【結婚式レポートin愛知県】あなたがいるから自分がいる。すべてのゲストとちゃんと語り合える日に
親族食事会、挙式、友人だけの祝宴。こだわりの三部制
登山が趣味で自然が大好きな花織さん。「大切な人たちと普段通りにコミュニケーションを楽しむ一日にしたい」。香嵐渓という場所と三部制というスタイルが決まった。
紅葉の名所として知られる香嵐渓だが、この時季は滴るような“青紅葉”が目にまぶしい。その新緑の下でのファーストミートは、少しはにかんだ誠章さんのまなざしが、花織さんを温かく包み込んだ。共に大人になってから父を亡くしている。「頑固で曲がったことが嫌いな父でした。何でも精いっぱいやり抜いた時は、“よく頑張った”と頭をなでてくれました。父が他界してから、母と妹の三人の絆が強くなったと感じています」と花織さん。ファミリーミートで母から「長女として頑張ってくれてありがとう」と言葉をかけられ、溢れる涙をこらえることができなかった。
その後、一部では両家の親族で祝膳を囲み、二部の挙式には友人らも加わり、巴川沿いでゲスト全員での人前式を行った。三部は友人のみが残り、学生時代の仲間や共通の友人でもある会社の同僚など、気が置けない友人たちとの時間に。「今、ここに全員が存在していること自体が素晴らしい」。ふたりは「全員優勝!」と叫び、喜びを分かち合った。
5年前に他界した誠章さんの父。「正義感溢れる人でした。いつも気にかけてくれていました」と誠章さん
中学3年生の時にけんかをして以来、仲直りできていなかったという誠章さんと弟。この日、弟からの「お兄ちゃんの背中を追いかけてきた。今も変わらず尊敬している」というメッセージに、誠章さんは言葉を詰まらせた
親族と存分に写真撮影も楽しんだ
ふたりへのメッセージを親族が書き、動画に収めた
母への記念品は、亡き父の姿も描かれた、家族全員のイラスト
挙式へは、頼れる2歳下の妹と。「仲良しでお互いに誕生日はお祝いをしています。けんかの記憶もないかも」と花織さん。二人で言葉を交わしながら緑の中を入場
誠章さんの元へひとりで歩く花織さんの背中を押す母と妹
巴川のせせらぎが耳に心地よい、屋外での挙式
ふたりの母とのファミリーミート。家族だけの穏やかな時間が流れた
挙式後の記念撮影
川沿いに立つ祝宴会場で、絶景を眺める花織さんの友人たち
入場からハイタッチでテンションはマックス!
お開きでは全員が音楽に合わせて盛り上がった

愛知県在住
誠章さん(31歳)
花織さん(29歳)
挙式日:2026年4月19日
会場:香嵐渓 一の谷
ゲスト:55名
同じ会社の先輩と後輩。同じアーティストが好きだったことから、ライブへの参戦がきっかけで交際開始。
※ゼクシィ東海版2026年9月号より転載
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