【結婚式レポートin栃木県】心からの感謝を伝えたら笑顔をたくさんもらいました
会場にあふれたお互いを思い合うあったかい気持ち
プロポーズは、美有さんの好物であるスイカを盛り込んだディナーと、大好きなカスミソウ入りの花束で。婚姻届を提出してから2年後に、「親からの卒業として、大事な節目として結婚式を挙げてもう一歩前に進みたい」と話す彼女に、「そうだね。いいと思う!」と快く賛成。そんなふうに、普段から美有さんの心に寄り添う拓也さん。念願を叶えたこの日の彼女も、「彼はきっと緊張してるから、少しでも和んでほしいな」と、ファーストミートの前に39個の感謝を伝える冊子をプレゼント。ふたりに共通しているのは、大切な人を喜ばせたいという気持ちだ。この日のテーマも「ゲストへささやかなサプライズやうれしさを詰め込んだ結婚式」。結婚証明書作りやケーキのデコレーションなど、全員参加の演出で一体感をつくり、デザートビュッフェと共に新郎が淹れたコーヒーで感謝のおもてなし。ゲストの笑顔が幸せな一日を彩った。
「思い」を伝えたいのはゲストも同じ。新婦の父母がふたりの写真をプリントしたTシャツを着て歌を披露すると、大学で応援団に所属する新婦のいとこがエールを送って大歓声。お開きの直前まで、会場はそれぞれを思う優しく温かい空気に包まれていた。
柔らかい光に包まれたチャペルで人前式
花束の持ち手だけが描かれたケーキに、全員でアーティフィシャルフラワーを装飾
ガーデンにフラワービュッフェがオープン。ゲストに一輪選んでもらい、新婦が好きなカスミソウと共に花瓶へ。卓上装花として各席を彩った
ファーストミートの際、新婦作のブローチを父母へ贈り、両家の絆と感謝を表した
親ギフトは幸福を呼ぶ木といわれるオリーブ
ケーキを食べさせ合うと見せかけて、腕をクロスし自分の口へ!
モロッカンタイルの結婚証明書には友人の名前も。友人の存在も大切にしたくて事前に準備
ふたりの幸せを願い青空へ放ったバルーン
少人数だから全員で同じテーブルを囲むスタイルに。新婦が持ったブーケは友人、アクセサリーは新婦母の手作り
写真はふたり共通の趣味。これまで撮った写真から一人一人をイメージした一枚を選び、各席に飾った。プロフィールブックにはお気に入りの写真を
ふたりが好きな豆と愛用の道具でコーヒーを淹れる新郎
栃木県小山市在住
拓也さん(29歳)
美有さん(28歳)
挙式日:2024年3月22日
会場:マリエルコート インターパーク(栃木県)
出会いは大学のダンス部。7年間の交際で婚姻届を出し、当時はコロナ下のためフォトウエディングを選択。
※ゼクシィ茨城・栃木・群馬版2024年10月号より転載
- 結婚準備全体
- 結婚式実例
- 栃木県