【結婚式レポートin新潟県】みんながいたから今日を迎えられました!
日本酒やおむすび、新潟らしさも伝えるパーティに
挙式を控えたファミリーミート。ふたりと対面した両家親は、喜びの涙を拭った。「私たちの足音で、もう泣いたみたい。晴れ姿を見せられて、本当に幸せでした」と新婦。昨年、新婦が暮らす新潟に移り住んだ新郎は、親に宛てた手紙を読んだ。「二人が親だったから、今日を迎えることができた。笑って新潟に送り出してくれてありがとう」
多くの県外ゲストが集まった披露宴は、「新潟らしさ」がテーマの一つに。ふたりの思い出の酒が味わえる日本酒コーナーは、行列ができる人気ぶりだった。ケーキセレモニーの代わりには、新郎の大好物だというおむすびのセレモニーを行った。お釜で炊いた新潟産コシヒカリにしゃもじで入刀し、その場でふたりが握って塩むすびに。「縁結び」にかけたおむすびは、プロポーズを手伝ってくれた新郎後輩やキューピッドになった新婦友人にサプライズバイト。二人との縁に導かれ、今日を迎えられた感謝の思いを伝えた。
遠方から集まってもらうことに心苦しさもあったけれど、「みんなと過ごせて本当に嬉しかった!」と、晴れやかに締めくくった新郎。ラストは一斉にフライングランタン。舞い上がる無数の明かりに彩られ、感謝の一日が結ばれた。
一人一人への手紙を用意し、今までの感謝を伝えた
新郎の中座は、三人のきょうだいが組んだ騎馬に乗ってにぎやかに
新郎から親へ涙の手紙。新婦が隣に寄り添い、そっと励ました
キャンドルの炎が灯ると、各卓で祝福の拍手が沸いた
ふたりを引き合わせた友人夫妻も門出を祝福
新婦の掛け声で、一斉にランタンを飛ばした
おむすびを握ってファーストバイト。式を控え好物のご飯をセーブしていたという新郎は、「やっと存分に食べられる!」と大張り切り
ふたりが扉を開けると、ロビーにデザートビュッフェコーナーが登場。皿を配りながら、ゲストと触れ合うひとときに
大回廊に囲まれた広場でバルーンリリース。「みんなの楽しそうな姿を見られたことが嬉しかったです」
学生時代、剣道を通し一生の友と出会えたという新婦。その剣道を教えてくれた父と、憧れのバージンロードを歩いた
新婦家御用達の酒やふたりで訪れた旅先の酒など、ゆかりの日本酒をセレクト。それぞれ個性的な味を楽しんでもらった

新潟県燕市在住
光彦さん(32歳)
真利江さん(33歳)
挙式日:2025年3月8日
会場:ピアザ デッレ グラツィエ(新潟県)
友人夫婦の紹介で出会い、遠距離恋愛がスタート。その後新郎が新潟に転居し、1年の交際を経て夫婦に。
※ゼクシィ新潟版2025年8月号より転載
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