【結婚式レポートin福島県】会津鉄道の旅を満喫!家族の幸せな時間でした
列車の旅の後は温泉旅館に宿泊し両家の食事会も
「出発!」。駅長に見送られて走り出す列車内で、瞳を輝かせるそら君。車掌帽をかぶり、はしゃいで車窓を眺める愛息の姿に、ウエディングドレス姿の零奈さんと圭恭さんは満面の笑みを浮かべた。ふたりは新婦母からのプレゼントで、会津鉄道の列車を貸し切りにする結婚式を計画。「5歳の息子が大好きな列車の中で思い出づくりを」と芦ノ牧温泉駅~湯野上温泉駅を往復する列車の旅を選んだ。
列車は途中、長いトンネルを通り抜け、深沢橋梁へ。絶景スポットとして知られる橋の上で列車が止まると、新郎新婦がみんなのいる1両目に登場し、誓いのセレモニーがスタート。列車に取り付けられた電話マイクを手に誓いの言葉を読み上げ、誓いのキスでは照れた様子に笑いが。続いて結婚誓約書へのサインにはそら君も参加。家族3人で結婚誓約書をお披露目すると、車内は温かい拍手に包まれた。挙式後、列車はかやぶき屋根の駅舎の湯野上温泉駅へ到着し、構内の見学や両家母との記念撮影を楽しんだ後、復路へ。
夜は会津芦ノ牧温泉の宿で、両家の親睦を兼ねたお食事会を開催。会津の秋の味覚を楽しみくつろいだ一日、そら君の無邪気な笑い声が響き、家族の最高の思い出が刻まれた。
花嫁支度の仕上げに新婦母による紅差しの儀を取り入れ、心温まる時間になった
結婚誓約書には新郎新婦だけでなく、そら君も署名
列車が止まっている間に、ゲストが待つ1両目へ新郎新婦が移動し、誓いのセレモニーがスタート
かやぶき屋根の湯野上温泉駅でいったん降りて駅舎内を見学。オリジナルヘッドマークを付けた列車の横で家族3人の記念撮影も行った
総料理長自慢の秋の味覚を取り入れた和食が供され、みんなほっこり笑顔に
結婚指輪はこの日のためにふたりで用意。母との思い出にちなんだ新婦にとって幸せのシンボル、ティファニーに
食事会の席で零奈さんが愛息にキス。恥ずかしそうな表情のそら君を見て、みんな笑顔に
列車の先頭車両からの眺めも満喫。初めての体験に鉄道大好きのそら君は大喜び!
食事会では家族3人によるケーキセレモニーも取り入れた
食事会は新郎が感謝の手紙を読み上げて、お開きに
「人気アニメの舞台に似ている」とSNSで話題になった大川荘名物の舞台でも記念撮影を行った
福島県いわき市在住
稲場零奈さん(28歳)
岩崎圭恭さん(34歳)
挙式日:2022年10月6日
挙式会場:会津鉄道列車内
披露宴会場:会津芦ノ牧温泉 大川荘
プランニング:ウエディングカウンター福島 TEAMホンディ
「3人で遊びに行こう」と彼の誘いで、彼女の愛息も交えて3人でのデートを重ね、いつしか家族同然に。
※ゼクシィ福島版2023年5月号より転載
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