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結婚式スタイル
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プランナーさんに聞きにくい19のこと、編集部が代わりに聞いてきました!

会場のプランナーさんはとっても頼りになる存在。ですが、聞きたいことやお願いしたいことがあっても内容によっては「わがままに思われるかも」「本音を言うのが恥ずかしい」など、質問をちゅうちょしてしまう花嫁さんもいるよう。今回はそんな花嫁さんに代わって、ちょっと聞きにくいことを編集部がプランナーさんに質問してきました!

花嫁の聞きにくいこと&言いづらいこと
プランナーさんが答えてくれました

直近2年間に結婚式を挙げた先輩花嫁さん128人にアンケートを実施。結婚式の準備中、プランナーさんに聞きにくかった質問を集め、ホテルと専門式場でそれぞれ活躍されているウエディングプランナーのお二人にお答えいただきました。

今回お話を伺ったのは……

安川様プロフィール

安川美香子さん
浦安ブライトンホテル東京ベイ バンケット営業部婚礼課 プランナー

ホテルのコンセプト『みんなの「よかった」のために。』を胸に、スタッフとのスクラムサポートで1組1組のブライダルストーリーを形にしようと日々努めている。 リクルートブライダル総研主催「GOOD WEDDING AWARD」2022年ファイナリスト。

内山様プロフィール

内山涼子さん
南青山ル・アンジェ教会 チーフプランナー

2019年よりTAKAMI BRIDALに入社。表参道にある南青山ル・アンジェ教会にて挙式のアテンダントスタッフを経験後、同教会の式場探しの方へのプランナーを主に担当している。フォトウエディングから、挙式のみ、家族会食、大人数パーティなどふたりの希望に合わせた様々な結婚式のスタイルを提案。

結婚式でやりたいこと
やりたくないことについて

1.やりたくない演出ですが、提案されると断りにくい。断ってもいい?

花嫁の手紙がやりたくない花嫁

「夫へのサプライズをかなり強く勧められて困った」「花嫁の手紙は読みたくないのに」などやりたくない演出だけど、せっかく案を出してくれたので断りづらかったという花嫁は結構いるようです。

「もちろん断っていただいていいですよ。仮にお金がかからないことだったとしても、乗り気じゃないことをやったという気持ちはずっと残りますから。断る言葉は『イメージが違います』とか『友達もやっていた演出だから』とか簡単でいいんです」とプランナーの安川美香子さん(以下、安川さん)。

プランナーの内山涼子さん(以下、内山さん)も「断ってくださっていいですよ!プランナーもおふたりが何を求めているのか知りたくて提案をしているだけかもしれません。『それはやらなくていいです』と言っていただければ、代替案を出したり、進行の工夫をしたり、他のお話をしますので」とのこと。

提案を断るのに遠慮をしたり、気をつかう必要はないようです。

2.やりたいことがありすぎてたくさん質問したいのですが迷惑にならない?

「SNSを見ているとやりたいことが多くなり、次々質問するのが申し訳なかった」「最初に出したやりたいことがダメと言われたために次の希望が言いづらかった」という声です。

「やりたいことがどんどん膨らんでくるのは、すごくいいことだと思うんです。結婚式に対して前向きで。質問は全く迷惑ではありません。胸の内にしまわれて後悔なさることの方がよほどプランナーとしては悔しい思いになりますから(安川さん)」

「興味のあることは全部言っていただいて、解消することの方が大切だと思います。それにプランナーもプロですから、どんな要望や質問でも、ある程度は聞いたり経験したりしたことがあるもの。質問されても問題ございませんのでご安心くださいね(内山さん)」

3.持ち込みのOK・NGが聞きにくい。いちいち聞いてもいい?

「予算の関係で持ち込みにしたいものが多く、聞きづらかった」と持ち込みの可否の確認は必要とわかっていても、聞きにくいことのようです。

「ぜひ確認していただきたいです。会場によっては物理的に難しかったり、リスクマネジメントのために持ち込みNGとされるものもあると思います。用意した後で、持ち込みいただけないとか持ち込み料が数万円かかる、といった話になるとお互いに困ると思いますから、早い段階で聞いてみてください(安川さん)」

「持ち込みたいものは、ぜひ事前確認をしてください。招待状は出さないつもりとおっしゃっていた方から急に『招待状出しました』とお聞きし、ゲストの集合時間も文面のルールもお伝えしていないのに、と心配になったケースも。自分で手配する際の注意点など、説明もしておきたいので、ぜひ確認を(内山さん)」

4.一度やりたいと言ってしまったことをやめたくなったら撤回してもいい?

「キャンドルサービスを希望したものの思ったより値段が高く、一度やりたいと言ったので断りづらくなった」「スタジオでの家族写真をやめたいが言い出しづらい」など一度見積りに入れた内容を撤回したいとは言いにくいもの。

「予算感というのはおふたりにとってとても大切なものだと思うので、注文内容の変更ができる期間内であれば、撤回するというのはありだと思います。プランナーも予算感が合わなければ削る方もいらっしゃるというのは理解しているので大丈夫ですよ(内山さん)」

「撤回はありです。人間なので気持ちが変わるということも当然あるでしょう。私はむしろ、撤回ありきでやりたいことをセレクトし、見積りを見ながら優先順位をつけた方が決めやすいですよ、とお伝えしています。ただし変更期限は要確認。遅れるとキャンセルできないこともあります(安川さん)」

ファーストミートって頼んでおかないとできないの?

人気演出のファーストミート。「希望しなくても普通にしてくれるものだと思っていたら、事前に言わないとダメだったらしくて、できなかった」との先輩花嫁さんの後悔談が寄せられました。

「インスタなどで多くの花嫁さんがやっている影響もあるんでしょうね。私どもの会場でもファーストミートはレギュラーではなく、ご希望に合わせてできる形を提案することになっています。近年人気になってきた演出なので、やりたい形やイメージも人それぞれなんです(安川さん)」

「当教会では挙式の本番がおふたりにとってのファーストミートなのですが、挙式前の礼拝堂で新郎の肩をたたくのをやりたい方もいれば、お支度後、控室でおふたりが顔を合わせるのをイメージしている方もいます。やりたいのなら絶対にプランナーに伝えて、内容の擦り合わせもしておきましょう(内山さん)」

事前に試したいこと
やり直したいことについて

5.ヘアメイクのリハーサルで、時間延長ややり直しはお願いできる?

ヘアメイクに悩む花嫁

「2パターンの前髪で迷っていてリハで両方試すつもりが、一つ目で時間がかかり、もう片方試すのを遠慮してしまった」と、延長ややり直しをしなかったことに後悔した先輩花嫁さんも。

「ヘアメイクリハーサルは時間が決まっていますが、ある程度の延長はやむを得ないものとしています。ただ、やり直しとなると、こちらのご提案不足であればやり直しをさせていただくのですが、お客さま都合の場合は料金が発生することはあります(内山さん)」

「美容室の担当者に次の予約が無ければ時間を長めに取ることも可能かもしれませんが、次のお客様がいたり、時間が決まっている場合は難しいですね。お客さま事情での再リハーサルは有料でお受けできます。再リハーサルの代わりに、後日、担当の美容スタッフと打ち合わせして髪型の相談をする方法もあります(安川さん)」

6.契約してから「料理の試食がしたい」というお願いはしてもいい?

「料理を試食したかったのですが、結局相談できませんでした」という先輩花嫁さんの声。試食会は人気もあり、予約を取るのが困難、という状況もあるよう。

「会場にもよると思いますが、当教会ではできます。挙式が近づいてきたら試食会を用意している会場も多いはずです。ただしフルコースで食べられるとは限りませんので、内容も確認されるといいでしょう(内山さん)」

「私どもでは成約いただいた方にご参加いただける有料の試食会を開催しておりますが、会場によって試食のシステムが違うと思いますので、それぞれ確認やお願いをしていただくのが良いと思います(安川さん)」

7.本番用の花嫁衣裳を着て、事前に歩いたりする練習ってさせてもらえる?

「ドレスで階段を下りるのが心配」「着物を羽織るだけでなく実際に着て動きを確認したかった」など、試着して動いてみたいという希望は通るのでしょうか。

「どこで練習をしたいかにもよりますね。披露宴会場の階段を使いたいという場合、使用中ならご案内できませんし、会場使用料がかかる可能性もあります。衣裳サロンでのドレスフィッティングの際に、スタイリストなどにお願いして、歩く練習をすることはできると思います(内山さん)」

「私どものホテルでは当日の衣裳を着た前撮りをお勧めしていまして、その際にドレスや着物を着たときの動き方を確認いただけます。前撮りをしない場合は、プランナーにどんなことが不安で練習をしたいのかを伝えて、相談していただいた方が良いですね(安川さん)」

お金について
(予算・見積り・持ち込み料・支払い方など)

8.どうしたら少しでも費用が抑えられるか、聞いてもいいもの?

金額が気になるカップル

「どうしたら安くなるか聞きにくかった」「削れる所はないかをもっと細かく聞きたかった」などなど、費用を抑えたいけれど言いづらいというお悩みは多くの先輩花嫁さんから寄せられました。

「安くしてもらえるかといった値引き目的で聞かれるのであれば難しいところです。一般的に契約後に割引や特典をつけることはないと思います。でも見積りの削りどころを助言してほしい、という相談でしたら、ランクを下げるとか、これは手作りしては、など提案が可能です(安川さん)」

「安くなる方法を聞くなら契約前がいいと思います。一番お得に叶えるなら、お申し込み時の交渉、ご相談の方が良いと思います。例えば来館特典で安くできたり、トップシーズンの10月を希望している方に、夏などのオフシーズンならこのぐらい金額を抑えられます、といった提案ができるのは、契約前だけなので(内山さん)」

9.見学時の見積りが最低限の内容で不安。項目を追加したいか頼んでいい?

「ブライダルフェアでもらう見積表が最低限の項目だけで、いろいろ追加してほしかったけど言いにくかった」という先輩花嫁さん。手間や時間がかかりそうなので、追加は遠慮しがちですが……。

「こちら側の手間とか面倒みたいなものは考えていただく必要はないのでお願いしていいと思います。私どもは最低限ではなくて一般的に皆さまがよくお選びになるもので見積りをお作りすることが多いのですが、見積りにいろいろ加えたいという方は多いですよ(安川さん)」

「見積りの追加はありですね。むしろ私は最低限の見積りよりはある程度アイテムを加えた見積りをお渡しして、ここからどう足し引きするか、とお話するようにしています。もともとやりたいことがあるようでしたら、金額を知っていただいた方がより詳しいご説明もできますから、言っていただいて大丈夫です(内山さん)」

10.支払いのタイミングを詳細まで知りたい。聞けば教えてもらえるもの?

「カード決済可能とは聞いたが、詳細な支払いタイミングも聞いておけば良かった」「衣裳代と会場関連費用の支払い日が別で戸惑った」など、支払いのタイミングをよくわからないままにしていた先輩花嫁さんも。支払いのタイミングについては、どの会場でも必ず契約前に説明があるはずなのですが、忘れてしまう人もいるでしょう。

「最初に説明された気もするけれど、具体的にはいつ?となっても当然なので、聞きたいタイミングで聞いていただくのが一番いいと思います。ただしカード決済については可否と併せて支払いのタイミングも確認してください。 またカード会社に口座引き落とし日や限度額も確認しておきましょう(安川さん)」

「支払いのタイミングは、特にご祝儀を頼りにしている方は必ず契約前に確認をしてください。後払いをお断りしている会場やカード払いNGの会場もあります。衣裳店の支払いについても、支払い日が会場と異なる場合があるほか、前金が必要になることもありますので、支払い方は確認しておきましょう(内山さん)」

キャンセル・延期・延長・コロナ対応について

11.ゲストの出欠判明がギリギリになりそうで見通しを伝えにくい……

欠席の返信に不安そうな花嫁

「コロナ下で、親族の出欠判明がギリギリになりそうなのを承知してもらえるか聞きづらかった」という先輩花嫁さんの声。今も花嫁さんを悩ませる問題です。

「これはもうぜひ言っていただきたいです。今は感染以外にも、海外からの帰国が間に合わないとか、待機期間がはっきりしないなど、さまざまな事情で出欠の判明がギリギリになる方はいらっしゃいます。お話しいただければ、欠席の場合はどうするか、など次のステップに話が進められます(内山さん)」

「会場によって人数変更の締め切りが違いますから、まずは事前にそれを把握しておきましょう。例えば当ホテルの場合、3日前まで人数変更可能なんです。締め切りを過ぎそうな場合も、状況や事情をお話しくださった方が、こちらも心の準備ができ、欠席の場合の進行や座席の変更についてアドバイスができます(安川さん)」

12.コロナによる延期はいつまで可能?キャンセルの場合の金額は?

「コロナで半年は延期可能とのお話がありましたが、それ以降はできないのかが聞きづらかったです」などのほか、延期の場合に追加料金が発生するのかなど、先の見えないコロナ下での日程変更に不安に駆られた先輩花嫁さんは多かったよう。

「会場によって延期可能期間は違うでしょうし、料金の規約も異なるので、確認した方が良いですね。一般的にはキャンセルにはお金がかかりますけれど、延期にはお金がかからない会場が多いとは思います(内山さん)」

「コロナでの延期やキャンセルというのは、ネガティブな話なので、契約後は聞かれてもいないのに会場側から話すべきことではないんです。ですから、気になられたら質問したほうが良いと思います。 なお、生じる料金はタイミングにより異なりますが、聞かれた場合、仮定として目安を申し上げられると思います(安川さん)」

13.感染が収まりつつあるのなら感染対策を緩めてほしいが頼んでもいい?

挙式日近くになり、感染が収束傾向と見た先輩花嫁さんの中には「コロナ対策が必要なのは重々承知しているが、ゲスト卓にパーティションが山ほど置いてあるのは嫌でした」と感染対策を緩められないか、考えた人もいました。会場には頼みにくい内容ですが……。

「その時の政府や自治体の要請に沿っての判断になります。例えば今の時点ならパーティションなしでも実施は可能ですが、会場によっても判断が違うと思います。おふたりが良くてもゲスト全員がいいと思うのかにもよりますね。希望は通るとは言い切れませんが、相談はしてみるといいのではないでしょうか。1卓4人掛けならパーティションは不要、8人掛けなら必要などの判断をされる会場もあると思います(内山さん)」

「当ホテルでは昨年の緊急事態宣言やまん延防止法の出ていた時には、千葉県の結婚式に対する対策にのっとってご案内をさせていただきました。会場ごとに考えが違うと思いますが、今はそうした制約はないので、ご希望があれば対策を緩めることは可能です。ゲスト全員にマスクはしなくてOKです、というご案内を会場が行うのは難しいでしょうが、アクリルパーティションは、ご家族単位など近しい人同士のテーブルでは強制することはありません(安川さん)」

(※取材時は2022年11月)

少人数婚について

14.予定のプランよりゲスト数が減った場合、割引が適用されなくなる?

人数変更が心配そうな花嫁

「コロナ下の結婚式で、人数減により最初のプランと比べて割引が少なくなってしまった。割引についてもっと細かく聞いておけば良かった」と、プランの人数条件の確認不足を後悔した先輩花嫁さんも。

「人数変更で適用されるプランが変わることはあります。『80名で予約していたけれど30名前後になりそう』など、人数の見通しがついたら早めに金額がどう変わるか確認していただくのがいいと思います。当ホテルは50名減ったからといって予約時の最低料金を請求することはありませんが、最低保証人数が決まっている会場もあるかもしれません(安川さん)」

「プラン適用のルールは会場によって違います。『30名パックプランなら、29名以下はプラン適用外』というケースもあれば、『1週間前の急な欠席で30名をきってしまったケースは問題なし』『コロナ感染での欠席は問題なし』などさまざまです。タイミングにもよるので、ご請求額が決まる最終契約の前に、人数がプランよりも減った場合の規約を確認した方がいいと思います(内山さん)」

15.少人数婚にこの会場は広すぎてスカスカにならないか、聞いていい?

「家族だけの少人数婚なので、チャペルや披露宴の会場が広すぎるようで心配……」という先輩花嫁さん。でもスカスカした感じになりませんか?とは聞きづらいものです。

「当ホテルの場合は家族だけの披露宴に合わせたショールームを用意して見ていただいていますが、もし少人数には大きいと思われる会場で『少人数でもできます』と案内されたときには、同じような人数の実例があるか、聞いてみるといいと思います(安川さん)」

「結婚式は規模感が大事だからこそ、確認された方が良いでしょう。例えば『少人数で検討しているんですけれども、同程度の人数で挙げられた方の実例写真やデータはありますか?』と聞いていただいたり、実例写真がない場合でも、テーブルのレイアウト例や、パーティションを使った部屋の区切り方などの提案も可能だと思います(内山さん)」

その他

16.サイトで見かけた悪い口コミ。気になるけど事実確認ってしていい?

SNSをチェックする花嫁

「悪い口コミがあると気になる」「先輩花嫁さんが抱えていた不満に対して、事実確認がしづらい」など、不安を解消できず、モヤモヤしてしまう花嫁さんもいるようです。

「不安要素があれば『それって本当ですか』などと聞いてください。事実はお伝えできますし、不安は解消した方が良いと思います。プランナー側もその方がどんな口コミを気にしていて、何が嫌なのかがわかれば、より一層注意深く接しようとスタッフ間で共有できます(内山さん)」

「聞いてみてもいいと思うんですよ。実はよろしくない口コミに限って『これ本当にうちのことかな?こんな演出やってないよね』と疑問を感じるケースもあり、口コミを参考にはしていただきたいんですけれど、うのみにするのも危ういと思うのです。疑わしい気持ちのままでいるよりは、聞いてもらった方がいいですね(安川さん)」

17.プランナーやヘアメイク、司会など担当者と合わない。交代って可能?

「あまり提案してくれないプランナーさんだった」「司会者との相性が悪かったが、チェンジを言い出せなかった結果、当日後悔した」など、プランナーさん、司会者、スタイリスト、ヘアメイク、装花などの担当者と合わず、でも別の人にしてとは言えない……というお悩み。

「変更の希望を出してもいいと思いますよ。人間と人間のことですから、仕方がないと思います。違和感を感じた時点で言った方がいいと思います。スタッフの変更希望について、担当プランナーに直接言いづらい場合は、例えばお問い合わせデスクに相談してみると伝えやすいかもしれません(内山さん)」

「会場によると思いますが、当ホテルの場合は、プランナーの変更も可能です。スタッフがもし自分と合わないと感じることがあれば、遠慮なく伝えるのが良いと思います。また、司会者の場合は打ち合わせと本番の話し方は異なるので、引っかかることがあれば、プランナーにご相談いただくと良いと思います(安川さん)」

18.打ち合わせの回数が少なくて不安。増やしたいとお願いできる?

「少人数婚だったので、打ち合わせが3回のみ」「一度しか打ち合わせがないと言われていて不安」など少人数婚の方に多い打ち合わせ回数のお悩みです。

「不安のまま当日を迎えるより、打ち合わせを増やしたいと伝える方がよいと思います。打ち合わせ回数の制限がある会場でも電話やオンラインなども使いつつ、お話しする機会をつくってもらえるかもしれません(安川さん)」

「打ち合わせの追加は担当者の予定が空いていればできるはずです。ただし会場によっては打ち合わせスペースが土日には控室になるので使えず、打ち合わせは平日のみ、というケースもあります。制限のあるなしや曜日の条件などついて、会場に確認した方が良いですね(内山さん)」

19.会場の方に選ばなかった理由を聞かれたけれど本当のことは言いづらい

「スタッフにどこがダメだったか繰り返し聞かれました」「他の会場候補は聞かれても言いにくかった」など見学時、乗り気にならない理由や、比較している会場のことは聞かれても言いにくいものです。

「見学時にこういうことを聞かれたときは、ズバリ本音を言っていただいてもいいと思いますし、逆に『お答えできません』という言い方でもいいと思います。言いづらいことだと思いますし、お客さまにとってストレスになることだったら言わなくてもいいのではないでしょうか(内山さん)」

「答えたくなければ無理することはないですよ。ただ、会場側も選んでくださると思っていたのに選ばれなかったという場合は、理由が伺いたくなるものだと思います。言ってもいいかなっていう気持ちだったらおっしゃっていただければ、プランナーや会場にとっては今後の改善の参考になるでしょう(安川さん)」

From 編集部

「言えば良かった」より「言って良かった」と思える結婚式に!

慣れないことに戸惑うことも多い結婚式準備。不安や疑問を感じながら当日を迎えるより、言いづらいこと、相談しづらいことも、なるべくプランナーさんに伝えて、モヤモヤを解消しておきましょう。花嫁さんたちが思っている以上に、プランナーさんを始めとする会場スタッフは多くのカップルの結婚準備に寄り添ってくれるプロフェッショナルです。「言えば良かった」と後悔するより、プランナーさんを信頼して「言って良かった!」と思える結婚式にしていきましょう。

構成・文/河内千春 イラスト/Sachicafe
※記事内のコメントは2022年10月に「ゼクシィ花嫁会」メンバー70人が回答したアンケートおよび、2年以内に結婚式を挙げた女性58人が回答したマクロミル調査によるものです
※掲載されている情報は2022年12月時点のものです

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