
【結婚式レポートin福井県】ひと目ぼれの厳かな神殿で思い描いた挙式が叶いました

家族や友人へのおもてなしは楽しい演出満載で
当初、結婚式の衣裳はドレス一択だったという新婦。会場見学を重ねて、この館の神殿に心引かれ、和装での神前式を決めたそう。「雅楽の音色が気持ちにしっくり合って、神前式を選んで良かったと思いました」。神聖な緊張感の中で、真摯(しんし)な夫婦の誓いを立てることができた。
厳粛な挙式の後は、めでたさいっぱいの鏡開きから始まる披露宴。「涙は苦手。ずっと笑って過ごしたい」というふたりは、ゲスト一人一人に宛てたギフトボックスを一斉に開けてもらうという趣向や、くじ引きの当選をゲストの携帯電話にかけて知らせるといったサプライズなど、わくわく感のある演出を取り入れた。
また、高砂席とは別に、バルーンを飾った可愛いソファ席を設け、撮影や歓談でゲストと触れ合った。「普段なかなか言えない“ありがとう”をみんなに伝えられて本当に良かった」と新婦は満足げ。そんな新婦にエンディングでさらに幸せな出来事が待っていた。それは新郎による花束プレゼント。差し出された花束に驚く新婦へ、新郎から「綾と一緒なら、ずっと楽しく生きていける」と嬉しい言葉。思わず新郎をハグする新婦の喜びがゲストにも伝わって、会場はひときわ大きな拍手に包まれた。
父の堂々たるエスコートで、新婦がお色直し入場。スモーキーピンクのドレスはボリューム感のあるフリルのトップスが印象的
参進の儀。雅楽に導かれて新郎新婦と両家父母が神殿へ
ドレスの色にマッチした花や金箔(きんぱく)をあしらったケーキ
10代まで地元の太鼓チームに所属していた新郎が10年ぶりに腕前を披露。友人2人も“寿”の揃いの法被で熱演
ふたりの晴れ姿に高校からの新婦友人が感涙
新婦と父のお色直し入場に続いて、指輪交換のセレモニーも
手作りのエスコートカード。友人のカードにはプレゼントの応募券付き。携帯電話の番号を記入して箱に入れてもらい、披露宴で抽選。携帯番号に電話すると当選者が明らかに
満面の笑み! 新郎のサプライズにハグで応える新婦
深紅の色打掛が華やかな新婦。和装にふさわしい演出として鏡開きを選択した
ゲストそれぞれに違う色合いのグラスをプレゼント。隣同士で見せ合って楽しむゲストも
「結婚式を挙げて良かった。結婚の実感が湧いて、けじめがつきました」と新郎

福井県福井市在住
恵太さん(25歳)
綾さん(24歳)
挙式日:2024年10月13日
会場:出雲記念館(福井県)
ふたりは小中高と同じ学校に通った先輩後輩の間柄。彼女の就職をきっかけに交際が始まり、約3年で結婚。
※ゼクシィ富山・石川・福井版2025年3月号より転載
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