【結婚式レポートin愛知県】会場も料理もみんなの思い出に残る時間にしたくて
ゲストに贈る世界一周のフルコース
「私たちにとって人生の大きな節目となる結婚式。親への感謝はもちろんですが、友人にとっても忘れられない結婚式にしようと心に決めました」とふたり。ゲストの大半を学生時代の共通の友人らが占め、いつもとは違うハレの時間を演出しようと、海外のパーティを思わせるようなガーデンでのトワイライトガーデンウエディングを選んだ。
「演出のメインは料理かもしれません。奇をてらったものにしたかったんです」と笑う鴻二朗さん。学生時代に世界一周の旅を経験した鴻二朗さんのアイデアで、一皿目は韓国からスタートし、続いてタイ、イタリア、フランス、スペイン、アメリカ、メキシコと、自分が回った順に各国の料理を振る舞った。通常の祝宴では見たことがない料理が続々と並び、ゲストはメニュー表を手に会話を弾ませた。デザートビュッフェにも多種多様な海外のスイーツが登場。ライトアップされたガーデンでふたりが用意したインスタントカメラとシャボン玉で、映えを狙った写真撮影を楽しんだ。「いつもの仲間と、特別な空間で過ごした時間を、記憶にも記録にも残したかった」とふたり。常に大歓声を送り続けていたゲストの記憶にも刻まれているはずだ。
挙式で着けたピアスは紗貴さんが20歳のお祝いに親からプレゼントされたもの
毎朝6時にはお弁当が出来上がっていた。心配しながらも、いつも背中を押してくれる母に、この日もトンと背中をたたいてもらって入場した
ダーズンローズセレモニーでは、友人と親の12人からバラを受け取った鴻二朗さん。感激の涙が止まらなかった
中座後、ドレスの色当て演出でサイリウムを大きく振り上げるゲストの大歓声の中を入場
サンクスバイトはサプライズで紗貴さんの父に。「目立ちたがり屋なんです。目立つワンシーンを作ってあげたら喜ぶかなと思って。かっこいい自慢の父なんですよ」
ガーデンでのデザートビュッフェ
2人の妹と中座。家族旅行が頻繁で、みんなビーチリゾートが大好き
爽やかな色味のフラワープリントケーキ
挙式後、自然と仲間が集まって記念撮影が始まった
アジア各国の前菜やブイヤベース、エスニック料理の前菜、茶わん蒸し入りの変わりトムヤムクンなど、目でも舌でも楽しめる料理がずらり

滋賀県在住
横田鴻二朗さん(26歳)
紗貴さん(26歳)
挙式日:2023年4月8日
挙式 ・ 披露宴会場:ラソール ガーデン・名古屋
招待客:89名
同じ大学院で知り合い、交際開始。共に研究者として東京と滋賀で第一線で活躍する。間もなく同居の予定。
※ゼクシィ東海版2023年8月号より転載
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