【結婚式レポートin宮城県】つくり上げる面白さと、繋がることの幸せを体感!
水族館での挙式と思い溢れる手作りのパーティ
ゲストはホヤや海藻の水槽の下をくぐり抜け、イワシの大群やサメが泳ぐ海の世界へ! 挙式の舞台は水族館。アクアブルーを背景にふたりはゲストに見守られ誓いの握手。すると「キスじゃないんかい!?」と笑うゲストにつられてふたりも噴き出し、会場は一つに包まれた。
パーティも挙式に合わせて海をテーマに。シーグラスや貝殻をゲストが貼り付ける結婚証明書、海の生物を描いたテーブルナンバーや引出物バッグなど多くを新婦が手作り。もう一つこだわったのは、ゲストにスポットを当てること。全員の紹介文を掲載したプロフィールブック、兄、姉へのサンクスバイト、友人や祖父母との中座。みんなを大切に思う気持ちを表現した。
そんな中、新郎は父の紋付き、新婦は母から受け継いだ振袖を着て登場。両家ゆかりの晴れ姿に、「あ! あの衣裳だ!」と家族から拍手喝采が。家族の思いが込められた衣裳でふたりとも感謝の手紙を読んだ。実は新婦は結婚を決めてから父を亡くしていた。ずっと受け入れられなかった父の不在。その悲しみをみんなとの繋がりの中で、「やりたいことを突き詰めた自慢の父ちゃん」と愛のメッセージに変えて天国へ贈ることができた。
遠方ゲストやキッズも多かったので、非日常感のある水族館を挙式会場に選んだ
母お手製のリングピローも水族館に合うブルーに
亡き父の代わりにモーニング姿でバージンロードをエスコートしてくれた母。その手には父の写真が
以前水族館で購入したアザラシの置物におめかしさせたウエルカムドール
ふたりの愛猫「いわなちゃん」をあしらったケーキ
新婦は姉に、新郎は兄にサンクスバイト
自宅でプロに撮影してもらった写真をウエルカムボードに
お手製のプロフィールブックでゲスト全員を紹介。表紙には新婦の手描きイラストを
新郎は父の紋付きを。新婦は母が祖母から贈られた振袖を。職場の同僚たちから「好きなデザインをオーダーして」とプレゼントされたブーケを合わせた
結婚証明書のふたりのサインの間にはいわなちゃんの肉球も
一人一人に合わせて選んだグラスの引出物。バッグには海の生き物をステンシル、プラ板のアクセサリーも添えた
ゲスト卓ごとにポーズを指定して撮影

宮城県富谷市在住
淳さん(36歳)
彩香さん(33歳)
挙式日:2024年6月2日
挙式会場:仙台うみの杜水族館(宮城県)
披露宴会場:アールベルアンジェ仙台(宮城県)
家族を大切にするふたりは、医療や福祉の専門職。結婚式ではプロと共につくり上げたこともよい思い出に。
※ゼクシィ宮城・山形版2025年2月号より転載
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