【結婚式レポートin石川県】誓いの気持ちを歌に託してふたりらしい結婚式に
歓談中心の構成で感謝を伝え幸せな時間を共有
定型にとらわれずに、したい演出を取り入れて自分たちらしいウエディングにしようと考えたふたり。挙式は自由度の高い人前式を選び、音楽が好きだからと、誓いのセレモニーでは、新婦が歌い、新郎がギターで伴奏。ふたりの気持ちにぴったりな曲を披露した。ゲストがじっと聞いてくれている様子に、新婦は胸がいっぱいになったそう。
挙式後は、青空の下でのガーデンパーティから披露宴へ。披露宴はカジュアルな雰囲気にしたいと、親や友人にスピーチは頼まず、司会者がゲストや新郎新婦にインタビューするというスタイルに。また、定番のケーキ入刀ではなく、みんなの幸せを願うキャンドルリレーを取り入れた。
ガーデンパーティも披露宴も演出少なめで歓談の時間がたっぷり。ふたりはゲストに囲まれて楽しい時間を過ごすことができた。特に新婦は、自身の病気療養やコロナの感染拡大でこれまでずっと友人たちに会うことが叶わず、この結婚式が久々の再会。みんなの笑顔に思わず涙ぐみ、「大切な人たちと同じ空間で、幸せを分かち合えるのは、本当に尊い」と実感。ふたりが心を込めてつくり上げた結婚式は、祝福と再会の感動に彩られて、かけがえのない宝物になった。
仲良しの祖母たちにプレゼントを贈る新婦。「高齢の祖母たちが元気なうちに結婚式ができて良かった!」
受付に飾ったコッパースタンド。ボードに大好きな歌『The Rose』の一節を記し、曲を「花嫁の手紙」のBGMに
あらかじめゲストに書いてもらった新郎新婦とのエピソードを元に、司会者が新郎新婦や当のゲストにインタビュー
再会の喜びと温かな祝福で最高の一日に!
光沢のあるカラードレスはゴールド×ブルーグレーのマジカルな色合い。ブーケはビタミンカラーで、アクセントの紫の花をヘアにもあしらってトータルコーデ
テーマカラーはオレンジ。ゲストにペイントしてもらうウエディングキャンバスの色やフラワーシャワーの花びらもオレンジ系で統一
キャンドルリレー。ゲストから送られたともしびは母から新婦へ
新婦作のリングピロー。リボンの色は緑溢れる会場に合わせてグリーンに
キャミソールタイプのウエディングドレスにスモークツリーのふわふわブーケ。どきどきしながら待つ新郎に花嫁姿を初披露
石川県金沢市在住
廣田啓太さん(31歳)
彩さん(31歳)
挙式日:2022年5月29日
会場:AMANDAN VILLA(アマンダンヴィラ)(石川県)
出会った時から、お互いに“温かな家庭を一緒に築けそうな人”という思いで一致したふたり。交際3年で結婚。
※ゼクシィ富山・石川・福井版2023年2月号より転載
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