【結婚式レポートin山梨県】2つの披露宴を同時進行!?始まりはマグロ解体ショーから
涙は挙式だけ!2つの披露宴はとことん楽しく♪
式準備を始めたのはコロナ下。感染リスクを減らせる二部制を希望したものの、「予算的に厳しくて。幼い子どもたちの体力が持つかも心配でした」。そんな時、会場から提案してもらったのが、親族と友人の披露宴会場を分けて同時進行で行う結婚式だった。
当日はエントランスでゲストをお迎えしたふたり。ゲスト一人一人とカメラで撮影し、撮った写真とゲストからのメッセージをまとめてハンドメイドの結婚証明書を完成させた。全員での挙式は、家族への感謝を伝える場に。母一人子一人の家庭を支えてくれた祖父母へは「チャペルムービー」を、女手一つで育ててくれた母へは手紙を贈った。
同時進行の披露宴は、親族と楽しむマグロの解体ショーからスタート。マグロの入刀、すしファーストバイトの後は、友人の会場へ。あえて演出なしのフリータイムにし、ゲスト卓でおしゃべりを楽しんだ。
披露宴後半は、ガーデンに全員集合。デザートビュッフェや打ち上げ花火、プチギフトマルシェなど、ワクワクする演出のオンパレードに、ゲストも大はしゃぎ。「涙は挙式だけで十分。『楽しかった!』って、笑って帰ってほしいんです」。そんな新婦の言葉通りのエンディングを迎えた。
花嫁の手紙は挙式の結びに。「母は泣きっ放しで化粧も崩れちゃって。でも、一人で私を育ててくれた感謝を伝えられて良かったです」
長男・結翔くんの誕生日である7/16(ナナイロ)にちなみ、式のテーマを「七色」に。挙式後は、七色のラムネで乾杯!
身支度の仕上げは、母による紅差しの儀。「今まで素直になれなかったから、母との幸せな思い出を残したかったんです」
新郎とのPK対決に、10人のゲストが挑戦
子どもたちを挟んでサンドイッチキス
総試着数150着以上!! 唯一新郎がひと目ぼれしたチューリップ柄のジャカード織りドレスのほか、白ドレスはロールカラーなどの小物を変えて4WAYに
白基調のブーケ。お色直しでは、ドレスと同系色の花を足してアレンジ
友人との披露宴は、飲み会のような気軽さで
親族用ペーパーアイテムは紙で手作り、友人用はデジタルに
みんなで作った結婚証明書を、挙式でお披露目
初めて目にした花嫁姿に、思わず涙の新郎。「彼女のドレス姿を見るのが夢だったんです」
静岡県富士市在住
D・Iさん(27歳)
Sさん(33歳)
挙式日:2023年10月28日
会場:ネオス・ミラベル(山梨県)
SNSを通じて知り合い、バイクという共通の趣味で意気投合し交際へ。結婚式は、長男次男を交えて4人で。
※ゼクシィ長野・山梨版2024年7月号より転載
- 結婚準備全体
- 結婚式実例
- 山梨県