【結婚式レポートin福井県】“出会えて良かった”彼への思いを歌に込めました

音大で声楽を学び、学校で音楽を教えたり、テレビでニュースキャスターを務めるなど、声を生かす仕事をしてきた新婦にとって、音楽は自身の一部であり、生活に欠かせないもの。結婚式も自分らしくありたいと、ウエディングテーマを「音楽」に決めた。

アイテムは、テーブルナンバーをクラシック音楽家のイラストにしたり、席次表をコンサートのプログラム風にデザインするなど、テーマがゲストに伝わるように工夫。演出はもちろん音楽が中心。音大時代の友人たちが、ピアノ演奏の余興や、みんなで踊れるダンスをゲストにレクチャーするなど、それぞれの特技を発揮し、盛り上げてくれた。「ダンスは皆さんがノリノリで踊ってくださり、とても嬉しかった。ライブのような一体感で、最高に楽しかったです！」と新婦。

そんなゲストの祝福に応えるかのように、新郎新婦もピアノを連弾し、新婦は心を込めて歌を披露。新郎と共に歩む新しい人生への喜びを高らかに歌い上げた。新婦の歌を初めて聴いたという新郎は「素晴らしい歌唱力で、彼女を誇らしく思いました」と感激。ゲストからも大きく温かな拍手が送られて、音楽をテーマにしたウエディングにふさわしい締めくくりとなった。

新婦友人のピアノ演奏。J-POPの優しいメロディーが会場を包んだ

リズミカルな曲に乗ってお色直し入場。ゲストはサイリウムライトを振り、新婦友人がレクチャーしてくれたダンスでふたりを迎えた

未来への一歩を踏み出したふたりをゲストが盛大に祝福。「結婚生活はもう始まっていたけれど、あらためて気持ちが引き締まりました」と新郎

20年以上ぶりにピアノを弾いた新郎。当日は練習の甲斐あり、ノーミスで弾けて達成感

旅行が大好きな新郎新婦。ケーキにはトランクや飛行機など、旅行をイメージしたモチーフをちりばめ、手作りのプロフィールブックにはふたりで旅した思い出の写真を紹介

ソファの高砂席。暖色系の装花に囲まれてハッピーオーラ全開のふたり

モスグリーンの色打掛と和傘であでやかに

ベートーベンやバッハなど音楽家のイラストがテーブルナンバーに

福井ならではのまんじゅうまきを盛大に。お菓子も袋いっぱいに詰めて、ゲストに持ち帰ってもらった

新婦父との固い握手で、新郎は新婦を生涯大切にすることを決意

Profile

福井県福井市在住
辻 朋和さん（33歳）
美里さん（35歳）

挙式日：2023年10月7日
会場：ララシャンス　ベルアミー（福井県）

知人の紹介で出会って意気投合し、１年半の交際で結婚。４月の赤ちゃんの誕生を楽しみにしている。

※ゼクシィ富山・石川・福井版2024年3月号より転載

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