【結婚式レポートin愛知県】国籍と年の差を乗り越えて、憧れのバージンロードを歩きました
独自の照明で感動的なシーンがより感動的に
漆黒の中にライトアップされたバージンロードが浮かび上がる。ドラマチックなこのチャペルをひと目で気に入ったふたりは、ここでなら!と結婚式をやることに決めた。「夏に韓国で披露宴を終え、チマチョゴリも着用したので、日本ではやらなくてもいいかなと思っていたんです」と佳那子さん。常に穏やかで、いつでも相談相手だった父と腕を組み、一歩ずつバージンロードを進んだ。一方で、国の違いや、年の差があることなど、周りからは心配の声が多く、この日までの道のりは簡単ではなかった。「彼の存在は知るものの、親にしっかり紹介できたのは交際して3年目でした」。いざ会うと李さんの真面目さと若々しさに親も周囲も祝福するようになった。
「親への感謝は挙式というセレモニー内で完結させて、披露宴は友人らと楽しみたくて」と、挙式の最後に親にウエイトベアを渡し、感動的に締めくくった。披露宴では一転、友人らとにぎやかな時間となり、格付けクイズにはふたりも参加。高級ワインを佳那子さんが手に入れる、まさかの展開に盛り上がった。「韓国風にドラマチックに!の理想を、地元名古屋で実現できて嬉しかったです」。佳那子さんは満面の笑みを見せた。
韓国が大好きで、佳那子さんと韓国旅行にも行き、韓国ドラマでも佳那子さんと話が盛り上がるという母。だが娘の結婚となると話は別。「心から賛成してくれるまで時間がかかりました」と佳那子さん。結婚後も名古屋に住むことを一番喜んだのも母だった
ハレの日にふさわしい、特別感のある披露宴会場
ピンクが大好きな佳那子さんのリクエストで、生花をあしらったウエディングケーキ
挙式の最後に祭壇でウエイトベアを渡したふたり。挙式では家族に感謝を伝える時間に、披露宴では友人と楽しむ時間にと、分けたこともふたりのこだわりだった
撮影時のポーズをカードを引いて決め、ゲスト同士でも盛り上がる
格付けクイズにはふたりも参加
会場外のテラスでブーケトス
プロポーズ時にもらった108本のバラを数本プリザーブドにしてウエルカムスペースに
「この先何があっても味方になってあげたい」と佳那子さんを実の妹のように支えている李さんの姉
会場正面の壁一面に映し出される迫力ある映像
愛知県在住
李 信雨さん(40歳)
山下佳那子さん(25歳)
挙式日:2023年9月16日
挙式披露宴会場:TIAD,Autograph Collection
招待客:59名
友人の紹介で2019年の夏に出会い、告白もなく自然と手を繋いだ日から交際。4年間の想いが形となった。
※ゼクシィ東海版2024年1月号より転載
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