【結婚式レポートin北海道】結婚式はスタートライン。ここからふたりの人生が始まる
新郎新婦ゆかりの台湾の雰囲気を出会いの地で再現
台湾出身の新郎と運命的な出会いを果たし、自身も20代の大半を台湾で過ごしたという新婦。縁を結んだ札幌で、台湾を感じる式を行った。
念願だったガーデン人前式は、スコールによりチャペルで行うことに。新婦の気持ちを晴らしたのは、雨に洗われて一層鮮やかさを増した壁一面の美しい緑の光景だった。
「挙式が始まりゲストの笑顔や泣き顔を見ながら一歩ずつ進む間、今までの人生を振り返っていました」と新婦。亡き父の兄と歩いたバージンロード、母のパートナーに依頼したベールダウン、友人12名と行ったダズンローズもすべてサプライズで行い、全員の存在と祝福を間近に感じながら夫婦の誓いを交わした。
ふたりの人の輪を物語るように海外からのゲストも多くアイテムに日・英・中の三カ国語表記を取り入れたり、司会も日本語と英語での同時進行に。大事なゲストの顔を思いながらの準備期間に幸せを感じつつ「何のために結婚式をするのか」という問いも生まれたそう。式を挙げて見つけたのは、すべての出会いへの感謝とここから新しい人生が始まるという答え。ふたりで歩む人生のスタートに立ち「今まで以上に大切に生きていこう」、心からそう思った。
異なる意味合いを持つ12本のバラを、友人から新郎へ渡してもらい、ブーケにして新婦へプロポーズ
式にも参列した親しいカフェのオーナーが提供してくれた豆で行った「コーヒービーンズセレモニー」や、台湾ビールの栓抜きを活用したエスコートアイテムなど、随所にふたりらしさが
「大切なゲストと一緒に挙式をつくり上げることができて良かった」と新婦
サプライズフラワーシャワーの祝福後、全員で台湾ビールなどを手に乾杯!
新婦が撮った台湾の風景写真や前撮り写真を使い、ストーリー仕立てで手作りした、多言語プロフィールブック
普段から和装が多い新婦。ウエルカムパーティの短い時間ながら、こだわりの着物姿が披露できて大満足!
雨が上がり、海鮮や肉のBBQをガーデンで。デザートビュッフェには台湾スイーツも用意
マジシャンや新婦の友人で先生でもあるポールダンサー2名の舞いなど、プロのエンターテイナーが場を盛り上げた
自ら調達したアイテムを飾り、台湾のお祝いムードを演出

札幌市在住
Tonyさん(35歳)
夏美さん(34歳)
挙式日:2025年6月27日
会場:ジャルダン・ドゥ・ボヌール
札幌の台湾料理店で出会い、新婦からアプローチ。コロナを機に同居を始め、2023年10月に婚姻届を提出。
※ゼクシィ北海道版2025年11月号より転載
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