【結婚式レポートin静岡県】汗も涙も喜びも分かち合った仲間たちと思い出を紡ぐ時間を
憧れの大聖堂で大切な友人の前で結婚を誓う
ふたりとも県外から静岡県へ異動。勤務していた3年前の秋。友人を含めたグループ交際がスタート。ムードメーカーの公宏さんに、最初は少し距離を置いていた知咲さん。しかし誰とでもすぐに仲良くなり、周りを楽しませることに徹する公宏さんの屈託ない笑顔にいつしか惹かれ、交際が始まった。学生時代、ラグビー一筋だった公宏さんと、12年間バレーボールに打ち込んでいた知咲さん。スポーツの世界の厳しさも理解し合える点で、価値観も似ていて、一緒の時は、素のままでいられた。
ふたりの実家がある山梨県と三重県のほぼ中央に位置する三島の式場には、親族と、とにかく愉快な友人らが集まった。「サイズがなく、なぜか緑のタキシードに」とはにかむ公宏さんが入場すると、友人らは「おお!」と大歓声。さらに式の立会人として公宏さんの大学ラグビー部時代の友人と、中学からの知咲さんのバレーボール部仲間をサプライズで指名すると、さらに場が盛り上がった。祝宴に移っても会場内は笑顔で溢れた。ケーキ入刀や似顔絵コンテストなど爆笑に次ぐ爆笑。「ゲストが楽しんでくれたらいいと思っていましたが、私たちが一番楽しんじゃいましたね」とふたりはこの日一番の笑顔を見せた。
チャペルの外階段にひと目ぼれした知咲さん。巨大クラッカーの華やかな演出の中で、ドラマチックな誓いのキス
ダズンローズセレモニーで、12人の友人から白いバラを受け取りながら入場した公宏さん
リングガールは公宏さんのめい。白いドレスが愛らしい
中座は兄と。「いつも兄のまねばかり。男の子の遊びをしていました。つい最近兄も結婚。お互いに“おめでとう、ありがとう”と伝え合いました」
乾杯は、ふたりが考えたオリジナルカクテル『富士山の雪解け水』で
忙しい親に代わって幼い頃から面倒を見てくれた、94歳と86歳の元気な祖父母と中座。嬉しそうな表情にゲストからも盛大な拍手が送られた
夕暮れ時となってからのデザートビュッフェは、ライトアップされたテラスで
ガラスボールを使ったこだわりの装花
あめ細工が施されたケーキ。入刀セレモニーでも友人が笑いを取った
プロフィールブックはふたりの手作り
クイズ大会では会場のアンティーク家具を使って盛り上がった

神奈川県在住
公宏さん(26歳)
知咲さん(27歳)
会場:ハートフィールド
偶然の出会いから2年間の交際を経て2023年の大安・天赦日に婚姻届を提出。式後は神奈川で新生活を開始。
※ゼクシィ静岡版2024年11月号より転載
- 結婚準備全体
- 結婚式実例
- 静岡県













