
【結婚式レポートin秋田県】みんな、お酒を満喫し、自然体で楽しんでほしい!

和と趣味の品々でレトロ空間を飾り、みんなで心一つに
当初は挙式に消極的だったふたり。「親族がめでたいことで集まる貴重な機会になれば」と挙式することを決めたら、準備を進めるうち次第に熱が入っていった。大正ロマンを好むふたりが選んだのは歴史ある和の情緒に満ちたレストラン。レトロな空間をオリジナルのれんや大好きなお酒、猫アイテムで自分たちらしく彩る。そんな中で執り行った人前式は父母も親族も涙、涙。言葉はなかったけれど、思いを存分に交わすことができた。
続く披露宴で特にこだわったのは、スピーチも余興もなくしたこと。ゲストが緊張することなく楽しんでほしいという思いがあったのだ。それに加え、日本酒がきっかけで交際に発展したエピソードにもかけてテーマを「巨大な飲み会」に。ふたり自らおもてなし役に徹した。まずは、初デートで味わった日本酒で新郎の発声により乾杯! それぞれ習っていたピアノを連弾で披露すると会場はアンコールの大合唱。終盤には鏡開きとふたりからの日本酒サーブを行った。ほろ酔いのゲストが「最高の結婚式だ!」と喜ぶ姿にふたりも歓喜。何より準備を通じてお互いを深く知り、一緒に一つのものを創り上げたことで、ふたりで歩むこれからが楽しみになったそう。
鳥獣戯画をイメージし、オリジナルのれんをオーダー
新婦が猫を飼っていたことにちなみ、猫の絵のピースをゲストにはめてもらう結婚証明書。猫の一つに愛猫の姿も
見守る父もベールダウンする母も思いが込み上げて
ジャケットセレモニーで涙をこらえる父の手のぬくもりにはにかみながらも新郎ももらい泣き
披露宴会場でゲストに見守られた人前式
レトロなパフスリーブのドレスに合うようにオーダーしたブーケ
ドレスと紋付きという異色の組み合わせが「珍しい!」と好評
ピアノ連弾ではアンコールが!
お花を飾ったお気に入りの酒瓶、新郎の趣味にちなむコーヒーミルと共に飾ったふたりの写真でゲストをお迎え
装花も和をテーマに
華やかな鏡開きの後はふたりからゲストへ日本酒サーブ
2度醸す工程があることから「何度も生まれ変わる」という意味を込められた『陽乃鳥』という日本酒を選び、ふたりとゲストの幸せを願った乾杯に。発声は新郎自ら担当。他にも多彩な日本酒を用意した

秋田県秋田市
修平さん(39歳)
かん奈さん(30歳)
挙式日:2024年11月2日
会場:フレンチレストラン 千秋亭
職場で知り合い、おいしい日本酒を飲みに行こうと意気投合。彼が得意の料理を作り、プロポーズ。
※ゼクシィ青森・秋田・岩手版2025年5月号より転載
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