【結婚式レポートin山梨県】中学時代の片思いから結婚へ。祝福に包まれたハッピーエンド
「ありがとう」を一人残らず全員に伝えたくて
新郎は中学生の頃から、ずっと新婦に片思い。4度目のアプローチでようやくいちずな思いが実り、晴れて今日を迎えることができた。式に訪れた同級生たちも、ドラマチックな恋の結末を手放しで祝福。「泰輔だから、安心して友華を送り出せます。あなたは私の世界一大切な親友を、生涯愛し守っていくことを誓いますか?」。挙式では、中学時代の親友たちの問い掛けに答え、結婚の誓いを立てた。
披露宴は、出身中学校で撮影したムービーからスタート。新郎が新婦に恋心を抱いたエピソードを再現VTRで紹介すると、会場は早くも祝福ムードいっぱいに。懐かしい母校の風景に、同級生たちのテーブルも大盛り上がりだった。
「ゲストと私たちが繋がって、お互いを近くに感じられるようなおもてなしをしたい」と考えたふたり。その一つが、10種類のグルメから好きな品を選べる「ギフトマルシェ」。ふたりも一緒になって、あれこれ選ぶ楽しいひとときを分かち合った。パーティの結びは花嫁の手紙。ではなく、一人一人に宛てたサンクスレターを一斉にオープン。手紙にびっしりとつづられた感謝の言葉に、ゲストはにっこりしたり涙したり。全員の心に届くサプライズは大成功だった。
お互いの指にはめた指輪は、貴金属加工の職人である新郎父の手作り。新郎父母の結婚式の際に、新郎父がつくったティアラも身に着けた
一緒に写真を撮ったり、おしゃべりしたり。ゲストとの距離が近い温かなパーティに
「6年ぶりの再会が、友華の結婚式だなんて。こんなに幸せなことはないよ」。高校時代の部活のチームメイトが、再会の喜びとともにお祝いのスピーチを
左右両サイドに向けて花を束ねたバレリーナブーケは、どこから見ても華やか
新郎おいのリングボーイや新郎兄たちの中座エスコートなど、親族も結婚式の盛り上げ役に
親だけでなく、ゲスト一人一人に手紙を贈った。「準備は大変だったけど、きちんと感謝の気持ちを伝えられました」
調味料や麺類、ワイン、スイーツなど、ふたりが厳選したグルメを並べて「ギフトマルシェ」を開催。お菓子を選べる「お子様ギフトマルシェ」も
水中花とフローティングキャンドルで彩った装花は、まるでアートのよう
カスミソウが主役の、優しく可憐なケーキ
山梨県甲斐市在住
村松泰輔さん(24歳)
友華さん(25歳)
挙式日:2023年11月4日
会場:KONAYA HOTEL(古名屋ホテル)(山梨県)
ふたりは中学の同級生。4度目の告白で、「押しに負けました(笑)」と新婦。交際4年でゴールイン。
※ゼクシィ長野・山梨版2024年4月号より転載
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