【結婚式レポートin宮城県】家族になってくれて、守ってくれてありがとう
みんなでワイワイお祭りみたいに門出をお祝い!
「慎ちゃんのバッティングはカッコイイ! ママや僕たちを大切にしてくれてありがとう」。子どもたちからのサプライズの手紙とコーラ1カ月分のプレゼントに、慎一郎さんは、この日何度目かの涙を流した。その様子を優しく見守る優子さん。子どもたちは新婦の連れ子で、結婚を機に4人家族になった。「(新婦の)親に花嫁姿を見せてあげたい」という新郎の言葉や彼のソフトボールチーム仲間の後押しもあり、結婚式を挙げることを決めた。
当日は、娘のるのちゃん、息子のりく君も大活躍。4人でロングロールケーキのファーストバイトをし、新郎がコーチをしてくれている野球チームのユニホーム姿で主役と共にお色直し入場。そんな家族をさらに結び付けようと、新郎のソフトボール仲間が新婦と企画し、余興の中でサプライズを仕掛けた。踊りや歌で舞台を温めたところで、実はまだプロポーズをしていなかった新郎にマイクを渡した。「優ちゃんのこと幸せにする、るのとりくと4人で頑張っていきましょう」と叫ぶように伝え、また号泣。新婦はホッとしたように「喜んで!」と答え、ふたりの子どもも仲間も親族も、ほほ笑みながら拍手喝采。会場が家族の未来へのエールに満ち溢れた。
新郎の父母によるジャケットセレモニー。感動の涙で挙式がスタート
ふたりの名前が刻印されたプレートを納めて
新婦がひと目で気に入ったチャペル。娘のるのちゃんはママとお揃いのベロアリボンをヘアにあしらいリンクコーデでベールガールを務めた
新緑の大階段でフラワーシャワー
友人にコスメブーケを贈呈
リボンをあしらった席札と手書きメッセージを一人一人の席へ
野球とソフトボールを続ける新郎はバッティングトス
新郎の友人たちが余興中にサプライズを仕掛け、新婦が心待ちにしていたプロポーズを決行。無事伝えた彼をみんなで胴上げ
新郎はサーバーを担いでビールサーブ、新婦と子どもたちはおつまみをサーブし、ゲストと間近でふれあった
ファーストバイトの後は、家族4人でケーキバイトを一度にできるように長ーいロールケーキのデザインに
家族写真やオーダーしたアクリルのウエルカムボードを飾ってゲストをお迎え
子どもたちから新郎の大好きなコーラのプレゼント
宮城県仙台市在住
遠藤慎一郎さん(38歳)
優子さん(42歳)
挙式日:2023年5月27日
会場:ホテルモントレ仙台
コンビニで彼女が携帯電話をなくし一緒に探してもらったのが縁で出会う。長い友人期間を経て交際へ。
※ゼクシィ宮城・山形版2023年10月号より転載
- 結婚準備全体
- 結婚式実例
- 宮城県