【結婚式レポートin愛知県】誰もが気を使わずに過ごしてほしい。私たちも2度楽しんじゃいました
日頃ふたりを支えてくれている友人らとの絆を紡ぐ
長野県出身で、幼い頃から軽井沢高原教会での挙式が夢だった実加さん。ただ名古屋市内で医師と看護師として働くふたりには、多くの友人に軽井沢まで足を運んでもらうことにためらいがあった。「どちらかというと、親が恥ずかしがり屋なので大勢の披露宴は苦手そう。さらに私の父が体調を崩したこともあり、ゲストに気を使わせてしまうのも……」と、2024年6月に軽井沢で両家の親と6人で挙式を行い、食事会を開いた。中国から家族3人で日本国籍を取得した東樹さんの親にとっても、言葉の壁があっても、東樹さんを通して実加さんの親とゆっくり会話を楽しめるひとときになった。
季節が変わり、あらためて職場の仲間や友人だけでの式を開いたふたり。名古屋市内を一望できる高層ビル最上階のレストランに流れる特別な時空間も、ふたりからゲストへのおもてなしに。東樹さんの深いネイビーのスーツと、実加さんの“フワフワ”のドレスは、この日のためにオーダーしたもの。「せっかくだから形にとらわれない自由なスタイルにしたくて。とびっきりの料理とこの絶景、そして会話を私たちもゲストと一緒に心から楽しみました。2回やって良かったよね」とふたりはほほ笑み合った。
ゲストがオリーブの木の根に土をかけ、挙式中にふたりが実家の水を注いだ
リングピローは軽井沢の教会で使用した、実加さんの母の手作り
親友が控室でベールダウン
結婚の宣誓は、友人6人からの問いかけに答える形で行った
ダズンローズセレモニーでは、友人らもふたりのそばに並び、祝福の拍手を送った。友人だけの和やかな挙式となった
本国フランスで100年以上の歴史を誇る名店の海外初出店のレストラン。料理を口にしたゲストからは笑みがこぼれた
ワインと肉の「格付けチェック」で優勝したチーム。料理にゲームに夜景と「日常を忘れる、素晴らしい時間でした」と感想を述べた
“夫婦の木”といわれるオリーブの木で作られた華やかなシャンデリア。実加さんがこの会場を選んだ理由の一つでもあった
格付けチェックで、真剣にワインを飲み比べる友人たち
海外の結婚式に登場したウエディングケーキと同じデザインを実加さんがリクエスト
披露宴のオープニングムービーでは、軽井沢での挙式・食事会の様子が映し出された

愛知県在住
東樹さん(37歳)
実加さん(30歳)
挙式日:2024年10月14日
会場:オーベルジュ・ド・リル ナゴヤ
ゲスト:60名
2023年6月に出会い、たまたま同業だったことと、共に一人っ子で話しやすかったことから交際がスタート。
※ゼクシィ東海版2025年3月号より転載
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