知っていれば楽勝! 先輩たちが最後まで悩んだ式準備7つのブラックホール
「もっと、早くにやっておけば良かった……」。挙式直前になって、そんな後悔の声を漏らしてしまった先輩花嫁たちの、最後まで悩んだ結婚式準備って何? 多くの人が悩んだベスト7を発表しましょう。〈何が〉〈どうして〉大変だったのか、知っておけば楽勝です。
〈最後まで悩んだ1位〉BGMを決められない↓ブラックホール↓
BGMは、ウエディングを演出する大切な要素。音楽一つでワクワクしたり、リラックスしたり、感動したり、気分まで変えてしまうもの。それだけにシーンに合った選曲は音楽好きカップルも、音楽に疎いカップルも、みんな頭を悩ませていた。
《悩みポイント》
・30曲から40曲選ぶという多さに圧倒されて悩む
・場面ごとの選曲に悩む
・どのフレーズを使うか悩む
《解決策》
・早い時期から「いいな」と思った曲はメモ
・結婚式の流れをイメージしながら、必要な曲調をリストアップ
こんなブラックホールも!
結婚式にふさわしくない歌詞が使われていないか、洋楽もJポップも総チェックするのが大変。結局、彼と徹夜作業に……(こりさん)
結婚式の約1カ月前、会場より「BGMを20曲から30曲を選曲し、流す順番通りに並べたものを2週間後に持ってきてください」と言われて……。他の準備とも重なって、予想外の大仕事に大わらわ。BGMの提出方法や時期は事前確認を!(こっこさん)
〈最後まで悩んだ2位〉エステに大慌ての↓ブラックホール↓
つい後回しにしてしまいがちなのが、エステ。「節約をしたい」「セルフケアでいけるかも!?」と悩みつつも、「やっぱりプロのケアを!」とかじを切るのは式直前の人が多い。時間をかけて効果を期待できるものもあるので、時すでに遅しってことも……。
《悩みポイント》
・セルフケアにするか、サロンに通うか悩む
・どこまで予算をかけるか悩む
《解決策》
・結婚が決まったら早めにサロン探し
・行く、行かないを早めに決断
こんなブラックホールも!
準備を後回しにしすぎて、エステに使える予算が少額に。にもかかわらず、選ぶ時間もなくて少し高めのサロンへ……。早くにエステの予算を組むことも大事(sayaさん)
仕事に追われて、自力でボディメイクどころではなかった。結局、挙式10日前に申し込み、120分2日間コースにトライ。たった2回で背中や腕がスッキリしたように感じたので、早く行けば良かった(みさきさん)
〈最後まで悩んだ3位〉ゲストをどこまで招く?↓ブラックホール↓
会場に入りきらず、泣く泣く人数を削った人。欠席者が多く、最少保障人数を確保できずに範囲を広げて声掛けをした人。どこまで招いたら良いのか悩む人、あるいは両家のバランスに悩む人も。ゲスト決定の遅れは、席次検討、席次表・席札の制作時間が減って負のスパイラルへ……。
《悩みポイント》
・招きたい人と、会場キャパとのバランスに悩む
・どこまで声を掛けるか悩む
・両家ゲストの構成と人数の釣り合いに悩む
《解決策》
・会場決定の前に、招く可能性のある人をリストアップ
・ゲストは早く決めて、席次検討などの準備時間を確保
こんなブラックホールも!
式1週間前に、彼側ゲストの1人に招待状を送ってないことが発覚! 結局、招待できなかったのが残念……。互いの進捗(しんちょく)を共有すべきだった(清水聡美さん)
会社の人の結婚式に上司は参列していなかったので、招くべきではないのか悩んだ。ところが上司に相談すると快く列席を。早く相談すれば良かった(神林ひろみさん)
〈これも最後まで悩んだ〉DVD制作ハンパない↓ブラックホール↓
プロフィール映像などを手作りするカップルは増えているが、実際にやってみると、写真集めや映像ソフトの習得に想像以上の時間がかかる。形になってからは、音声や文字がゲストに伝わるのか試写をし修整を重ねる時間も必要。
《悩みポイント》
・写真など素材選びに悩む
・慣れない動画制作ソフトの作業に悩む
・構成、上映時間、文字サイズなど試行錯誤して悩む
《解決策》
・手作りするなら早めにスタート
・適切な上映時間や文字サイズは会場に事前相談
こんなブラックホールも!
会場での試写日の確認は忘れずに。私の場合、予想より早かったので徹夜作業になった。パソコンの調子が悪くなることもあるので、ギリギリは禁物(小西ともさん)
半年前から始めたのに時間が取れず、試行錯誤も繰り返して大変だった。もう一度結婚式を行うなら、時間・労力・クオリティーを考えて、絶対外注!(M.Tさん)
〈これも最後まで悩んだ〉あいさつ・余興のご依頼↓ブラックホール↓
主賓あいさつ、乾杯あいさつ、友人スピーチ、余興などを誰にしてもらうのか。どんなタイミングで、どんなふうに依頼するのか。アレコレ悩んでいるうちに、時間が過ぎていく人が多いよう……。
《悩みポイント》
・誰にやってもらうのか悩む
・両家のバランスに悩む
・いつ、どうやって依頼したら良いのか悩む
《解決策》
・式に上司を招いた職場の先輩花嫁に相談する
・余興は正式依頼の前に、お願いしたい人に相談してみる
・ふたりで話し合って決める
こんなブラックホールも!
職場の人が多かったので、あいさつなど誰にお願いすれば角が立たないか最後まで悩んだ。面倒だけど、慌てずによく考えて正解だった(EMIさん)
プログラムが固まらず、余興の時間が取れるか直前まで分からなかった。結果、余興を入れられずに友人にはただ待たせてしまって申し訳なかった。プログラムの早め決定が大事(こりさん)
〈これも最後まで悩んだ〉プチギフト手配に大わらわの↓ブラックホール↓
プチギフトは披露宴のお開き後に渡す小さなアイテムだからといって、準備を後回しにしていると大変なことに。特にウエディングシーズンは注文から到着まで時間がかかり、当日に間に合わないことも!
《悩みポイント》
・膨大な商品群の中から選ぶのに悩む
・注文日と賞味期限日の兼ね合いに悩む
・ラッピング方法に悩む
《解決策》
・商品を選ぶときに納期も確認
・名入りなどオリジナル性の高いものは、特に早めに検討開始
こんなブラックホールも!
気に入った造花付きの可愛い商品は、賞味期限のタイミングをはかって式直前に注文したら、納期まで2週間もかかり断念。百貨店でふたりの出身地の銘菓を購入、一つずつ袋に入れて手作りタグも付けた(しおりさん)
宅配する引出物にしたので、当日に手渡す唯一のプチギフトは大切にしたくて前々から準備。でもラッピング方法に悩んで結局ギリギリに……。約130名分の熨斗(のし)をデザインして印刷、包むまで約4時間費やした。ラッピング方法も早めに検討を(S.Oさん)
〈これも最後まで悩んだ〉二次会どうしよう……↓ブラックホール↓
そもそも二次会をするのかしないのか、誰を招くのか、会場はどこに、幹事は友人か業者か、進行は、予算は、会費は、ゲームの景品は、プチギフトは……と、結婚式並みに決めることがたくさん! お手上げ状態になるカップルが続々。
《悩みポイント》
・二次会の有無に悩む
・会場探しに悩む
・プログラムに悩む
・景品に悩む
《解決策》
・結婚式準備と同時併行で二次会準備を
・会場は早めに決定
・幹事を早めに決定
こんなブラックホールも!
式2カ月前に会場探しを始めたら、どこも空いてなくて大慌て! 少人数だったので貸し切りできるお店が限られていた(ぽてぽてさん)
景品を選ぶ時間がなく、業者さんに「良さそうなもので」とお任せしたら自分でもあまり記憶に残っていないほどありきたりなものばかりに。せめて男性用、女性用を分けて用意すべきだった(wed_milkerさん)
[BGMを決めるときに知っておいてほしいこと]
●会場によって、音源の持ち込みができない場合や取り扱える音源に制限がある場合があります。事前に会場に相談、確認をしましょう。
●曲を購入する前に、会場での使用が可能かを事前に確認しましょう。
●会場によって、音源の再生タイミングの指定など、オペレーションの制限がある場合があります。事前に会場に相談、確認をしましょう。
[花嫁エステを受ける際の注意点]
エステの施術経験がない人は、万が一トラブルが起きた場合、式当日に回復が困難なこともあるので、直前ではなく時間的な余裕を持って施術をスタートさせましょう。肌が弱い方は施術前に医師に相談し、サロンにも伝えましょう。妊娠している場合は施術前にまず医師に相談しましょう。
[プロフィール映像を作るときに知っておいてほしいこと]
会場によって手作り映像の持ち込み、及び使用する音源に制限があるため、事前に会場に確認をしましょう。
From 編集部
会場とつながりつつ、早めに準備開始!
最後まで悩む7大準備が分かったら、会場との打ち合わせが始まる前からコツコツ準備スタート! 何にどれぐらいの予算をかけるのか、手作りを頑張るのか、プロに依頼するのかも早めに判断。「せっかく用意したのに持ち込めなかった」ということもあるので、打ち合わせ前であっても、会場にはメールや電話で事前相談をしておこう。
構成・文/千谷文子 イラスト/石川恭子
※掲載されている情報は2018年8月時点のものです
※記事内のコメントは、2018年6月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」のメンバー93人が回答したアンケートによるものです
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