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「”赤以外”が私らしい!」色打ち掛け★卒花のおしゃれ和装実例11

色打ち掛けと言えば「赤」が定番ですが、ほかにも魅力的なカラーはたくさんあります。そこで、今回は「赤以外」の色打ち掛けを選んだ卒花たちの晴れ姿をご紹介。赤にも負けない華やかなタイプから、王道とは一線を画す個性派まで、多彩なバリエーションをお届けします!

【淡い地色の色打ち掛け】

Case01. 銀×ピンク×水色/N.Tさん

N.Tさん

銀がベースの落ち着いた配色に、全面にほどこされた繊細な白糸の刺しゅうが引き立ち、贅沢な気分を味わえる一着。円形の柄の水色や、ふきのピンクといった差し色のかわいらしさにも目を引かれたそう。

●着用シーン/家族での食事会

選んだポイントは?

N.Tさん

親の勧めで最初は赤も着てみましたがしっくりこず、落ち着いたカラーを探していたところこの一着にひと目ぼれ。成人式に買ってもらった草履と伊達襟も使いたく、それに合う色だったというのも選んだ理由です(N.Tさん)

Case02. ピンク/rrrriisssaaaさん

rrrriisssaaa

光沢のある淡いサクラ色にピンクの濃淡で描かれたサクラの花々が舞うような柄が可憐。かわいらしい色合いながらもピンク一色でまとめられているので、洗練された印象も。

●着用シーン/前撮り

選んだポイントは?

rrrriisssaaa

もともとサクラ色が大好きだったので選びました。また、淡いピンクはあまり人とかぶらない珍しい色合いだったことも決め手です(rrrriisssaaaさん)

Case03. ピンク/まほちいさん

mahochi_weddingさん

鶴や梅などの古典柄が、ピンクをベースに、ゴールド、赤、グリーンといったカラフルな色合いであしらわれた色打ち掛け。柄が小さめで色も淡いトーンなので、キュートな印象を与え、動きのあるポーズもしっくり。

●着用シーン/前撮り

選んだポイントは?

まほちいさん

もともと赤は似合わないと思っていたのと、好きな色がピンクだったので、自然にピンクの色打ち掛けを選んでいました。裾や袖の“ふき”も濃いピンクがアクセントになっていたのも素敵だと思いました(まほちいさん)

Case04. 水色×オレンジ/MAIさん

MAIさん

淡い水色にビビッドなオレンジが差し色になった一着は、洋館やグリーンの多い屋外での撮影にもなじむ、ナチュラル感に引かれて選んだ。菊模様を中心とした丸みのあるデザインもかわいらしく、自然な表情の写真をたくさん残せた。

●着用シーン/前撮り

選んだポイントは?

MAIさん

パーソナルカラーがサマータイプで、鮮やかな色よりも淡い色が肌に合うため、選択。水色はもともと好きですが、前撮りという特別な機会だったので、普段着ないオレンジに、挑戦してみました(MAIさん)

Case05. 黄緑/@y_wdg227さん

@y_wdg227さん

グリーンっぽくもあり、ゴールドっぽくも見える黄緑は、グリーンが持つナチュラル感とゴールドの持つ華やかさ、どちらも表現できるのが魅力。裾へいくにしたがって柄が色鮮やかになり、寄りと引きで印象が変わるのも素敵。

●着用シーン/前撮り

選んだ決め手は?

@y_wdg227さん

成人式や卒業式で赤い振り袖を選んだので、赤以外の和装をしてみたいと思っていました。前撮りでの着用だったので、写真で見て鮮やかに映えるというのも黄緑を選んだ理由です(@y_wdg227さん)

Case06. クリーム色/ほーちゃんさん

ほーちゃん

地色の白に近いクリーム色に、カラフルな模様がいくつも躍るように描かれていて、とても軽やかでハッピーな印象。掛下や半襟、小物は淡いピンクで統一し、どこまでもスイートなコーディネートに。

●着用シーン/前撮り

選んだポイントは?

(ほーちゃんさん)

SNSで見つけてひと目ぼれしました! 七五三から卒業式までいつも赤の着物だったので、違う色がいいと思ったのも選んだ理由です(ほーちゃんさん)

Case07. グリーン×金/内田早紀さん

内田さん

スモーキーな淡いグリーンのベースに、花や草花、鶴といった模様が鮮やかに描かれていて、顔まわりもパッと明るく、軽やかな印象。古典柄のため、程よい大人の品も漂うところもお気に入り。

●着用シーン/前撮り

選んだポイントは?

内田さん

成人式で真っ赤な振袖を着たので、違う色に挑戦してみたいと思っていました。実際に見比べて、自分の肌の色や雰囲気に合うと感じたものを選びました(内田早紀さん)

Case08. 白/yunyanさん

yunyan

白地に多彩なパステルカラーの大きな花々が大胆に咲いた一着は、スタジオのセットにも負けない華やかさ。古典的なタイプよりも、今の年齢だから着られる現代風の装いがいいなと思ったのも選んだ理由。ハットを合わせて、よりポップに着こなした。

●着用シーン/前撮り

選んだポイントは?

yunyan

和装でも現代的であること、また誕生日が6月で撮影も6月だったので、柄にアジサイがあったこと、そして色打ち掛けには珍しいチューリップがあしらわれていたのも選んだポイントに。また、肌が白いので白地のものが似合うという母にもらったアドバイスも理由の一つです(yunyanさん)

【深い地色の色打ち掛け】

Case09. 紺色/natsukiさん

natsuki

しっとりとした紺色に白いボタンのみが描かれたシンプルな柄と押さえた色みがとてもシックで、どこか“洋”の印象も。くすみカラーで統一した会場装飾にも溶け込み、今のトレンドを感じさせる和装姿に。

●着用シーン/披露宴2着目

選んだポイントは?

natsukiさん

あまり人とかぶらない色みのものを探していました。袖を通したとき、「これだ!」とピンと着たのがこの色打ち掛け。ボタンの柄や山吹色がアクセントになっているところにも引かれました(natsukiさん)

Case10. 紫/ミホさん

ミホさん

品の良さとあでやかさを併せ持つ深い紫に、藤の花をはじめとする花々が風にそよぐように描かれた柄がとても優美。後ろ姿の全面刺しゅうがまるで絵画のような趣なのに対し、胸元の柄は控えめに描かれて、華やか過ぎず、大人の魅力に満ちた和装スタイル。

●着用シーン/前撮り

選んだポイントは?

ミホさん

もともと紫が好きで、さらに好きなお花の藤と桜が描かれていたからです。後ろ姿が全面刺しゅうで華やかだったのもお気に入り。母が「とても似合っている」と嬉しそうだったのが決め手です(ミホさん)

Case11. 紫/ゆーみん@m_y621_さん

ゆーみん@m_y621_さん

どこかレトロな印象を与える紫の色みが京都の街並みにしっくり。鶴やさまざまな花模様が比較的大きめに描かれていることで、顔まわりもパッと明るい印象に。彩りも豊かで華やかさもひときわ。

選んだポイントは?

ゆーみん@m_y621_さん

私が好きなアイドルと彼が好きなサッカーチームのテーマカラーが紫だったので、色打ち掛けも紫で探しました。お花いっぱいのかわいらしい柄と、ピンクの差し色もお気に入りです(ゆーみん@m_y621_さん)

From 編集部

色打ち掛けも自分らしく、妥協なく選ぼう

色合いも柄も、コーディネートの仕方も幅がどんどん広がっている色打ち掛け。王道も素敵ですが、自分にしっくりくる、または好みにぴったり合う一着を選びたいもの。ぜひあなたらしい和装を実現してくださいね。

構成・文/小松ななえ 
※掲載されている情報は2022年2月時点のものです

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