【結婚式レポートin香川県】結婚式でゲスト同士の交流を深めてもらいました
友人たちの協力と交流のおかげで和やかな結婚式に
挙式が始まる前、父母にふたりの晴れ姿を披露するファミリーミートが始まった。結婚式の打ち合わせ中、よく家族の話をしていたというふたりは、誰よりも早く父母に晴れ姿を見てほしかったという。息子と娘の晴れ姿を見るなり、涙をこらえきれなくなった母たち。そして両家とウエディングスタッフが円陣を組んで「いい式にしましょう! エイエイオー!」と威勢のいい掛け声が弾んだ。感動的な中にも明るい雰囲気で、ふたりの結婚式がスタートした。
ふたりが交際を開始したのも、婚姻届を提出したのも8月28日。つまり「ハニワ」の日。この日はふたりのアイコンとして、あちらこちらに埴輪が飾られていた。
アイテムや内容も、ふたり独自のアイデアがたくさん。誓いの言葉は互いの第一印象などを盛り込んだメッセージ性のあるオリジナル。披露宴では新郎側と新婦側の友人が同じテーブルを囲んでいた。これは「交流を深めてほしい」というふたりからの配慮から。おかげでどのテーブルからもにぎやかな笑い声が聞こえていた。木彫りのウエルカムボードや席次表は友人との共同制作で仕上げたもの。家族やゲストとの深い信頼関係がうかがえる結婚式だった。
挙式直前、新郎新婦と両家の父母、スタッフとで円陣を組んだ。みんなの気持ちを一つにして結婚式がスタートした
ファミリーミートのために父母の待つ挙式会場へ
Yさんの88歳の祖父がお祝いに『高砂』という謡曲を披露してくれた
Kさんの友人が手彫りしてくれた存在感たっぷりのウエルカムボード。板はふたりが気に入ったものを購入しお気に入りのドライフラワーを合わせた
新郎側と新婦側の友人を同じテーブルにしたのは、交流を深めてほしいという新郎新婦の狙い
挙式の後、ゲストが作ってくれたアーチをくぐって再入場。これもゲスト同士のコミュニケーションを図ることが目的
各卓で新郎新婦の似顔絵を描いてもらい、どのテーブルが一番似ているかをふたりが審査。似顔絵のベースは埴輪の形
席次表はYさんの友人が作ってくれた。開くと二次会のフライヤーになるデザイン。フライヤーの似顔絵は新郎新婦が色塗りした合作
ウエルカムスペースではふたりの生い立ち動画を上映
香川県小豆郡在住
K・Yさん(35歳)
Yさん(29歳)
挙式日:2024年2月17日
会場:LLOYDS(ロイズ)(香川県)
2021年夏に出会い、2022年のクリスマスにプロポーズ。交際記念日である8月28日に婚姻届を提出。
※ゼクシィ徳島・香川・愛媛・高知版2024年7月号より転載
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