【結婚式レポートin山形県】何があってもこの日が私たちを支えてくれる!
思い出の宿を貸し切った宿泊ウエディング
「結婚式は本当にいい思い出。おかげで辛いことも頑張れた」。母の言葉で、かりんさんは結婚式を一生の思い出にしたいと思った。記憶に留めたかったのは、大切な人との時間。そこで、ふたりが以前泊まったことのあるこぢんまりとした小さな宿を貸し切りにしたお泊まりウエディングを行った。
緑に包まれた宿を彩ったのは、グリーンを基調にした装花やお手製のアイテム、そして丁寧に紡がれた料理……。堅苦しさは抜きと挙式はせず、家族や友人との会話をたっぷり楽しんだ。スピーチでは新婦を見守ってくれた幼なじみが、「潤希さんと一緒になって幸せそうで嬉しい」と涙。プロポーズでも贈られた大好きなミモザの花を描いたケーキのセレモニー後、ビッグスプーンでのファーストバイトでは笑いと共に多くのカメラを向けられる。また、各卓を巡った歓談時間には、「キレイ!」「おめでとう」とたくさんの祝福を浴び、ゲスト同士、そして家族と友人が仲良く話をする様子を見られたのも、ふたりにはとても嬉しかった。お泊まりする安心感と居心地の良さから、焚火が灯ったラウンジでのお見送りでも、会話が止まらない。ふたりはこの後もゲストの部屋を巡り、忘れられない夜を過ごした。
外の景色と調和するようにゲスト卓の装花はグリーンに。トワイライトやナイトと時間の経過も楽しんでほしくて、キャンドルもプラスした
グリーンと白を基調にバーガンディーを差し色にしたこだわりのブーケ
テーマカラーの赤でオーダーしたウエルカムボード
友人たちと新婦父母が語らうシーン。こんなふれあいが随所に
幼なじみのスピーチは笑いと涙が入り交じり、新婦の人柄を感じさせる内容に
ふたりの背景は緑が美しい桜の木。メイン席には淡いピンクのスモークツリーを
ゲストからカメラを向けられハートのポーズをきめるふたり
テーブルスピーチでは新婦が可愛がっている友人の子どもゲストからも「おめでとう」と祝福が
切り株にあしらわれたメニュー
片足ずつ異なる花が刺しゅうされたシューズはひと目ぼれ
ふたりの好きなミモザの花を描いたケーキ。新郎へのファーストバイトは新婦が用意したビッグスプーンで大盛り上がり
一人一人と顔を合わせて会話して
思う存分撮影を満喫し、思い出を残した
山形県東根市在住
潤希さん(26歳)
かりんさん(27歳)
挙式日:2023年9月16日
会場:おやど 森の音(山形県)
プロデュース:marrydesigns(マリーデザイン)
共通の友人主催のバーベキューで出会い、交際へ。お互いに「何でも話せる」と思い、約1年後プロポーズ。
※ゼクシィ宮城・山形版2024年9月号より転載
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