式場・ゲストハウス/ホテル/レストラン…etc.結婚式会場の基本5タイプ！
結婚式といえば、専門式場やホテルを思い浮かべる人が多いと思いますが、実はそれ以外にも素敵な会場はあるんです。メインは、式場・ゲストハウス、ホテル、レストラン、挙式会場、船上・パーティスペースの５タイプ。それぞれの特徴を知り、ふたりにぴったりな会場を見つけてください。
［式場・ゲストハウス］
結婚式のために造られた専門の施設
どんなウエディングができる？
■式場・ゲストハウスの特徴
和洋どちらにも対応できる老舗の結婚式場から、ガーデンなどを備えた邸宅風のゲストハウスまで、さまざまなタイプがあります。結婚式のために造られた会場なので、挙式会場や披露宴会場のほか、控室や写真室、更衣室といった設備も充実。ゲストハウスは基本貸し切りのため、わが家にお招きする感覚でゲストをもてなすことができます。
■こんなウエディングが叶う！
結婚式に精通したスタッフが、ふたりの希望に応じた結婚式をコーディネート。トレンドを踏まえた演出や装飾を提案してくれるスタッフも多く、非日常感あふれる一日が叶えられます。正統派の結婚式なら式場、おしゃれ感を求めるならゲストハウスなど、バリエーションに富んだ会場のラインアップも魅力です。
この会場タイプを選んだ理由
［専門式場を選んだ理由・よかった点］
エントランスから館内に至るまで、非日常感にあふれていてひと目で気に入りました。特典や値引きもあり、料金的にもお得感がありました。
［ちょっぴり意外だったこと］
料理に関しては、正直レストランやホテルにはかなわないかも？という印象を持っていましたが、実際には専属のシェフがいて、おいしい料理を提供してくれました。（ぱるかさん）
［ゲストハウスを選んだ理由・よかった点］
貸し切り使用ができるゲストハウス。ガーデンも備え、アットホームで楽しいひとときを過ごせました。
［式を挙げてみて分かったこと］
100％プライベートな空間だったので、両家のゲスト同士の交流も自然に発生。初対面の人たちが、一緒に写真を撮ったりしていたのもいい思い出です。（MINOさん）
こんなニーズに対応！
□非日常感あふれる場所で結婚式を挙げたい
□オリジナリティーあふれる結婚式がしたい
□プライベート感を大事にしたい
□自由度の高い装飾や演出をしたい
□トレンドを踏まえた演出や装飾を提案してほしい
□ガーデンやプールといったプラスアルファの施設も使いたい
□貸し切りでゲストとワイワイ楽しみたい
□ゲストがリラックスできる空間を希望している
［ホテル］
洗練されたサービスが持ち味。宿泊も可能
どんなウエディングができる？
■ホテルの特徴
洗練された雰囲気と質の高いサービスが特徴のホテル。宿泊や食事ができる施設を備え、さまざまな人々が行き交う空間でもあります。大型ホテルの場合は、大小のバンケットを備えていて、多人数から少人数まで細かく対応。宿泊施設が整っているため、遠方ゲストはもちろん、新郎新婦が式前日や当日、ゆっくり泊まってくつろぐことも可能です。主要駅から近いなど立地のよさもメリットの一つといえるでしょう。
■こんなウエディングが叶う！
ゴージャスで華やかなムードに包まれた“正統派の結婚式”を求めるふたりに。格式とホスピタリティーあふれるサービスで、主賓クラスの上司や年配のゲストをお招きする際にも安心です。料理に定評のあるホテルも多く、フレンチをはじめ、和食や中華、折衷料理などさまざまなコースが用意されていることが多いので、好みに合わせて選びましょう。
この会場タイプを選んだ理由
［ホテルを選んだ理由・よかった点］
老舗ホテルならではの安心感がありました。豪華な雰囲気に憧れがあり、料理や行き届いた接客にも大満足。
［ちょっぴり意外だったこと］
ホテル＝かしこまった雰囲気になるかなと思いましたが、装飾や演出でアットホームな雰囲気は十分つくり出せると思いました。ただし特別な絨毯（じゅうたん）が使用されていたため、室内でのブーケトスやフラワーシャワーはNGでした。（香菜子さん）
［ホテルを選んだ理由・よかった点］
ラグジュアリーな雰囲気に惹かれました。また、さまざまなゲストをお迎えするので施設の充実も大切。遠方ゲストが宿泊できることや空港からのアクセスのよさも決め手に。
［ちょっぴり意外だったこと］
ホテルのチャペルは狭いという印象がありましたが、実際には独立型で広々。窓越しに海が見え、都心に近いのにリゾート感も味わえました。（千春さん）
こんなニーズに対応！
□遠方からのゲストが多いので、宿泊できることが条件
□知名度や格式にこだわりたい
□トラディショナルな雰囲気の結婚式に憧れている
□洗練されたサービスでゲストをもてなしたい
□婚礼料理にこだわりたい
□上司や年配ゲストも安心して呼べる場所であること
□100人以上の多人数ウエディングを希望している
□10人前後の少人数ウエディングを希望している
［レストラン］
おいしい料理と自由度の高さが魅力
どんなウエディングができる？
■レストランの特徴
レストランの最大の魅力は、何といってもおいしい料理を楽しんでもらえること。店によってはシェフと相談しながらメニューを細かく決めていくことも可能です。貸し切り使用や演出、持ち込みについても相談に乗ってもらえます。控室や更衣室などの有無は店によって異なりますが、チャペルを備えた会場もあるので、見学時に必要な設備を確認しておくと安心です。
■こんなウエディングが叶う！
少人数でアットホームに、料理や歓談を楽しみたいというカップルにおすすめ。雰囲気や建物もレストランの魅力の一つなので、ふたりが思い描くイメージに合ったお店を探しましょう。建物の構造上、レイアウトを大きく変えるのは難しいものの、装花や装飾でふたりらしいアレンジを加えることは十分可能。料理を絡めたパフォーマンスや演出も楽しそうです。
この会場タイプを選んだ理由
［レストランを選んだ理由・よかった点］
少人数でアットホームに行いたくて、こぢんまりした会場を希望。さらに遠方客が多いため、地元食材を使ったメニューが味わえるお店にしました。料理のバリエーションが豊富なのもレストランの魅力です。
［式を挙げて改めて実感したこと］
想像以上に料理がおいしかったことです。結婚式を終えて数カ月たちましたが、今でも毎月レストランを訪れて食事を楽しんでいます。（美穂さん）
［レストランを選んだ理由・よかった点］
アクセス重視で探していたところ、落ち着いた雰囲気のレストランに行き着きました。料理の味はもちろん、ワインへのこだわりも嬉しいポイント。高級価格帯のレストランだったので、サービスにも期待しました。
［なるほど！と思ったこと］
レストラン営業は平日のみということだったので、式を挙げる休日は貸し切り使用が可能でした。（あきらさん）
こんなニーズに対応！
□おいしい料理やワインでもてなしたい
□家族や親しい友人を招き、プライベートな時間を過ごしたい
□食事と歓談中心のアットホームな結婚式がしたい
□貸し切りで、カジュアルな結婚式を楽しみたい
□自由なプログラムでふたりらしい結婚式を行いたい
□持ち込みや手作りを考えているアイテムがある
［挙式会場］
神社やチャペルで“挙式のみ”。会食は場所を変えて
どんなウエディングができる？
■挙式会場の特徴
同じ会場で「挙式＋披露宴」を行う一般的な結婚式ではなく、神社やチャペル、教会などで挙式のみを行うスタイル。衣裳や撮影などは自分で手配しなければいけない場合もありますが、挙式料だけなら５万～20万円程度（神社挙式の場合は「初穂料」として納める）で済みます。式後は場所を変えて会食を楽しんだり、「挙式＋撮影」というスタイルを選ぶカップルも。
■こんなウエディングが叶う！
家族にゆかりのある神社などで誓う挙式は感動的で心に残るもの。家族など近しい人たちに見守られながらの「庭参進」といった厳かなシーンに憧れる人も多いようです。挙式後に会食や披露宴を楽しむことも可能なので、挙式会場やプロデュース会社などにアレンジを相談してみましょう。
この会場タイプを選んだ理由
［挙式会場を選んだ理由・よかった点］
神前式に憧れていたこともあり、挙式は神社で厳かに執り行いました。ちなみに披露宴は隣接する料亭で。ふたりらしいスタイルで誓えてよかったと思います。
［式を挙げてみて分かったこと］
何かと融通を利かせてもらえたこと。当日は式には出席せず、「余興のみ協力」という方もいたのですが、待機中の控室やお手頃価格のオードブルなどを用意してもらえました。（舞さん）
こんなニーズに対応！
□神社仏閣、教会など厳かな場所での挙式に憧れている
□家族などごく近しい人に見守られながら挙式をしたい
□家族と“誓いの感動”を分かち合いたい
□ふたりだけで挙式をしたい（写真だけ撮りたい）
□挙式にあまりお金をかけたくない
□キリスト教や神道、仏教など、大事にしている宗教がある
□挙式と披露宴を別々の会場で行いたい
［船上・パーティスペース］
二次会などカジュアルな式やパーティに
どんなウエディングができる？
■船上・パーティスペースの特徴
客船を貸し切り、クルージングを楽しみながら行う船上ウエディング。レストランやダイニングを備えた船なら、そのままパーティも楽しめます。一方、1.5次会や二次会スタイルを希望するカップルにはパーティスペースもおすすめ。レイアウトや演出、持ち込みなどが比較的自由なので、ふたりらしいアレンジが可能です。
■こんなウエディングが叶う！
人とはちょっと違う、スペシャルな一日を味わえる船上ウエディング。青い海をバックに撮影を楽しんだり、非日常感あふれる時間をゲストと共有することができます。パーティスペースは、普段のふたりのままゲストと一緒にワイワイ楽しみたい人に。立食パーティやライブなど、自由なウエディングシーンを叶えることができそうです。
こんなニーズに対応！
□人とは異なる結婚式スタイルに憧れがある
□非日常感が味わえる結婚式を行いたい
□肩肘張らないアットホームな結婚式にしたい
□友人を大勢招待し、ワイワイ楽しみたい
□立食パーティなど、カジュアルなスタイルで楽しみたい
□オリジナリティーあふれる演出やプログラムを取り入れたい
□1.5次会や二次会の会場として利用したい
From 編集部
じっくりリサーチし、ふたりにぴったりの会場を見つけて！
５つのタイプの会場を紹介しましたが、ふたりの感性に合う会場は見つかりそうですか？好みやインスピレーションも大事ですが、呼びたいゲストの顔触れや人数、ふたりがこだわりたいことなど、会場を選ぶ際のポイントはいろいろ。まずはじっくりリサーチし、実際に足を運んで判断してくださいね。
構成・文／南 慈子 イラスト／pai
※記事内のコメントは2024年4月に「ゼクシィ花嫁会」メンバー64人が回答したアンケートによるものです
※掲載されている情報は2024年6月時点のものです
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