【結婚式レポートin愛知県】みんなが肩の力を抜いて心から楽しめるパーティに

結婚が決まり、Mさんは初めて実家を出た。涙する母につられたMさんと父と共に、しばし親子3人で大号泣。翌日父からMさんの元に送られてきたメールにMさんはまた号泣。そんな親からの当日のサプライズが、大学時代の友人が準備した「将臣シャツ」を着ての登場。まさかの演出に会場内が沸いた。

「改まった式だと緊張しちゃうから、結婚式はやらない」と思っていたYさん。親からは、何らかの形でやった方がいいのでは？と提案され、「レストランでカジュアルに楽しくやるならいいかも……」と決めた会場は、カフェとファクトリー（木工所）が融合した話題のスポット。テーブル、椅子など自社製の調度品がセンスの良い空間を生み出している。ゲストの注目を集めたのは、この日のために別注で作った木工の「ドーナツラック」。「ファーストバイトはドーナツで」とのYさんのリクエストを受けて制作されたもの。他にもふたりらしいスタイルは随所に。会費制のパーティでは、前菜だけでなく、引出物もビュッフェスタイルに。ただし「盛り上がるならこれでしょ！」と王道のビンゴ大会を開催。「思い描いていた一日になりました」。軽やかにほほ笑みながらYさんは語った。

Yさんの母が作ったウエルカムボードの横でほほ笑むふたり。繊維会社に勤務するふたりらしい装いが会場の雰囲気にマッチ

控室から階段を下りて登場したYさん。キレイな光もこの会場を選んだ決め手だった

ゲストの大歓声の中で行われた人前式

前菜はビュッフェ形式。大きなテーブルいっぱいに並んだ

ファーストバイトは、ドーナツ好きのYさんがリクエスト。ドーナツは当日店内で焼いたオリジナル

Mさんの中座は「Mシャツ」を着用した母と妹と。Mさんの母は、小学生の時に自身の母が他界。その分人一倍、Mさんや妹のことを大切に思ってきた。「母が作る料理はいつも大量。それも愛情の証しだったんですね」とMさん

各種お菓子から選べる「引出物マルシェ」

卓上札は、Yさんの姉がふたりのために作ったもの

結婚証明書はゲストがサインをしたサッカーボール

ドーナツラックはデザートビュッフェにも使われた

ドレスは2着ともMさんには内緒に。セカンドミートでも涙を流したMさん

Profile

愛知県在住
M・Sさん（31歳）
Yさん（26歳）

挙式日：2024年2月17日
挙式披露宴会場：24PILLARS
招待客：41名

Mさんが勤める繊維会社にYさんが入社。同僚との花見で仲良くなり４年の交際を経て2023年結婚。

※ゼクシィ東海版2024年7月号より転載

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