
【結婚式レポートin愛知県】待ち望んでいました。家族3人で迎える門出の日

親ときょうだいに心から届けたい、ありがとうの想い
元ウエディングプランナーだった唯菜さん。たまたま子どもと一緒の結婚式を担当することが多かった。「小さなお子さんと一緒の結婚式っていいなあと当時から思っていました」。唯菜さんが子どもを授かったことがわかった時、出産約1年後の大安吉日で一粒万倍日に会場を予約した。「子どもがいると大変じゃない?と周囲から心配されましたが、結婚式の意味を私たちなりに考えたからこそ、子どものお披露目と、家族とゲストへの感謝を伝える場にしたいと思い、気持ちは揺らぎませんでした」とふたり。挙式ではお決まりの3人での誓いのキス!?と思いきや、拓雄さんがはる君の目を手で隠し、唯菜さんと……。手を離すと、はる君の「ほほ~そうきましたか!」と言わんばかりの表情にふたりも思わずこの笑顔。ほほ笑ましい人前式となった。
若くして母となり、3人の子育てに奮闘してきた唯菜さんの母は、結婚式を挙げていない。「結婚式の感動を味わってほしくて」と唯菜さん。一方の拓雄さんの母は、女手一つで2人の男の子を育ててきた。「息子たちの自慢できるところは、兄弟仲が良いことですね。何より嬉しいんです」。母の笑顔での謝辞に、拓雄さんはこの日初めて涙を見せた。
1歳でリングボーイを務めた愛息・はる君、と思いきや、パパとママを見つけた瞬間、リングピローを放り投げて一目散にふたりの元へ。ゲストの笑いを誘った
母からのベールダウン。結婚式の特別な時間を共有した
「拓雄さんも優しいけど、それ以上」と唯菜さんが絶賛する、拓雄さんの兄。挙式では嬉しさのあまり泣きっ放し。余興も買って出てお祝いDVDを作るなど、弟愛が溢れていた
お開き前に「ワンモアチアーズ!」
デザートビュッフェには具材を選べるお茶漬けも
両家代表の謝辞は拓雄さんの母が。終始笑顔で感謝を述べる横で、拓雄さんは号泣
祝宴会場入り口に数種類の生花を置き、ゲストは好きな花を一輪選んで自らのテーブル装花を作る粋な演出
15歳下の唯菜さんの妹が、はる君を抱っこしてひと足先にファミリーミート
挙式前に読むスイッチングレターを用意
唯菜さんは2着目のウエディングドレスで再入場
エントランスには映画のポスターを思わせる、ゲスト全員の名前が記されたポスター
緑溢れるガーデンでのケーキ入刀

愛知県半田市在住
松浦拓雄さん(27歳)
唯菜さん(27歳)
挙式日:2023年5月21日
挙式・披露宴会場:THE NANZAN HOUSE(ザ ナンザン ハウス)
招待客:60名
高校の同級生。高校卒業後、美容師となった拓雄さんのカラーモデルに唯菜さんがなったことで交際スタート。
※ゼクシィ東海版2023年10月号より転載
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