ファッションリングとしておなじみのシルバーリング。バリエーション豊かなデザインとお手頃な価格が魅力的ですが、「婚約指輪や結婚指輪に選んでもいいの?」と悩む人も。その答えは「もちろんOK!」です。素材の特徴をきちんと知って、婚約指輪や結婚指輪にぴったりのシルバーリングを選んでください。
リーズナブルで加工しやすい
変色しやすいので日頃のケアが必要
はるか昔には、光の反射率が高いため「聖なるもの」「魔よけ」のシンボルだったシルバー。産出量の多さや加工のしやすさから、今ではアクセサリーやカトラリーなどに用いられています。
シルバー素材の特徴は、##s##リーズナブルな価格と柔らかさ##e##。シルバー100%では柔らかすぎてアクセサリーに不向きなので、銅などの金属を混ぜて合金にして強度をアップするのが一般的。##s##シルバーリングに刻印されている「SV925」とは、含まれているシルバーが92.5%という意味で、ほぼこれが最高値の純度##e##です。「STERLING」も同じ割合のシルバー合金です。一方、空気や温泉成分によって黒ずみやすいので、日頃の手入れやショップでのメンテナンスが欠かせません。
ふたりが納得していればOK!
婚約指輪や結婚指輪の素材ではプラチナやゴールドがメジャーですが、特にルールがあるわけではないので、シルバーを選んでも問題はありません。
シルバーアクセサリーが身近なもので、お手頃な価格だから「特別感がなく、ふさわしくないのでは?」と思ったり、一生着けるものだからお手入れが大変なのは「避けた方がいい?」と悩んだりする人がいるようですが、ふたりが納得しているのであれば問題はありません。
見方を変えれば、「予算があまりない」「ユニークなデザインにしたい」というときには救世主的な存在です。シルバーリングのメリットとデメリットをしっかりと押さえて、ふたりらしいリングを手に入れましょう。
加工のしやすさ、価格のお手頃さ、
群を抜く輝き!
アクセサリーにするとき他の金属を混ぜて合金にするほど、シルバーは柔らかい金属。加工しやすいので、シンプルなものからデコラティブなものまでデザインが豊富です。他の素材では難しい細やかなデザインも、ハード系のユニークなデザインも、シルバーならお手のもの。
##s##プラチナやゴールドと比べると、シルバーの比重は約2分の1##e##。だから、同じデザインなら、シルバーのリングは手にすると軽さを実感できるはず。指に負担を掛けたくない人、ボリュームのあるデザインが好きな人にはシルバーがオススメです。
シルバーは##s##貴金属の中で最も反射率が高い素材##e##。プラチナやゴールドよりキラキラと光を放つことから、ラテン語では「輝くもの」と呼ばれ、古くは魔よけとして用いられてきたのです。硬質な輝きがシルバーの特徴ですが、マット仕様にすれば好みに合わせて質感を変えられ、柔らかな光沢にすることもできます。
シルバーは##s##産出量が多く、プラチナやゴールドに比べて安価に手に入れられる##e##ので、リングの価格を抑えられます。だから、その分、ダイヤモンドなど宝石にお金をかけたり、デザインにこだわったりでき、また、オーダーメイドにしてもリーズナブルです。見た目はプラチナと同じ白銀色だから、見栄えは◎。
空気や温泉で黒ずみやすい
##s##シルバーは変色しやすい性質##e##なので、黒ずみ防止のコーティング加工がされています。が、着けているうちに、空気に触れて黒ずんでしまいます。また、温泉や汗の成分と反応すると硫化して黒く変色しますが、これはいわゆる「いぶし銀」。アンティーク風な大人っぽい印象が特徴で、この黒みがかったシルバーを効果的に取り入れたデザインもあります。
柔らかいクロスや
専用クリーナーで日々のお手入れを
黒ずみや変色への対策としては、##s##日頃から柔らかなクロスで磨くことが大切##e##です。黒ずみが取れなくなったら、シルバー銀専用クリーナーを使う方法も。ただし、宝石を組み合わせているデザインでは、クリーナーで宝石にダメージを与えないよう要注意。ショップによってはアフターサービスとしてクリーニングをしてくれる場合もあるので、確かめてみて。