【結婚式レポートin愛知県】お互いの“好き”を全部詰め込んでゲストにあっ!と言わせます
愛猫との挙式、趣味の展示などやりたいを形に
アルバイト先で出会った時から、和司さんは唯さんにベタぼれ。唯さんが「バイクの二人乗りかっこいいよね」と言えば、和司さんは二輪の免許を取り、バイクも購入。「フグを食べてみたいなあ」とつぶやけば、てっさを存分に食べに連れて行く。「すぐに行動に移すので、下手に夢を語れないんですよ」と笑う唯さん。結婚式に関しても、幼い頃からプリンセスに憧れていた唯さんが選んだ会場や衣裳に、和司さんは目を細めてうなずき続けた。それだけでなく、夢の世界が好きな唯さんのために、サプライズで会場にランタンの明かりをともした。一点だけ、「ケーキは自分好みにデザインさせてほしい」と唯さんに頼んだ。大の車好きの和司さんは、何度もパティシエと打ち合わせ、細部に至るまで愛車を忠実に再現。そのケーキが登場すると、ゲストの大歓声と共に和司さんは思わずこの表情。カットすることも、食べることも腰が引けてしまう和司さんに対し、いたずらっぽい表情で、唯さんは大胆にケーキをすくい取った。
主賓のスピーチも中座のエスコートも親の謝辞もなし。いっさい緊張感のない、夜の明かりに照らされた空間で、ふたりもゲストも共に心から笑い、語り合う時間が流れた。
唯さんの希望で愛猫のメル君との挙式。首にリングを付けたメル君を抱いて登場し、ベールアップも一緒に
会場入り口に展示した和司さんの愛車。ナンバープレートはこの日仕様
ケーキのタイヤ部分は和司さんの父に
ゲストが楽しめる演出をと、肉の種類などを当てる『格付けチェック』で大いに盛り上がった
和司さんからのサプライズで、お開き直前、各卓のバラをゲストに集めてもらい、束ねた花束を唯さんにプレゼント
ガーデンのイルミネーション、サイリウム、さらに和司さんからのサプライズランタンと、ナイトウエディングらしい光の演出の中、ふたりが再入場
唯さん手作りのカップラーメンブーケを男性ゲストにトス!
乾杯の音頭のみ友人に頼み、それ以降はゲストにマイクが渡ることはなく、料理と会話を楽しむことにふたりはこだわった
ふたりの趣味の展示コーナーを設置。唯さんは和司さんへの手作りプレゼントなどを並べた
「母は気遣いの人なので、私といる時だけは楽だったみたいです」。寂しさをこらえてのベールダウン
愛知県在住
和司さん(26歳)
唯さん(27歳)
挙式日:2024年4月15日
挙式・披露宴会場:ララシャンスOKAZAKI迎賓館
招待客:32名
2018年に出会い、翌年から交際。実は同じ中学の1学年違いだったが、お互いの存在は全く知らなかった。
※ゼクシィ東海版2024年8月号より転載
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