【結婚式レポートin新潟県】雲間から光。結婚式を空も祝福してくれました
上質な空間で美景と美食のおもてなし
新潟の街並みと空を背景に始まった結婚式。ふたりが誓いの言葉を述べ始めたとき、それまで薄曇りだった空に晴れ間が現れ、祝福するように日差しがふたりを包んだ。「新型コロナウイルスの感染拡大で、結婚式を8カ月延期しました。この時に、ようやくこの日が迎えられたと胸がいっぱいになりました」
これまで見守ってくれた人たちに感謝の気持ちを伝えたいと選んだ会場は、信濃川沿いに立つホテル。ウオーターフロントの風景を楽しみ、国際会議の晩さんも手掛けるシェフの料理を味わいながら「上質な空間でゆったり過ごしてほしいと思ったんです」
披露宴では、待つ時間も楽しんでもらおうと、ふたりからのメッセージ動画にアクセスできるQRコードを席次表に添付。キャンドルサービスや抽選イベント、新郎の出身地にちなんだ小千谷そばのサービスなど、ゲストと一緒に盛り上がれる演出を取り入れながら、一人一人と触れ合える時間もキープ。「感謝を伝える結婚式」を実現した。
お開きで、会場から廊下に出たゲストの目の前に広がっていたのは、対岸の建物や船の灯でドラマチックに変わった夜景。ふたりからの最後の感謝のサプライズだった。
お色直し入場の後に、照明を落とした会場の中で1卓ずつ巡るキャンドルサービスを行った。「感謝を伝えるにはぴったりの演出だと思って選びました」
キャンドルサービスの時間が幻想的な雰囲気になるよう、卓上にランタンを置いた
余興の代わりに、自分たちで抽選を行うイベントを計画。受け付け時にゲストをインスタントカメラで撮影した写真を抽選券にしたプレゼントと、ケーキ皿の裏に当選シールを貼っておくプレゼントの2種類
初デートもプロポーズも七夕の日。それにちなんでウエディングケーキには金箔(きんぱく)で表した流れ星をデコレーション
席次表のQRコードをスマホで読み取ってアプリをダウンロードすると、ふたりのメッセージ動画が見られる仕組み
新郎は母にジャケットを着せてもらい、新婦は母にベールを下ろしてもらって、結婚式が始まった
仲良しの妹と弟と一緒にお色直し退場
新郎は小千谷出身。「地元のへぎそばをゲストのみなさんに味わってもらおうと、屋台風にサーブしました」

新潟県三条市在住
佐藤 光さん(27歳)
茉由さん(26歳)
挙式日:2022年10月29日
会場:ホテル日航新潟(新潟県)
2018年に会社の同期として出会ったふたり。七夕に交際をスタートし、2年後の七夕にプロポーズ。
※ゼクシィ新潟版2023年5月号より転載
- 結婚準備全体
- 結婚式実例
- 新潟県













