【結婚式レポートin静岡県】ゲスト一人一人にスポットを。ご縁が広がる一日にしたい
快晴の空の下、家族もゲストも口福な時間を
「職場の仲間=親族なので、カジュアルに、でもきちんとお披露目したい」と自営の後継ぎである将汰さん。「食べること、料理が大好き。将汰さんの誕生日には毎年テーマを決めて料理を振る舞う」という佳央里さん。ちなみに、昨年のテーマは『大人のお子さまランチ』。特にオムライスは「人生で一番!」と将汰さんは大絶賛。そんなふたりが選んだのは、料理がメインのレストランウエディングだった。
お互いの友人は初対面のため、ゲスト参加型のスタイルに。選んだボックスにリングが入っていたゲストがリングを届けるセレモニーを皮切りに、ふたりの実家で飼っているチワワと黒猫を模したぬいぐるみの同時トス、友人との連弾など多くのゲストにスポットが当たった。中でも佳央里さんと腕を組んで歩くために懸命にリハビリを続けてきた父。佳央里さんの知的好奇心を育み、人生の指針となる言葉を伝えてきた。「父とは国際協力についてよく語り合いました。時間が足りなくなると、手紙に書いてくれる、そんな尊敬できる父です」。ファミリーミートでの感涙後、しっかりとした足取りでバージンロードをエスコートした父の手のぬくもりを、佳央里さんは忘れることはないと語った。
男女のゲストに分けて用意されたリングボックス。誰が選ばれるのかわからないドキドキ感も添えて
ファミリーミートでは佳央里さんの親が号泣。喜びと寂しさの複雑な思いが伝わってきた
リングが入っていたボックスを運ぶゲスト
佳央里さんの友人と見事な演奏を披露
再入場は艶やかな色打ち掛け姿で。その下には母も佳央里さんも成人式でまとった振袖を着用
ケーキではなく、ちらしずしでファーストバイト
送賓前、振袖姿になった佳央里さんと共に両家で記念撮影。良い一日だったことが伝わる
佐鳴湖のほとりでのガーデンセレモニー。マリアベール姿の佳央里さんの笑顔が輝いていた
将汰さんは大好きな姉と中座。けんかをした記憶がないというほど仲良し
デザート演出「マカロンボックス」。好きなマカロンを選べる
料理のおいしさで会場を選んだふたり。一品ずつ丁寧に仕上げられた料理にゲストは舌鼓を打った
佳央里さんの父と叔母たち。「きょうだい揃って写真を撮るなんていつぶり?」と3人とも上機嫌

浜松市在住
将汰さん(30歳)
佳央里さん(29歳)
挙式日:2024年10月12日
会場:ジ・オリエンタルテラス
ゲスト:61名
末っ子同士のふたり。2022年3月に出会う。手料理を食べながら自宅でまったりと語り合う時間が大好き。
※ゼクシィ静岡版2025年2月号より転載
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