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お金・常識
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新婚さんの部屋選び「家賃が上がっても譲れなかった」3つのポイントって?

ふたりの新居選び。駅から近くて、広くて、新しくて……と夢は膨らむけど、希望を挙げたら家賃も上がるのが当然で、みんな何か妥協点を見つけて部屋を決めているのが現実です。そんな中、先輩たちが「家賃が上がってもココだけは譲れなかった」というポイントの上位3つについて、譲れなかった理由や、実際の住み心地などを解説します。

【近さ】駅、会社、実家etc.からの近さは譲れない!

家賃が上がっても「近さ」にこだわった人は45.6%

近さ

忙しい新婚カップルの新居選びでは「駅から徒歩5分以内」「会社からドア to ドアで30分以内」などと「近さ」にこだわる人がたくさん。家賃が多少アップしても「近さ」にこだわったという人が45.6%と半数近くを占めました(アンケートはすべて「特にこだわった条件」を3つまで選んでもらった結果)。

特に家事を協力し合っている共働きカップルの場合、1分でも早く家に帰りたいという人は多いはず。例えば通勤時間が片道5分違うと、1カ月の出社日を20日として換算すると毎月往復で200分の差になるので、よく考えて。

ただし、駅から遠くても、路線バスが便利なエリアでバス停に近い場合、それほど不便ではないのに家賃が安め、などということもあるので、条件だけで判断しないことも大事。

また、今は通勤アクセス重視でも、出産・育児を視野に入れるなら、待機児童が少ないなど子育てしやすい自治体に、など将来も見据えて新居を選びましょう。

「近さ」にこだわった

1

【少しでも通勤時間を短く】
ふたりとも仕事からの帰りが遅いので、会社から近いこと、特に駅からの近さにはこだわりました。今の部屋よりも駅から徒歩3分遠い物件と迷ったけれど、毎日少しでも長く身支度ができて、早く帰れることを考えると、家賃が数千円高くても今の部屋にしてよかった!(ななこさん/駅から徒歩4分・家賃10.8万円)

2

【将来を見越して妻の実家近くに】
彼の実家と私の実家の中間地点にしようと話していたけれど、子育てのサポートを受けることを考えて、私の実家の近くにこだわりました。私の実家に近い方が家賃は高くついたけど、実家から徒歩10分の場所なので、何かあれば母が自転車で飛んできてくれて助かっています(mamioさん/駅から徒歩8分・家賃8.5万円)

「近さ」にこだわらなかった

3

【自転車があればOKと思ったけれど…】
駅から少しくらい遠くても自転車を使うから大丈夫と思って、少し家賃が安めの部屋を選びました。でも妊娠したらタクシーに乗ることも増えたので、かえって高くついているかも(ももこさん/駅から徒歩13分・家賃9.5万円)

4

【駅から遠くても路線バスが便利】
駅から遠くても路線バスが充実しているエリアを選んだら、思った以上に暮らしやすかった。バス停までは徒歩わずか2分。バスに乗っている時間は10分くらいだけど、SNSチェックをしたりと時間を有意義に使えます(cindyさん/駅から徒歩20分・家賃8.8万円)

【広さ】部屋、収納、キッチンetc.の広さは譲れない!

家賃が上がっても「広さ」にこだわった人は29.4%

広さ

部屋の広さも家賃のアップダウンに大きく影響するポイント。狭い部屋より広い部屋の方が家賃は上がります。

ただし、物件データや間取り図に記載されている○平米、○畳などという数値だけでは判断できないので注意が必要。データ上は広くても、収納スペースが少なければ、収納家具を置くことになったり、窓やドアが多いなど家具が置きづらい間取りだったりすると、実際に使えるスペースとしては少なくなることもあるからです。

また、リビングは広いけれど寝室が狭すぎるなど、スペースの配分が合わないとせっかくの広さを生かしきれず無駄にしてしまうこともあるので注意。

さらに、夫婦ふたりともリモートで仕事することがあるなら、狭くても個室が多いと便利なこともあるので、部屋数と広さはよくチェックしましょう。

「広さ」にこだわった

1

【子育てを視野に入れて広い部屋に】
すぐに子どもが欲しかったので、思いきって広めの部屋にして正解。思った以上に物が増え、あっという間にスペースを占領されているので、狭い部屋にしていたら大変だったかも(よっしぃさん/85平米・家賃13.8万円)

2

【リモートワークしやすい広さに】
家で仕事をすることが増えたので、会社から遠くても広々と暮らせる所を選んでよかった。狭い部屋で1人暮らしをしていたときは、いつもカフェに行ってばかりだったけれど、今は自宅が一番快適(まいまいさん/75平米・家賃16万円)

「広さ」にこだわらなかった

3

【広くはないけれど掃除がしやすい】
駅からの近さを優先したので、広さにはまったくこだわらなかった。最低限の家具が置けて、持ち物を増やさないようにすれば、狭くても不便さはないです。狭いとむしろ掃除がしやすい(もんじゃさん/55平米・家賃16万円)

4

【オンライン会議がしづらい】
狭くても夫婦それぞれ違う部屋で仕事ができれば十分と思ったけれど、狭すぎてオンライン会議がしづらい。ふたりとも同じ時間に会議が入ったらどうしようとヒヤヒヤしています(abbyさん/58平米・家賃12万円)

【新しさ】建物、内装、設備etc.の新しさは譲れない!

家賃が上がっても「新しさ」にこだわった人は25.0%

新しさ

物件の新しさは、それほど家賃に直結するポイントではないけれど、傾向としては当然、新築・築浅物件の方が築年数の古い物件よりも家賃が高め。特に新築物件は家賃が高めの設定になることが多いようです。新婚カップルは新築にこだわる人が多い傾向にありますが、新築でなくても快適な物件にも目を向けてみましょう。

例えば、築数年の物件は、きれいに使われていれば室内をクリーニングしただけのことも多いですが、逆に築十数年たっていると、壁紙が張り替えられていたり、さらにもっと古いと床や水回り設備まで交換されていたりと、全面的にリノベーションされているケースもあります。その場合、築浅の物件よりも快適に暮らせるということもあるので、部屋の内見のときにしっかりチェックしてみて。

「新しさ」にこだわった

1

【新婚だから新築にこだわって】
せっかく新婚なのだから、新築にこだわりました。部屋と一緒にふたりの思い出を刻みたいと思い、新築限定で探して見つかったので大満足。きれいでテンション上がります(nokkoさん/新築・家賃15万円)

2

【古いけど設備と内装はリノベ済み】
築年数はとっても古いけど、設備がフルリノベーションされているというので決めました。建物の外観の古さはどうしようもないけれど、室内に入れば壁も床もピカピカ。キッチンもお風呂も新しくて快適です(わらびーさん/築23年・家賃11.8万円)

「新しさ」にこだわらなかった

3

【きれいな築浅で満足】
築5年くらいだと思いますが、前の人がきれいに使っていたようで、特に気になりません。新築の物件と迷ったけれど、こちらの方が家賃が4000円安くてよかった(ちゃめさん/築5年・家賃14万円)

4

【壁紙だけ新しくて浮いている】
築8年くらいの物件。壁紙は新しいものに張り替えられていますが、エアコンやインターホン、照明のスイッチなど設備のプラスチック部分がやや黄ばんでいるのが気になります。壁紙が真っ白だから余計に気になるのかも(マッシュさん/築8年・家賃10.4万円)

まだある!新居のこだわりポイント

宅配ボックス、ペット可、日当たりなどもポイント

まだある

ほかにも「家賃が上がってもこだわった」という回答が多かった項目としては、宅配ボックス、ペット可、日当たりのいい物件などがありました。こだわった先輩たちの声をぜひ参考に。

このポイントにもこだわりました

1

【宅配ボックス】
宅配ボックスは必須条件として探しました。以前、1人暮らしをしていたときにも宅配ボックスはあったのですが、部屋の数よりも少なく、すぐ埋まってしまって荷物を持ち帰られたことがあったので、数が十分あるかもチェックしました。今のところ毎回ちゃんと使えています(あかみーさん・家賃12.5万円)

2

【ペット可】
実家の猫を連れてきたかったので、ペット可の物件にこだわりました。ペットがいない場合より、敷金をプラス1カ月分多く払う必要がありましたが、猫のいない生活は考えられなかったので、一緒に住めるだけで満足です(MMさん・家賃11.3万円)

3

【日当たり・高層階】
子どもが生まれたら家にいる時間が長くなるだろうと思い、日当たりのいい高層階にこだわりました。明るい部屋で気持ちよく過ごせるので、こだわってよかった(なみさん・家賃16万円)

【近さ・広さ・新しさ】以外の
新婚さんのこだわりポイントは?

1位 近さ...74.5%
2位 広さ...52.3%
3位 新しさ...39.5%
4位 設備...33.6%
5位 日当たり...29.5%
6位 ペット可...25.8%
7位 デザイン性...20.2%
(複数回答)

1位の「近さ」は誰もがこだわるポイント。ところが、たとえば「日当たり」は日中家にいない人にとっては重要項目でなかったり、「ペット可」はペットを飼う予定のない人にとっては不要な条件だったりと、人によって変わるポイントも。つまり、自分たちがどんな暮らしをしたいかによって、こだわりポイントは大きく変わると言えそうです。

From 編集部

今と将来のライフスタイルを考えた部屋選びを

近さ・広さ・新しさなどにこだわって部屋を選んだ先輩たちのエピソードを見ると、満足している人は「将来を見据えて選んだ」人が多いことがわかります。今の暮らしはもちろん、数年後もそこで暮らすなら、そのときのライフスタイルもイメージすることが、成功のポイントといえそう。彼とふたり、今と将来の暮らしについてよく話し合って、大満足の部屋選びをしてくださいね。

構成・文/前川ミチコ イラスト/てぶくろ星人
※記事内のコメントは2022年10月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー68人が回答したアンケート、および2022年10月に、2年以内に結婚を機に引っ越しをした20~30代前半の男女330人が回答したマクロミル調査によるものです
※掲載されている情報は2022年12月時点のものです

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