海外ウエディングのゲストの旅費負担、みんなどうした? [実態調査]
海外婚って夢がいっぱい膨らむけれど、気になるのはお金のこと。自分たちにかかる費用はもちろんだけど、同行ゲストの交通費や宿泊費など、旅費の負担に悩んでいる人が多いみたい。そこで今回は、先輩花嫁にゲストの旅費負担をどうしたか調査しました。旅費負担をしなかった代わりにしたおもてなしなども要チェック!
海外婚のゲストの旅費、みんなは負担した?
半数以上は全く負担していない!
海外婚のゲスト平均人数は約8人。招待するゲストは家族や親友など、本当に親しい間柄の人が多いこともあり、旅費は各自で負担をお願いするケースが主流。その分、ご祝儀を辞退する意向なども含めて、招待の打診時に旅費の負担をどうするかを伝えておくとゲストも安心。
エリア別で見てみると、グアムやアジアだと一部を負担しているケースも多い。ハワイやヨーロッパに比べて物価や旅費が安いため、飛行機代やホテル代を一部負担しているカップルが多いもよう。
ゲストの旅費を負担した場合、
誰の分をどのくらい負担した?
一部や全額を負担した場合、ゲストとの関係性で負担割合を変えているカップルが多かった。負担の相談は海外婚参列の打診時にはしておくと安心。お祝い金を頂いた代わりに交通費はこちらで負担するなど、状況によって異なるので先輩花嫁の声をチェック!
私たち、こうして分けました!
【お祝い金を頂く代わりに旅費を負担】
<新郎親には>
お祝い金50万円を頂き、飛行機代ふたり分の全額22万円や観光代を負担。
<新婦親には>
お祝い金50万円を頂き、パッケージツアー代の全額(飛行機・ホテル含む)36万円や観光代を負担。
<新婦姉妹には>
お祝い金10万円を頂き、パッケージツアー代の全額(飛行機・ホテル含む)36万円と観光代を負担。
(Tさん・ハワイ婚)
【友人にはお車代を渡し、親の分は挙式周りのお金を負担】
<新婦友人には>
ご祝儀を辞退した上、1人4万円、計 20万円とホテル代計2万円をお車代としてお渡し。また、挙式後のパーティ代やリムジン代もふたりで負担。
<新郎新婦親には>
お祝い金を頂き、旅費も親が自己負担。その分、挙式後のパーティ代やリムジン代はふたりで負担。
(Mさん・ハワイ婚)
ゲストの旅費をまったく負担しなかった人は
代わりに何かした?
旅費を自己負担してもらう代わりに、ご祝儀は辞退するのが一般的。また、挙式後のパーティに招待したり、式前後の観光代も一部ふたりが負担するなど、いろいろな方法でお礼を伝えているよう。
自費で来てもらった代わりの
ゲストへのおもてなし実例集
挙式後の披露パーティに招待♪
【ホテルのレセプションパーティ】
家族のみのハワイ婚で、旅費を負担しなかった代わりにホテルのレセプションパーティのコースをすべて負担しました。ハワイならではのパラソルのあるレストランで、ピンク色のケーキを使ったケーキカットやテーブルコーディネートなど、おもてなしも喜んでもらえました。(もえさん・ハワイ婚)
【ガーデンでのナイトパーティ】
13名ゲストを呼び、感謝の気持ちを込めてガーデンでのナイトパーティにご招待しました。ハワイの空の下、おしゃれで非日常な雰囲気のパーティはゲストにも大変喜ばれました。(yuriさん・ハワイ婚)
結婚式のアイテムやギフトをプレゼント♪
【ブライズメイドボックス】
友人にブライズメイドをお願いしたので、1万円程度のブライズメイドボックスをプレゼントしました。中身はドレス、挙式用ブーケ、フェイスパック、お菓子などを入れました。(かえでさん・ハワイ婚)
【記念写真入り写真立て】
おもてなしの1つとして、1つ2000円で購入したお揃いの写真立てに挙式の写真を入れてプレゼントしました。(yuiさん・ハワイ婚)
式前後にディナーやランチへご招待♪
【クルージングディナー】
ゲスト10名をクルージングディナーに招待しました。サンセットを眺めながらコース料理をいただけるツアーで、ハワイならではの思い出になりました。(ユイナさん・ハワイ婚)
【ステーキハウスでのディナー】
両親の帰国前日にみんなで有名なステーキハウスに行き、ディナー代9万円(6名分)を私たちで支払いました。(yuiさん・ハワイ婚)
現地のアクティビティーをプレゼント
【クアロアランチのツアー】
レンタカーを借りて、ゲスト2人と一緒にクアロアランチへ。ツアーバス代をこちらで負担し、映画のロケ地を巡ったり、大自然を楽しめて良い思い出になりました。(りねさん・ハワイ婚)
【ミニバンチャーターのツアー】
お礼の気持ちを込めて、ミニバンチャーターツアーの代金6人分で5万5000円を私たちで支払いました。観光、グルメ、ショッピングなどおすすめスポットに案内してもらいました。(yuiさん・ハワイ婚)
From 編集部
費用負担なしでもゲストは満足してくれる!
旅費負担が難しい旨は、海外婚同行の打診時など、早めにゲストにお伝えするのがおすすめ。その場合、「旅費負担をしていただく分、ご祝儀は辞退させていただきます。また、挙式後のパーティにご招待したいです」などご祝儀のことやその分お礼をしたいことを伝えると、ゲストも安心し、海外婚への参列が楽しみになるはず。
構成・文/田原奈奈 イラスト/naohiga
※記事内のデータおよびコメントは、「ゼクシィ結婚トレンド調査2020(海外ウエディング編)」と2023年11月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー10人が回答したアンケートによるものです
※掲載されている情報は2024年1月時点のものです
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