【結婚式レポートin大阪府】古いものと新しいもの、温故知新をテーマに楽しく！

日本の伝統的な花嫁衣裳に、ダズンフラワーセレモニーで完成したピンクのブーケがこの上なくキュート！

「親族以外は見守るだけのことも多い挙式ですが、ゲストが参加してくれて、ふたりの結婚をみんなに認めてもらえた気がしました」と、新婦の菜莉さん。祖母の影響で、幼い頃から着物を着るのが大好き。父母の結婚式の和装にもずっと憧れていた。結婚式は親族や友人が集まりやすい、お互いの出身地の関西で。ひと目ぼれしたチャペルの人前式で夢をかなえた。

古いものと新しいものの融合“温故知新”をテーマに、挙式だけでなく、披露宴まで結婚式を大きな一つのテーマで表現した橘さんたち。披露宴の後半はドレス×タキシードへとお色直し。BGMやゲームの内容は、幅広い年齢層のゲストが楽しめるようにと、新郎の博之さんが細部までこだわり抜いた。

「ふたりをお祝いしに来たのに、逆にこっちが楽しませてもらってるよ」とは、ゲストからもらった最高の褒め言葉の一つ。友人、家族、全員のゲストが何かの役割や出番を担ってくれたおかげで、文字通り参加型の結婚式に。ふたりとゲストで、一緒につくり上げた一日だった。

母の結婚式の写真を見て、花嫁衣裳は絶対に白無垢×綿帽子と決めていた菜莉さん。母の涙や、入場前の紅差しの儀に感激

お互いの地元の日本酒で行われた酒合わせの儀の後、両家の親子で厳かに杯が交わされた

ダズンフラワーのセレモニーは、指名されたゲストがふたりの元へ花を届けるスタイルで。菜莉さんの祖母の手でリボンを掛けられたブーケが、博之さんから花嫁に贈られた

新郎の幼なじみが「俺にやらせて」と友人代表のスピーチを担当。ちょっぴり泣ける懐かしいエピソードで、ふたりはもちろん、ゲストを魅了した

白無垢のケーキ入刀も“温故知新”

映像はふたりもゲスト側に移動して同じ目線で鑑賞

テーブル対抗で盛り上がった似顔絵ゲーム

和からウエディングドレスへとお色直し。ふたりの衣裳の色を当てるクイズで後半はスタート

デザートビュッフェはガーデンで。仲の良い両家の父母も、ふたりと一緒にゲストとの交流を楽しんだ

プロフィールブックは和のモノクローム写真に

Profile

広島県三次市在住
橘 博之さん（27歳）
菜莉さん（27歳）

挙式日：2023年6月10日（土）
会場：Mia　Via（大阪府）

出会いは大学の野球サークル。価値観や考え方など、お互いに共通点が多く、程なく交際がスタート。

※ゼクシィ関西版2024年1月号より転載

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