【結婚式レポートin静岡県】父の影響でキャンプ好きに。アウトドア気分ではじけて!
縁を結ぶ連理の木。家族や友人との思い出づくり
2本の木が結合して立つ「連理の木」。縁を結ぶ木として大切に守られ、やがて大切な人との繋がりが広がるがごとく枝葉を伸ばして大樹となった。アウトドアが趣味のふたりにとってはこれ以上にない最高のロケーション。「コース料理のおもてなしは難しいけど、キャンプのようなワクワクするパーティになるといいなぁ」と理加さん。会費制で料理もドリンクもビュッフェスタイル。席札代わりの栓抜きで、好きなドリンクの栓を開ける粋な演出に。バーベキューのプロに依頼した本格的な肉料理も振る舞った。
「幼い頃から家族でキャンプによく行っていました。今回の結婚式を一番喜んだのは父です。打ち合わせも一緒に付いてきて、当日は誰よりも早く会場で準備していました。父のための結婚式みたい」と笑う理加さん。その父が設置した「Happy Camper&Cheers」の横断幕の下を理加さんと踊りながら入場すると、大歓声で迎えられ、日が暮れるとランタンの明かりの下でゲスト同士の会話も弾んだ。結びの謝辞では感涙する雄介さんの横で、静かに涙を流していた理加さんの父。「このスタイルにして本当に良かったと思いました」。父の涙を見つめる理加さんがそっとささやいた。
音楽に合わせて踊りながら父と入場した理加さん。父のおちゃめなダンスにゲストは爆笑。この日のドレスコードは“アースカラー”。親族は全員お揃いのグリーンのスカーフを着用した
日が暮れると連理の木がライトアップ。思い入れのある自前のテントもキャンプ気分を盛り上げた
ウエルカムスペースは理加さんの親も一緒に準備。エスコートカード風の栓抜きの席札にゲストも「ステキ!」
母からブーケを受け取って人前式がスタートした。理加さんのヘアは美容師時代の先輩、ネイルは美容学校時代の友人が担当
雄介さんのめいとおい4人がリングガール&ボーイに。お揃いの衣裳とスカーフが愛らしい
料理はビュッフェスタイル。フィンガーフードから本格的な肉料理まで、盛り付けもセンスに溢れていた
瓶ビールのラベルはふたりで作ったオリジナル。貼ったのは理加さんの父
服装を揃えて参列した雄介さんの友人。一体感が生まれて会話も弾んだ
デザートはバーベキューの定番、焼きマシュマロ。子どもたちが大喜び
静岡県浜松市在住
窪 雄介さん(30歳)
理加さん(29歳)
挙式日:2022年10月8日
会場:連理の木の下で
ゲスト数:59名
同じ高校の同級生で2年生から交際。交際11年目にプロポーズ。毎月ふたりでキャンプに行くアウトドア派。
※ゼクシィ静岡版2023年4月号より転載
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