【結婚指輪】いつ買う?いつから着ける?先輩花嫁の“正解”タイミング
左手の薬指にキラリと輝く指輪は花嫁の憧れ。ふたりの大切な結婚指輪は「どのタイミングで買うべき?」「購入したあとは、すぐ着けていいの?」「結婚式まで我慢すべき?」など、悩むこともあるのでは??今回は、結婚指輪を着け始めるタイミングや、指輪の購入の仕方・早く購入することのメリットなどを、先輩カップルの声とともにお届けします!
結婚指輪、いつ買えばいい?
余裕を持ち、早めの購入がおすすめ
結婚式のセレモニーで、愛の誓いとともに交換する結婚指輪。「結婚式までに用意すればいいよね?」と考えがちですが、余裕を持って買っておくのが断然おすすめなんです!
結婚指輪は、ショップで購入後すぐに持ち帰れるとは限りません。サイズ直しが発生したり、裏側に刻印を入れる時間が必要だったりと、場合によっては納品まで1カ月以上を要することもあります。
「結婚指輪は、挙式や入籍の4~7カ月前頃までに用意していただくことをおすすめしています。少し早く感じるかもしれませんが、挙式の準備が本格的にスタートすると、おふたり揃って指輪を選び、受け取る時間が限られてしまう場合があります。生涯身に着けるものですから、余裕を持って焦らずにおふたりらしい指輪をご用意いただきたいですね」(4℃ブライダル 銀座本店 店長 木下さん)
ほかにも、結婚指輪を早めに用意することでたくさんのメリットが得られます。ぜひ、ふたりで結婚指輪そのものを楽しんでくださいね。
【早く買うことのメリット1】婚姻届と一緒に写真が撮れる
婚姻届を提出し、晴れて夫婦となった記念日には、特別な写真を残したいですよね。最近では、婚姻届の写真をSNSに投稿して友人に結婚を報告するなど、婚姻届自体が記念撮影に欠かせないアイテムに。撮影のバリエーションも豊富です。
中でも特に人気なのが、婚姻届と結婚指輪を組み合わせた写真。「婚姻届」の文字の上にふたりの結婚指輪と婚約指輪を配置して、文字と指輪が見える角度でパチリ。婚姻届だけを撮影するよりもずっと印象的な写真に仕上がります。
最近は結婚式の前に婚姻届を提出するカップルも多いので、結婚が決まってすぐに結婚指輪を購入すれば、こんな素敵な写真が撮れますよ。
ティファニーの結婚指輪だったので、婚姻届もティファニーのものを買いました。結婚指輪と婚約指輪を婚姻届の上に置いて写真を撮りました!<結婚指輪の購入時期/結婚式の8~9カ月前>(さーさん)
結婚指輪と婚姻届を一緒に撮影した写真をSNSで見て、「これは記念になる」と思って自分もやってみました。撮影した写真は結婚式のエンディング映像にも使用しました。<結婚指輪の購入時期/結婚式の10~12カ月前>(shioriさん)
【早く買うことのメリット2】結納や顔合わせ食事会のときに身に着けられる
両家の家族が顔を合わせ、ふたりの婚約を確認して一緒にお祝いするのが結納や顔合わせ食事会。席上では、婚約記念品として彼が彼女に婚約指輪を、彼女が彼へ時計やスーツを贈り合うことも多くあります。その際、事前に結婚指輪を用意しておけば、婚約指輪と合わせて家族にお披露目ができるんです。
結婚式当日は何かと慌ただしく、家族に結婚指輪を見てもらう時間はなかなか取りにくいもの。かといって、結婚式が終わってからでは披露すること自体を忘れてしまう可能性も。だからこそ、結納や顔合わせ食事会は、結婚指輪のこだわりや思いなどを家族に話すのにもってこいの機会なんです。
婚約指輪は義母から譲り受けてリメイクしたもの。結婚指輪もその婚約指輪に合うように選んだので、結納の席上で2つの指輪を身に着け、みんなに披露しました。<結婚指輪の購入時期/結婚式の10~12カ月前>(ちはるさん)
顔合わせ食事会で結婚指輪を家族に披露したところ、とても喜ばれた上に話が盛り上がりました。<結婚指輪の購入時期/結婚式の8~9カ月前>(かおりさん)
【早く買うことのメリット3】前撮りで身に着けて写真に残せる
結婚式で着用しない和装姿を収めるなど、結婚の記念としてこだわりの写真が撮影できる前撮り。見て楽しむだけでなく、ウエルカムボードやプロフィールパンフレットといった結婚式のアイテムに活用することもできます。
このときに結婚指輪があれば、手元を強調した素敵な写真を撮ることが可能。もちろん結婚式でも結婚指輪の撮影はできますが、当日は忙しくて思うようなカットが撮影できない場合も。
前撮りまでに用意しておくと、フォトグラファーと意思の疎通を図りながら満足のカットが撮影できるし、真新しいキラキラの指輪の写真を残すことができますよ。
結婚指輪は婚約指輪と重ね着けできるものを選んで買ったので、前撮りでも身に着けて素敵な写真を撮ってもらいました。<結婚指輪の購入時期/結婚式の8~9カ月前>(ひかぴさん)
前撮りのときには和装とドレスに結婚指輪を合わせたほか、結婚指輪だけの写真も撮ってもらいました。ショップでも専用フォトブースで撮影してもらうなど、早く購入したことでいろいろ楽しめました。<結婚指輪の購入時期/結婚式の6~7カ月前>(清水真央さん)
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結婚指輪、購入までの流れをCHECK!
結婚指輪、どのタイミングから着け始めた?
約45%のカップルが結婚式前から着け始めている
結婚指輪を着けるタイミングに、ルールや決まりはありません。結婚式を挙げる前でも当日からでも、もちろん購入直後でもOKです!
とはいえ、気になるのが「みんなはどうしてるの?」ということ。ゼクシィが先輩カップルにアンケートを取った結果、選んだタイミングは大きく3つ。「指輪ができた日からすぐに着け始めた」が34.5%、「結婚式の前、婚姻届の提出日から着け始めた」が31.1%、「結婚式の日から着け始めた」が25.7%でした。
婚姻届の提出日や結婚式というイベントにこだわらず、完成した指輪をすぐに着け始めたカップルが最も多く、指輪に対する憧れや出来上がったことへの喜びの大きさがうかがえます。
ほかにも、「結納・顔合わせ食事会の日から着け始めた」というカップルが4.4%、「結婚指輪は着けていない」が2.9%いました。
それでは、なぜこのタイミングを選んだのか、先輩カップルのエピソードをご紹介します。
「購入後にすぐ着けました!」派の結婚指輪着け始めエピソード
アンケートで最も多かったのが、指輪ができた日から着け始めたという声。それぞれのエピソードからは、「こだわって決めた結婚指輪だから、少しでも早く身に着けたい!」「結婚指輪への憧れを早く叶えたい!」という思いが伝わります。
一方、「できてすぐ着け始めたけれど、結婚式までなるべく傷や汚れが付かないように家事や仕事のときは外していた」という意見も多くありました。
購入した日から着け始めました!
初めて、身に着けるものをお揃いで買ったので、早く着けたくて買った日にすぐ着け始めました。普段使いしやすいデザインもお気に入りで、着けるのに抵抗はありませんでした。(25歳/東京都)
早く着けたい気持ちがお互いに強く、出来上がってすぐ着け始めました。職場や家族には結婚することを伝えていたため、翌日からも指輪を着けて仕事をしていました。「結婚式が待ち遠しいね」「楽しみだね」と職場で声を掛けてもらうことが多くなり、仕事のモチベーションも上がった気がします。(25歳/香川県)
最初は恥ずかしくて結婚式までは着けないつもりでしたが、彼に「早く着けてほしい。一緒に着けたい」と言われたことや、完成品を実際に見て私も早く着けたくなり、仕上がり当日から着け始めました。(22歳/神奈川県)
【結婚指輪着け始めのお悩み】傷や汚れが心配です
アンケートでも多かった回答が、「結婚式の前に汚れや傷が付いてしまわないか心配で、早く着けるのを迷った」というもの。
そんなときは、ジュエリーショップのクリーニングサービスがあるのでご安心を。軽い汚れを落としてくれるものから、表面の傷を磨いて新品同様によみがえらせてくれるものまで内容もさまざまあります。
また、おうちで日常的にお手入れするのもおすすめ。素材やデザインによってケアのポイントが変わるので、購入したお店でアドバイスをもらうといいですよ。
「硬いものを触ったり、思わず物に当たってしまったりと、日常生活には傷が付きやすいシーンがあります。ゴルフや野球など手元に衝撃が加わる運動の前や、長時間重い荷物を持つなど指輪に負荷がかかりそうな場合は、事前に外していただくことをおすすめします。メンテナンスについてはお気軽にショップにご相談ください」(4℃ブライダル 木下さん)
「婚姻届提出日から!」派の結婚指輪着け始めエピソード
婚姻届を提出し晴れて夫婦になったこの日は大切な記念日。「結婚式の前だったけれど、お揃いの指輪を着けて結婚を実感したかった」というカップルも多数いました。
また、指輪を着けて婚姻届を提出しに行った人、提出したその場で着け始めた人など、同じ記念日でも思い思いの瞬間を楽しんでいるようです。
婚姻届提出日から着け始めました
早く着けたかったので、婚姻届の提出日を決めてからすぐ買いに行きました。仕上がって以降は大切に保管しておき、着け始めは提出日から。結婚式までずっと着けていましたが、あまり汚れなかったのでクリーニングにも出していません。(27歳/奈良県)
妻になったことを視覚的に実感したいと思い、婚姻届の提出日に着け始めました。結婚式まで毎日身に着け、結婚式の1週間ほど前にクリーニングへ。きれいに磨いてもらいました。(25歳/大分県)
婚姻届を出してすぐに区役所で着けました。結婚式まで1年ありましたが、既婚者であることをアピールしてほしいという彼の要望もきっかけです。(30歳/東京都)
[こんなお悩みありませんか?]職場での着け始めタイミングどうする?
アクセサリーや結婚指輪の着用がOKな職場では、いつから着け始めたらいいのか迷いますよね?
先輩カップルの中にも、「プライベートでは早々に着けていたけど、職場には結婚のことを伝えていなかったので、仕事中は外していました」(36歳/京都府)という人や、「夫と一緒の職場のため、なかなか上司に報告できず、早く着けたかったけど職場では外していました」(32歳/東京都)というケースもあり、結婚式まで待って着け始めたカップルが少なくないようです。
一方で、「職場の人には婚約のタイミングで結婚することを伝えていたので、結婚式の前に着け始めました」(28歳/埼玉県)という経験談も。
まずは上司や同僚に結婚を報告しておき、周囲の雰囲気を見て着け始めるのがベスト。少し先の婚姻届けの提出・結婚式でも、報告さえしておけば、ふたりの好きなタイミングで心置きなく着け始められますよ。
「結婚式当日から!」派の結婚指輪着け始めエピソード
家族や友人に見守られて指輪交換を行い、ふたり並んでキラキラの指輪をお披露目! そんなシーンに憧れて、結婚式当日まで指輪の着用を我慢していた先輩カップルもたくさん。結婚式の前になくさないためにも当日まで大切に保管しておいたという人も多くいました。
また、結婚式まで我慢していた分、指輪交換をしたときの感動が大きかったという感想も。結婚式までの期間は、婚約指輪や交際時に買ったペアリングを着けたり、仮の指輪を買って代用したりと、結婚指輪以外のもので気分を高めていた人もいて、指輪交換のセレモニーを大切に思っているのがわかります。
結婚式当日から着け始めました!
特別な日がいいと思っていたので、結婚式の当日、指輪を交換したときから着けました。彼も同じ意見だったので、結婚式までは大切に保管。着けた瞬間は喜びが湧いてきました。(28歳/滋賀県)
指輪交換は私にとって大切な行事だったので、当日までになくしたり傷ついたりしたら後悔するし、少しでもきれいな状態で写真に収めたいという気持ちがありました。(26歳/滋賀県)
結婚式で新しいきれいな指輪を交換したかったので、我慢しました。それまでに少しでも結婚した実感が欲しくて婚姻届の提出日から結婚式までは、付き合ってたときのペアリングを着けていました。(30歳/大阪府)
その他にも!結婚指輪着け始めエピソード
結婚指輪を着け始めるタイミングは、ふたりが納得していればいつでもOK。買ってすぐ、婚姻届の提出日、結婚式当日のほかにも、皆さんそれぞれが記念になるタイミング、節目になる日を選んでいました。
結納や顔合わせの席でお披露目をして着け始めた人、結婚式前の新婚旅行をきっかけにしたという人、暦の上で区切りのいい日を選んだ人など、記念日にしやすい日に着けるのもいいですね。
○○の日から着け始めました!
出来上がった時期が顔合わせの時期と重なったので、婚約指輪を着けなくなったときに思い出せるいいタイミングだと思い、顔合わせの日から着け始めました。(23歳/熊本県)
指輪ができて初めての外出が両家顔合わせ食事会だったので、その日から着け始めました。(38歳/千葉県)
せっかく買った指輪なので、キリがよさそうだと思って買った翌月の頭から着け始めました。(33歳/静岡県)
From 編集部
結婚指輪の着け始めもふたりの記念日に!
結婚指輪はふたりの絆の証しでもあり、結婚したことの実感が得られる特別なもの。着け始める時期に決まりはなく、ふたりの意見が一致した日が一番のタイミングです。着け始めが大切な記念日になるように、ふたりで相談してベストな日を決めてくださいね。
文/関東博子 イラスト/戸村桂子 構成/小田真穂(編集部)
取材協力/4℃ ブライダル(https://4-bridal.jp/)
※掲載されている内容は2020年9月時点のものです
※記事内のデータおよびコメントは2017年1月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー129人が回答したアンケートと2020年7月にマクロミル会員206人が回答したアンケ―トによるものです
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