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【結納返し】する? しない? 地域別の相場&迷いがちケースQ&A

「結納をするのだけれど、お返しは必要?」。昨今、こんな悩みを抱く花嫁さんが増えています。そこで、結納返しに関する日本全国の地域別データを公開。結納をした卒花さん、結納はしなかったけれど、結納金は頂いた卒花さんにも「お返しをしたかどうか」や「お返しの中身」を聞いてみました。進化している今どきの結納のやり方も分かるので、参考に!

そもそも結納返しって? みんなお返しをしているの?

結納返しとは頂いた結納金などに対してお返しすること

結納返しのエリア別慣習

結納は両家が向かい合って、結納金や結納品(結納飾り)、婚約記念品をやりとりして婚約を調える日本ならではの儀式。結納返しは新郎側から頂いた結納金などに対するお返しとして、新婦側から新郎側へ贈ること。その内容は現金、時計やスーツなどの品物、結納品が一般的です。
ただし、結納のやり方には地域差があり、「お返しをする・しない」も「お返しするもの」も違いますし、お返し額の相場も「結納金の1割」「半返し」などまちまち。まずは地元の慣習を知りましょう。

最近は結納に対する考え方が進化し、お返ししない人も

以前は、悩んだら地元の慣習に従う。お互いの地元が違ったら、どちらか一方のやり方に合わせたものでした。
ところが、昨今、結納の形はとらず、食事会にして、結納金だけ、あるいはお互いの記念品だけやりとりする人も。また、結納金は本来、新婦の親が受け取り、そのお金で家具・家電や花嫁衣裳の用意をしたものですが、最近は双方の親の意向により、結婚のために使うお金として新婦あるいはふたりに贈られるケースも。
このように婚約の形や結納金の目的、使い方などが多様化。慣習より、両家の考え方を優先する人たちが増え、「結納返しをしなかった」という人は全国平均で35%と多くなっています。

「結納返しをした・しなかった」それぞれの理由

お返しをするかどうかで悩んだ末、「した」という人の理由は以下の通り。
●形として返した方がスッキリするから
●「きちんとしたい」という新婦親の気持ちを尊重して。お返しをしないと親のメンツが立たないから
●品物でお返しすると記念になるし、彼の喜ぶ顔も見られるから
●結納の習慣に倣うのがいいと思ったから

結納金を、お返し分を引いた額にして、お返しを省くという方法は古くからありましたが、昨今の「お返しをしない理由」は以下のように十人十色。
●ふたりの結婚式の資金やふたりの貯蓄として頂いたから
●結納金をそのまま家具・家電の購入費に使うことにしたから
●お互い、事前に婚約記念品を贈り合っていたから
●お返しをしない代わり、新婦の親が式費用を援助することにしたから
●結納返しの習慣がない地域なので
●新婦側の経済的な事情で

こんな場合はどうする?【お悩み別】お返しのさまざまな形

[CASE1]彼親が「お返しなしでいい」と言うけれど、それでいいの?

お返しに悩む新婦側のイラスト

「お返しは不要」という彼側の言葉を真に受けていいかどうかで悩む人も。その通りにした人がいる一方、「それでは失礼」と感じて慣習通りにお返しをした人、手土産など気持ち程度のお返しをした人、当日の食事代を新婦側が出すことで済ませた人も。
彼親から彼女の親への結納金となった場合、お返しをした人が多く、結婚のために使うふたりのお金や彼女のお金となった場合、お返しにこだわらないケースが多いよう。
お返しをしなくても、言葉やその後の付き合い方で気持ちを示した花嫁さんも多数いました。

卒花の【結納返し】実例

花嫁のイラスト

[結婚後のお付き合いを大切に]
私の親が「結納金は今後の結婚資金に」というので、私が頂くことに。結納返しなしでも問題なしでした。それより、彼親の誕生日や結婚記念日、父の日、母の日にプレゼントをあげたり、年末年始以外も帰省したりして、その後のお付き合いを大切にしています。(こっちゃんさん)

花嫁のイラスト

[彼に必要なものを買ってお返し]
お返しはいらないと言われても、形として必要だと感じました。当日は用意できず、後日彼が持っていなかった礼服を一緒に買いに行って、彼の親に「遅くなりましたが、お返ししました」と報告。彼に必要な物を贈るのが後悔なし。(ぴろぴさん)

花嫁のイラスト

[地元の習慣に準じたお返しを]
彼側が結納飾りなど準備してくださる限り、お返しなしというわけにもいかず、こちらもきちんと結納飾りと現金でのお返しを準備しました。その額は、私の親の意向によって、彼の地元の大阪の慣習の「一割返し」ではなく、私の地元の関東の「半返し」に。(モチモチの木さん)

[CASE2]食事会だけのつもりだったら、突然結納金を渡され……

結納金を渡され、困っている新婦側

「婚約の食事会の場で突然、新郎側から結納金を差し出された」という予期せぬことが起きることも。この場合の結納金は、あくまでも新郎側の誠意。お返しを望んでいるわけではないと考えてよさそうですが、それでも気になりますよね。
お返しをするとしても「お菓子などささやかなものにした」という人が多いのですが、結納金を新郎親からのふたりへの「援助」というような感覚でとらえ、新婦親も後日、ふたりのために何かお金を出し、援助することで、お返しとしたケースも多数。

卒花の【結納返し】実例

花嫁のイラスト

[気持ちとしてお菓子を贈った]
彼親に突然渡された結納金に関して、彼は「何もしないでいい」。結局、後日お菓子だけ贈りました。お返しなしで関係が悪くなることはまずないと思いますが、このようにして気持ちを示すのもよいですよ。(だいふくさん)

花嫁イラスト

[新婦側が家具・家電代を支払い]
食事会当日、彼親から想定外の結納金を渡され、悩みました。結局、結納金をふたりのものとして結婚式に使い、お返しの代わりに、新婦側が新生活に必要な家具代などを出しました。一方的にもらうのが心苦しいと思ったら、こうしてバランスを取る方法も。(メロンさん)

花嫁のイラスト

[将来必要なお金として頂き、お返しはなし]
食事会の際に渡された結納金50万円は、いつか子どもが生まれたときの養育費として頂くことに。だから、お返しはしていませんが、会うたびに手土産を渡して感謝を示しています。(くみさん)

[CASE3] 結納金が高額ではないため、お返しに悩む

お返しに関して家族会議

結納金の額が50万円だと、「本来100万円のところ、最初から半返し分を引いた額にしたのかな?」と考えることもでき、お返しをすべきかどうか悩みます。頂いた額が少なくても、きちんとお返しをした人が多いのですが、その割合は2割~6割までさまざま。お返しをしなかった人もいれば、ハネムーン費用や新生活を新婦側で出すなど、違う形をとったという人もいます。

卒花の【結納返し】実例

花嫁イラスト

[結納金の2割を品物でお返し]
双方の話し合いにより、50万円の結納金に対して、半返しはしなくてもよいということになりましたが、形として10万円のスーツを贈りました。お返しするなら、ささやかなものでもよいと思います。(れんさん)

花嫁イラスト

[結婚指輪を結納返しに]
結納金の額は50万円。お返しに関しては彼側と相談して、結婚指輪を結納返しとすることに。その費用を私の親に出してもらいました。結納はして良かったですし、常に身に着けるものなので、ふとしたときに両家の繋がりを感じます。(ゆりちゃんママさん)

花嫁イラスト

[お返しせずとも、同等の負担に]
結納金の50万円は、彼自身が出したこともあってお返しに悩みましたが、私も同額を出して新居の準備に充てることで、彼だけに負担がかからないようにしました。これから一生のお付き合いが始まるとき、きちんと話し合いができる関係を築くことの方が大事だと実感。(しおりんさん)

実は結納金なしの「結納」という形もあります

結納の新しい形

結納に結納金はつきもののような印象がありますが、「結納品と婚約記念品だけ」「結納品だけ」「婚約記念品だけ」を交わす結納式にした人も。
結納金なしというのは、「お金で買われるようで嫌」と感じる人も増えたこの時代に合う方法。経済的な余裕がなくても、結納という形をとることができ、食事会だけでは物足りないと感じる双方の親の満足度も上げられます。結納返しで悩むこともありません。

卒花の【結納返し】実例

花嫁イラスト

[新郎側が結納品を用意しただけ]
今の時代にそぐわないということで結納金はなしにしましたが、私の親が「結納っぽさは欲しい」と希望したので、彼親が結納品だけ用意。彼親は「当人同士が良ければ何でもいい」という考えだったので、ふたりで相談してお返しはなしに。世間の常識にかかわらず、両家が納得さえすれば、どんな形でもいいと思います。(るるさん)

花嫁イラスト

[ふたりで結納品だけ用意]
双方の親には負担を掛けたくなかったので、結納金やお返しはなしにして、自分たちで結納品をそれぞれ用意。神社で祝詞を読んでいただき、小部屋にて口上を述べてお食事会をするオリジナルの結納式となりましたが、思い出深いセレモニーになりました。(みいちゃんさん)

花嫁イラスト

[記念品の交換だけする結納式]
婚約指輪と彼への記念品(万年筆)だけやりとりして、結納金や現金でのお返しはなしにしました。その代わりにきちんとした会場に結納の場を設けたり、両家の親立ち会いの下、婚姻届に署名するなど、特別感のある一日に。(えるもさん)

マナーデザイナー・岩下宣子先生からのアドバイス

「結納は新郎側の戸籍に入って新郎の家族と同居するのが一般的だった時代からあるもの。そもそも結納金は新婦の親への育成のお礼でした。その後、結婚するとふたりの戸籍を新たに作る時代に。親との同居も減少し、新郎の家に嫁ぐという感覚も薄れました。
また、昔は結納金で高価な家具や家電を揃えたものでしたが、今はふたりの好みに合わせて必要なものだけ買う時代。そのような背景が結納金に対する考え方まで変えているのでは?

婚約に関することは両家の問題なので、双方の親と相談が必須ですが、両家が納得すればどんな形でも構いませんし、「結納返しをする・しない」に正解もありません。
結納はふたりが覚悟を決めるよい機会。そのためにどうしたらいいか話し合い、双方の理解を深めるとよいでしょう」

構成・文/渡邊博美 イラスト/泰間敬視 取材協力/岩下宣子先生(現代礼法研究所)
※掲載されている情報は2020年1月時点のものです
※記事内のデータは「ゼクシィ結婚トレンド調査2019」、コメントは2019年12月に、結婚式から3年以内の女性で、結納返しで悩んだ103人が回答したマクロミル調査によるものです

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