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結婚式スタイル
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“今どきの和婚”はこんなに自由!先輩花嫁のこだわり結婚式スタイル4

和婚と聞くとどんなイメージがありますか?「和装を着て、神社で厳かな雰囲気の結婚式」をイメージする人が多いかもしれませんね。でも、和婚といっても、さまざまなスタイルがあるんです。今回は先輩花嫁の実例を通して、自由で楽しい“今どきの和婚”をご紹介します。

【STYLE1_チャペル×白無垢】
怜加さん’s Wedding

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花嫁らしさのある白無垢に憧れがあった怜加さん。
「大切な友人たちの前で誓いを立てたい」と、国の有形文化財でもある元旅館の庭園内のクラシカルなチャペルで和装での人前式を挙げました。

【Question】怜加さんの和婚こだわりポイントは?

■シンプルだけど上品で華やかさを持つ白無垢を選択
「選んだ白無垢は、全体に金の鶴の刺しゅうが施されているもの。シンプルだけど、上品さと華やかさを併せ持つ一着です。髪型は地毛結いに。かっちりし過ぎず、少しふわっとした柔らかい印象になるように仕上げました。
髪飾りは白無垢の刺しゅう色に合わせて、コチョウランと赤・金色の実を使ったナチュラルな雰囲気のヘッドドレスを。小物もテーマカラーである金色で合わせることで統一感を出しました」

■演出にも「和のエッセンス」を盛り込んで
「“堅苦しくない和”を大切にしたかったので、演出でも“和のエッセンス”を取り入れることを心掛けました。
和装人前式では、結婚の誓いとしてゲストの署名が入ったダルマに目入れを行い、DIYしたペーパーアイテムには家紋を入れるなど、所々に和の要素を取り入れました。友人たちが会場の雰囲気に合う振り袖を来てくれて、和装ブライズメイドをしてくれたのも思い出に残っています」

理想の和婚を叶えるために……

花嫁

ゲストがリラックスできる空間づくりを意識しました。髪型をかっちりし過ぎないようにナチュラルな雰囲気にしたり、アイテムに和の要素を盛り込むときにも、過度にならないようさりげなく家紋をいれたり……“堅苦しくない和”を少しずつ取り入れるようにしました。

1.父と歩いたバージンロード
2.ゲストの署名入りダルマと結婚誓約書を披露
3.ヘアは地毛結いに。柔らかい印象に仕上げた
4.友人たちも和装でブライズメイド
5.友人たちに見守られながらの和装人前式

【STYLE2_神社×色打ち掛け】
愛実さん’s Wedding

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日本古来の結婚式である、和婚の成り立ちや花嫁衣裳の意味合いを知っていくうちに、どんどん和婚の魅力にはまっていった愛実さん。和装で人生の一大イベントを迎えたい、ご招待した人生の先輩方にも楽しんで頂ける式にしたいと和婚を挙げました。

【Question】愛実さんの和婚こだわりポイントは?

■運命を感じた色打ち掛けを身にまとって
「当初は白無垢をと考えていましたが、試着していく中で、鶴や松などが背中に刺しゅうされているミントグリーンの色打ち掛けに出会いました。大人っぽくて上品、それでいてゴージャスなデザインに運命を感じました。ヘアアクセサリーは、色打ち掛けにある色に合わせて、ドライフラワーのアジサイ、カスミソウ、ユーカリなどシックでクラシカルな色みでDIYしました」

■自分の得意を生かしておもてなし
「ゲストとアットホームな時間を過ごしたかったので、あえて大々的な演出は盛り込まず、受付で参加してもらうサンドセレモニーなど、ゲスト参加型の式にしました。ハーバリウムコーディネーターの資格を持っているので、私の結婚式でハーバリウムを知ってもらい、手作りの良さを伝えるきっかけにしたくて、引出物はゲスト一人一人をイメージしてDIYしたハーバリウムとハーバリウムボールペンを渡しました。装花は花の種類も細かくオーダー。装花や装飾にもとことんこだわりました」

理想の和婚を叶えるために……

花嫁

感性を磨いて自分のイメージをどんどん膨らませていくことを大切にしました。もちろん、規模感や費用面は後から考える必要がありますが、“新郎新婦もゲストも笑顔と涙ありの素敵な日になるためには……”と考えながら準備を進めていきました。

1.折り鶴シャワーでゲストたちに祝福されて
2.シックな雰囲気のヘアアクセサリーは、色打ち掛けに合わせてDIY
3.一人一人をイメージして作ったハーバリウムボールペン
4.ゲストにも参加してもらい完成させたサンドセレモニー
5.ハンドメイドのウエディングピローは和を意識して

【STYLE3_チャペル×白無垢】
ななみさん’s Wedding

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チャペルでウエディングドレスを着て挙式することに少し恥ずかしさを持っていたという、ななみさん。Instagramで見掛けた和装の投稿に心奪われ、和婚に憧れを持つようになったそう。

【Question】ななみさんの和婚こだわりポイントは?

■新婦は華やかな白無垢、新郎はタキシードと和洋ミックス
「全体にシルバーの刺しゅうが施された白無垢は即決でした。掛け下にも同じ刺しゅうが入っており、これまで持っていた白無垢のイメージを覆すほどでした。夫も元々は袴を着る予定でしたが、会場が和洋どちらでも似合う場所だったので、タキシードを選び、和洋ミックスに。挙式ではぴたっとまとめたヘアスタイルでアクセサリーも控えめに。披露宴ではゴールドのヘアアクセサリーを着け、華やかにしました」

■和婚の伝統を感じられる演出も盛り込んで
「会場の天井に美しいクジャクの刺しゅうが施されており、『ブーケや会場装花にもクジャクを取り入れたい』とプランナーさんに伝えました。ブーケはクジャクとキジの羽などとプロテアの花をミックスしたものに。厳かな雰囲気で、かしこまり過ぎずに挙げた和洋ミックスの挙式は、私たちらしい挙式になったと思います。和婚ならではの“三三九度”や“扇の儀”、手作りした結婚証明書に母印を押す演出も。ピアノの生演奏の中で行った“縁の契り”は本当に素敵でした」

理想の和婚を叶えるために……

花嫁

結婚式全体のイメージを“落ち着いたおしゃれなものにしたい”と思っていました。ブーケ以外に、装花にもクジャクを取り入れてもらい、当日のBGMもシネマミュージックやjazzをメインに洋楽でまとめるなど全体の雰囲気に統一感を出しました。

1.奥に緑が広がるチャペルで和洋ミックスの人前式
2.挙式ではぴたっとまとめたヘアに、ドライフラワーのアクセサリーをあしらって
3.ピアノの生演奏の中で行った“縁の契り”
4.クジャクをイメージしたブーケはインパクト大
5.全体にシルバーの刺しゅうが施されたおしゃれな白無垢

【STYLE4_ホテル神殿×引き振り袖】
文里さん’s Wedding

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神社で巫女の経験がある文里さん。婚礼の手伝いをする中で、“三三九度”や和傘など和婚にまつわる演出やアイテムに触れ、「自分も結婚式は和婚にしよう」と心に決めていたそう。

【Question】文里さんの和婚こだわりポイントは?

■思い出の場所である椿山荘の神殿で挙式
「選んだ会場は、見学した瞬間から心をつかまれたホテル椿山荘東京の神殿『杜乃宮』。実は、椿山荘という場所は、家族が集まる際に幾度となく訪れていた場所で、大好きな祖母との思い出の場所でした。挙式が行われた12月は、紅葉がきれいで大きな窓から光が差し込み、まるで神様に祝福されているかのように感じました」

■三代受け継がれた大切な引き振り袖を身にまとって
「身にまとったのは、祖母から母へ、そして私へと三代受け継がれた引き振り袖。白無垢や色打ち掛けも試着してみましたが、小さい頃から目にしていた引き振り袖への思いが強く、引き振り袖を選びました。髪型は憧れていた文金高島田に。引き振り袖の色みに合うサンゴのかんざしを挿しました」

理想の和婚を叶えるために……

花嫁

自分が「こうしたい!」というのを周りに伝え、人生の先輩たちから、たくさんアドバイスをもらって実現することが大事だと思います。私もざっくりと和婚のイメージを持っていただけでしたが、周りの方々のアドバイスや支えによって、イメージ通りの式を挙げることができ感慨深かったです。

1.大きな窓から光が差し込む神秘的な神殿
2.小さい頃から憧れていた、祖母・母も着用した引き振り袖
3.神社で巫女の経験がある新婦。“巫女の舞”はゲストからも好評
4.夫婦で杯を交わす“三三九度”
5.新婦母との“紅差しの儀”

From 編集部

今どきの和婚はこんなに自由で楽しい!あなたらしい和婚を叶えてね

いかがでしたか?和洋ミックスの衣裳やチャペルでの人前式など、イメージしていた和婚よりずっと自由で楽しい実例がたくさんあったと思います。
挙式の場所によって制限がある場合もあるけれど、「こんなこと和婚ではできないのではないかな」なんて諦めたりせず、まずはプランナーさんに相談してみて。自由なアイデアや理想を盛り込んだ、あなたらしい和婚をぜひ叶えてくださいね。

取材・文/RIE☆ D/mashroom design 構成/間宮 愛(編集部)
※掲載されている情報は2021年4月時点のものです

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