
【結婚式レポートin宮城県】どんな瞬間も楽しくて、あっという間だった

大好きを詰め込みゲストと共に一体感を楽しむ
結婚式を挙げるなら、「コンセプトを持ちたい!」そう思って決めたのは、お気に入りという意味の『FAVS』と名付けたライブみたいなウエディング。交際のきっかけになったバンド演奏や、崇太朗さんが地下アイドルを推していることともリンク。さらに美玖さんの好きなピンクや水色などテーマカラーを掛け合わせ、ふたりオリジナルのコンセプトが完成した。
招待状はライブチケット風にし、ギターを持ったふたりの前撮り写真をポスターに。こだわりのパンフまでライブ風に統一。2度の入場シーンは、推しの曲に合わせてペンライトを振り、ゲストと一体感を味わった。
さらに、クライマックスの親への感謝の手紙は、新婦が書いた詞に合わせて新郎が曲を作り、映像にしてお届け。父母はもちろんゲストまで涙を流す感動の仕上がりだった。
実は、父と祖父を亡くしたばかりで結婚式をしなくてもいいかなと思っていた新婦。ふたを開けてみれば、盛り上げてくれた友人たち、仲良く会話する両家母、花嫁姿を見て元気になった祖母……。みんなが喜ぶ姿に感激の連続。出来上がったスナップを見ながら、「もう一回挙げたいね!」とふたりで声を揃えた。
街角に立つホテルの外階段で新緑と笑顔に包まれたフラワーシャワー。挙式の緊張がグッとほぐれた
ブーケや装花は淡いピンクや水色のテーマカラーで
亡き父の代わりに母とバージンロード入場
正統派チャペルで挙式したことで、結婚するけじめとなったそう
新婦は母方祖母とお色直し中座。孫の晴れ姿に感激し、「ひ孫が生まれるまで長生きしないと!」と一気に元気になった
ふたりの元には、いつもゲストが
ギターを持って撮影したアーティスト感のある前撮り写真をウエルカムポスターやパンフにしたり、ライブチケット風の招待状を作ったり。全て新郎の力作
入場はゲストが振るペンライトの中で。私物のペンライトを持ってきてくれた友人も多数。このときの動画がSNSで話題になり、新郎が推すアイドルからもお祝いのメッセージがあったそう!
準備中にすっかり仲良くなった両家
新婦作詞、新郎作曲の親への感謝を込めた歌を映像にして上映
記念品のウエイトベアの重さを確かめる両家父母たち

宮城県仙台市在住
崇太朗さん(29歳)
美玖さん(28歳)
挙式日:2024年6月2日
会場:ホテルモントレ仙台(宮城県)
職場の先輩後輩でイベントでバンドを組み、彼女がバレンタインでチョコを渡したことが交際のきっかけに。
※ゼクシィ宮城・山形版2024年11月号より転載
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