中心のパーティにして大がかりな演出をしなくて済んだり、気心の知れたゲストばかりだから気楽だったり……いろんな意味で「楽」だったという声が多いよう。準備で楽したい、当日は楽しみたい、そんな人は“少人数婚”も検討してみてはいかがでしょう。
取材・文/前川ミチコ イラスト/Meppelstatt 構成/小堀そら(編集部)
※記事内のデータならびにコメントは2023年7月に「ゼクシィ花嫁会」メンバー54人が回答したアンケートおよび、過去3年以内に結婚式を実施した20~30代の女性220人が回答したマクロミル調査によるものです
※掲載されている情報は2023年8月時点のものです
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