【結婚式レポートin栃木県】想いがあれば夢は叶う!支えてくれたみんなに感謝です
世界遺産の神社と料亭でお披露目!ドレスの手作りも
プロポーズはコロナ下の真っ最中。仕事柄大きな結婚式は難しいと諦めかけたが、心惹かれたのが故郷の世界遺産、日光二荒山神社での神前式。「階段が少なく祖母も一緒に参進できるし、歴史ある場所で特別な体験ができる。料亭での家族だけの披露宴も自由度高く楽しめそう」と夢に向かって踏み出すことに。
当日は雷雨の予報だったが、神橋を渡り始める直前に雨がぴたりとやむ天からのサプライズが。荘厳な拝殿での神前式は、身が引き締まるような緊張と感動を家族で共有。そして何より嬉しかったのが「ふたりの晴れ姿を見たくて」と駆け付けてくれた友人たち。「素敵な人たちに支えられている幸せを実感しました」
披露宴は日光の歴史ある料亭で。家族だけの結婚式だからこそやりたかったサプライズは、自分で作ったウエディングドレスを着て父と腕を組んで歩くこと。おいやめいが運んでくれた指輪の交換や、富士山ケーキのラストバイトなどのセレモニーも大好評。自由な語らいの中で両家家族はさらに打ち解け、「こんな結婚式初めて。みんなに自慢したい」という感想も。「結婚式の幸せと充実感は当日だけじゃない。今も続いています」とふたりは笑顔を輝かせた。
1200年の歴史を持つ世界遺産、日光二荒山神社の神前式は特別感いっぱい。両家水入らず親族固めの盃を
しっとりと艶を増した美しい新緑を眺めながら渡り初めの儀式を
ふすまが開き、ドレス姿の花嫁が父と腕を組んでバージンロード入場
家族に見守られながらの誓い、三三九度も厳かに
片道4時間もかけて駆け付けてくれた友人も
花束贈呈後、父が号泣しながらハグ。「一番ぐっときました」と新郎
可愛いおい、めいが結婚指輪を運んでくれた
ほぼ独学で3カ月かけて見事に縫い上げたドレス。「素人ですが何か大きなものを作りたくて。友人たちとの後撮りでも着て、大勢に見てもらえて嬉しかったです」
大谷川に架かる日本三奇橋の一つ「神橋」で記念撮影。道路側から観光客も手を振って祝福してくれた
家族に見守られて指輪を交換
ふたりが好きな富士山のケーキで両家母にラストバイトをお願い
歴史ある料亭での披露宴。「寿」の掛け軸の前に高砂席を設け、アジサイと新緑で彩った爽やかなコーデに
栃木県さくら市在住
加藤聡人さん(29歳)
里香さん(27歳)
挙式日:2022年6月11日
挙式会場:日光二荒山神社
披露宴会場:割烹 二葉(栃木県)
プロデュース:クローバーズウエディングサロン
職場が同じ。友人が繋いでくれて、2019年5月に交際スタート。彼の穏やかさ、彼女の行動力をお互い尊敬。
※ゼクシィ茨城・栃木・群馬版2022年12月号より転載
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