【色打ち掛けSNAP】人気の「赤」が和装花嫁に選ばれる理由って?
和装花嫁といえば鮮やかな色使いが美しい色打ち掛け。中でも、一番選ばれている人気カラーが“赤”なんです。どうしてそんなに赤が花嫁に支持されているのか?今回は、その理由を解説。卒花さんの赤色打ち掛けSNAPもぜひ参考にして。
花嫁に「赤」の色打ち掛けが支持される3つの理由
【華やかさがあり顔が明るく見える】
赤は、結婚式の主役である花嫁の存在感を存分に引き出す色で、顔周りをパッと明るく見せる効果も。また、昔からお祝いのシーンで使われており、日本らしさや伝統を感じさせてくれる和装でこそ纏いたいカラーでもあります。
【母・祖母からも高支持】
花嫁の和装姿を一番喜んでくれるのは、きっと花嫁の母や祖母。自分も同じように色打ち掛けを着た経験があれば、喜びもひとしお。特に赤の色打ち掛けは、今も昔も「花嫁らしさ」を感じさせる安心と信頼の定番色なのです。
【流行に左右されない】
洋服の流行が目まぐるしく変化するのに比べて、和装の流行は時代レベル。大正ロマン、昭和レトロなど、古さがむしろ魅力になります。しかも赤は王道中の王道。親子3代でも着られるほど、時を経ても色あせない色なのです。
「赤」の色打ち掛けを選んだ卒花SNAP6
人生の節目で選んできた赤を結婚式でもセレクト
やや朱色がかった明るい赤に、白い鶴とゴールドのモチーフがよく映える色打ち掛け。白い掛け下と小物で襟元をすっきり見せることで、打ち掛けの華やかさが一層引き立つコーディネートが正解。ロケーション撮影では、緑の背景に赤い和傘を差すショットも文句なしの相性!
「赤」を選んでどうだった?
七五三、成人式でも赤い着物を着ました。それが母にとって感慨深かったようで喜んでくれました。赤の色打ち掛けには、自分が主役じゃないと着れない華やかさがあると思います。(@hikari_wd1215 さん)
流行関係なく、時代を経ても色あせないのが魅力
パキッと目が覚めるような鮮やかな朱赤に、四季の草花の刺しゅうやゴールドの流水模様が描かれた色打ち掛け。絹素材と金糸の、それぞれニュアンスの異なる光沢感が、明るい照明にも自然光の柔らかな光にも映えて、存在感抜群!柄行きが全体に入っているので、全身どこから見ても艶やか。
「赤」を選んでどうだった?
一番豊富に揃っていたのが赤の色打ち掛け。華やかで可愛らしさもあり、誰にでも似合う色だと思いました。流行に左右されず、いつまでも新鮮な気持ちでアルバムを見返せるなと感じています。(SAORIさん)
ひと目で伝わる特別感!新郎の隣でよく映える色使い
袖には花車、背中には鶴やボタンなど、全身にさまざまなモチーフが描かれた華やかさ満点の色打ち掛け。地色は紅がかった赤が徐々に薄まっていく、ぼかしの技法によるグラデーション。色打ち掛けが、花嫁のためだけに仕立て上げた特別な衣裳であることを実感させる贅沢な一枚。
「赤」を選んでどうだった?
華やかさと、パッと目を引く色使いに惹かれました。赤は赤でも地色がグラデーションになっていて、隙間なく柄が入ったデザイン。黒の紋付き袴の新郎の隣では赤が映え、選んでよかったと思いました。(popoさん)
一番好みの色に出会えたとっておきの色打ち掛け
しっとり落ち着いた色合いの深い赤が、女性らしさを感じさせる色打ち掛け。落ち着いた地色に対し、贅沢に金箔(きんぱく)を施した亀甲文様や立体感のある鶴の刺しゅうでゴージャス感も演出。梅やナデシコなど、小ぶりのお花モチーフが多く描かれ、コーディネート次第でキュートな雰囲気にもなれる。
「赤」を選んでどうだった?
色みの違う赤のほか、オレンジ、ベージュなど暖色系を検討した中で、この色打ち掛けが一番自分好みの色合いでした。金色で鶴の刺しゅうがされているところも気に入っています。(ゆいさん)
幻想的な珍しい柄と色使いにゲストの視線も集中!
唐草や宝相華(ほうそうげ)が描かれたエキゾチックな雰囲気の柄行きが印象的。地色は赤~濃いピンクのマーブル調のグラデーション。王道の赤という華やかさがありつつ、個性も演出。グリーン系がポイントで使われているので、髪飾りや小物の色をリンクさせるコーディネートも素敵。
「赤」を選んでどうだった?
真っ赤ではない色みが私の肌色になじみ、いろいろ試着した中で一番顔色を明るく見せてくれました。華やかな柄も気に入っていて、ガーデンの緑にもよく映えました。(シーナさん)
母一押し! 顔映りの良さも決め手の運命的な一着
花嫁ならではの初々しさ、若々しさ、華やかさ、上品さ、それら全てがぎゅっと詰まったお手本のような赤い色打ち掛け。肌色が暗めの人はトーンアップ、色白の人は白さが際立つ絶妙なカラー。キュートにも大人っぽくもなれ、着る人を選ばないデザイン。愛され花嫁になれること間違いなし!
「赤」を選んでどうだった?
広い会場を選んだので、どこから見ても存在感がある華やかな衣裳が希望でした。日本人の肌になじみが良い朱赤で肌が明るく見え、試着時に母が「絶対赤!」と勧めてくれました。(まふぱんさん)
あなたはどの「赤」が好き?
多彩な色打ち掛けの赤から花嫁におすすめの6色をご紹介
●朱色(しゅいろ)
黄みがかったオレンジ系の赤。肌なじみが良く、はつらつとした印象を与える色。
●紅緋(べにひ)
明るく鮮やかな王道の赤。初々しさと華やかさを兼ね備えた存在感のある花嫁に。
●唐紅(からくれない)
濃い紅色。やや桃色がかったパステル調。優しく柔らかな表情に見せてくれる。
●深緋(こきひ)
しっとり落ち着いた濃いめの赤。紅色。たおやかで大人っぽいイメージの色。
●茜色(あかねいろ)
茜草の根で染めたやや暗めの赤。暖かみがあり、特にオータム系の肌に合う。
●蘇芳(すおう)
黒みを帯びた赤。レトロな印象を与えるアンティーク調くすみカラー。
From 編集部
あなたにも似合う「赤」がきっとある!
もしも衣裳選びで迷ったら、赤を選んでおけば間違いなし!そう言い切ってしまっても大げさではないほど、赤は誰にでも似合う万能カラー。そして、どこから見ても柄がアピールできる色打ち掛けは、存在感と華やかさでは文句なしの衣裳。多くの和装花嫁が赤い色打ち掛けを選ぶ理由、伝わりましたか?
取材・文/田中英代(Blue Ladybird) 監修/金田恵理子 構成/小堀そら(編集部)
※記事内のコメントは2021年1月に「ゼクシィ花嫁会」メンバー29人が回答したアンケートによるものです
※掲載されている情報は2021年3月時点のものです
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