【結婚式レポートin山梨県】仲良しいとこが集まっておじいちゃんを笑顔に!
懐かしくて温かいクリスマスの思い出をもう一度
クリスマスを控えた12月の結婚式。「子どもの頃から、この季節が大好き。毎年いとこたちが集まって、叔父さんサンタからプレゼントをもらうのが嬉しくて」。ゲストにも、そんなクリスマスのワクワク感を感じてほしいと考えた。
靴下や星形のお菓子をトスする「クリスマスお菓子まき」を楽しんだ後は、ホワイエへ。ツリーに飾られたエスコートボックスでゲストをお迎えし、クリスマス気分を盛り上げた。
実はこの日は、新婦祖父母の結婚記念日。「おばあちゃんが亡くなってから、おじいちゃんは元気がなくて。でも私たちの式が決まって『それまで生きるぞ!』って喜んでくれたんです」。そんな祖父のために、結婚記念日を祝うサプライズを企画した。いとこや姉と手を繋いで中座、と見せかけ祖父の元へ。親戚一同からのメッセージ色紙と思い出の写真を贈った。言葉はなくても、ニコニコとプレゼントを眺める祖父の姿に、「喜ぶ顔が見られて幸せでした」。
一方新郎は、新婦へサプライズ。新婦父母や新郎本人からのメッセージ動画に加え、祖父からのメッセージも。「何年たっても初心を忘れず、頑張って生きるんだぞ」。祖父の心からのエールは、最高のクリスマスプレゼントになった。
ゲストの掛け声で、一斉にお菓子をトス!当たりをキャッチしたゲストには、景品をプレゼントした
衣裳ごとに持ち替えたブーケは、新婦母の手作り
「末っ子で甘えん坊だった私を、伸び伸びと育ててくれた」という父母への思いが溢れた
音楽が好きなふたりらしく、レコード盤をメッセージボードに
新郎から、100本のバラのサプライズ。「ひそかに憧れがあったから、嬉しくて鳥肌が立ちました。彼と結婚して良かったなって」
ツリーにエスコートボックスを飾って、ゲストに探す楽しみを
ふたりの幼少期の写真当てクイズを出題。景品のテーマパークチケットを手に入れた幸運なゲストは、「よっしゃっ!!」
大好きなハンバーガーをケーキに見立て、ふたり同時にガブリ! この日のために、半年間ハンバーガーを我慢したそう
親への思いを伝えるチャペルムービーで、冒頭から涙に包まれた挙式。退場は晴れやかな笑顔で
レシート写真機を置いて、自由に撮影を楽しんでもらった
ラストは盛大な打ち上げ花火!
山梨県甲斐市在住
H・Iさん(24歳)
Sさん(25歳)
挙式日:2023年12月2日
会場:ネオス・ミラベル(山梨県)
共通の友人を介して出会い、山頂でプロポーズ。「ずっと一緒に笑って、しわの数を増やしていきたいです」
※ゼクシィ長野・山梨版2024年5月号より転載
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