【結婚式レポートin愛知県】不思議と気付けば近くにいる。運命の赤い糸って本当にあるんですね

「驚かないでくださいね。私たち、同じ日に同じ病院で生まれたんですよ」と真琳さん。わずか5時間違いでこの世に誕生し、病室は隣。母同士も入院中からの付き合いで、1歳の誕生日会を、大輝さんと真琳さんと一緒に開いていた。その後、引っ越しをして少し距離ができたものの、中学3年生の時に偶然同じ塾で再会。授業が終わってからも駐輪場でおしゃべり。気付けば2時間たっていたことも。しかしこの時は交際には至らず、2度目の再会は成人式。久々なのにそんな感じは全くなかった。中学の時からお互い何も変わらず、当時のままだった。「話が合うし、気を使うことが一切ない」。自然と交際がスタートした。

ヘアメイクアーティストとして活躍する真琳さん。当日は日頃チームを組んでいるカメラスタッフやフローリスト、ヘアメイクアーティストに依頼。会場の中央に「ランウエー」を作り、「ショー」がテーマとなった。挙式を親族メインと友人メインの二部制に。1部では親族がランウェイの両サイドに座り、ふたりの晴れ舞台を見守った。2部では友人とのダズンフラワーセレモニーを行い、挙式後、華やかなステージを歩くふたりに、ゲストの祝福の拍手は鳴り止まなかった。

ふたりとも3人きょうだいの第1子。1部の親族挙式では、妹や弟たちがランウエーを歩いてリングをふたりに届けた

2部では友人によるダズンフラワーセレモニーでスタート。ランウエーで行うといっそう華やかに

「性格が似ているからか、高校の時はとにかく反抗していて。どんな時もすべてを受け止めてくれた母。いつかちゃんと謝りたかった」。ようやくその時を迎えた

学生時代、コンテストで優勝した時の賞品だった思い出のバッグに花を詰めてブーケ代わりにアレンジ

余興のゲームはけん玉大会。ランウエーで繰り広げられ、参加者は大興奮！

この日のテーマカラーは黒と白。ゴールドをあしらった印象的な真っ黒なケーキ

1部の挙式の最後に、お互いのきょうだい全員とハグ。大きな拍手が送られた

サンクスバイトは両家の母。母同士は25年来のママ友

お色直しはランウエーの上で。ライブ感たっぷりで、まさにショータイム

ようやく母に素直に感謝が伝えられた真琳さん。全身で思いを届けた

ふたりの母子手帳と1歳の誕生日会の写真を飾った

Profile

愛知県在住
大輝さん（25歳）
真琳さん（25歳）

挙式日：2024年12月15日
会場：コートヤード・バイ・マリオット名古屋（愛知県）
ゲスト：75名

初対面は生まれた日。お互い好きなことをやっていても気にならない。空気のような存在と語るふたり。

※ゼクシィ東海版2025年5月号より転載

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