【結婚式レポートin愛知県】わが子を披露できる場。抱っこもしてもらえたら
ガーデンがいい!そう思って決めた会場で伸び伸びと
夏の名残を感じさせる強い日差しが徐々に弱まり、心地よい風が吹き始めた16時。小川のせせらぎと木々の葉音をBGMに、ふたりの、いや、3人の結婚式は始まった。結婚式を1年延期した間に授かったわが子。まだ、なかなか世間は落ち着かないけれど、ゲストに披露し、抱っこしてもらえたら、そう思って今日という日を楽しみに準備してきた孝正さんと明日香さん。「生まれた時からとってもよく笑う子」というふたりの言葉通り、孝正さんのサーフィンの仲間や、明日香さんの友人を澄んだ瞳で見上げる様子にみんながキュン。大人たちはいとおしそうにあやしたり、抱っこしたり。10年後、彼女の誕生日に開ける予定のタイムカプセルに、その場にいる全員が思い思いに愛のあふれるメッセージを寄せた。
2歳下の妹と少し年の離れた3人の弟がいる明日香さん。小学生の頃から弟のおむつを替えたり、眠るまでおんぶしたり、働く母を手伝ってお世話してきた。パワフルな母、いつも「それでいいんやないか」と味方してくれる父、そこに5人の子どもがいて、常ににぎやかな家庭。育ってきたような温かな家庭を孝正さんと築きたい。明日香さんはそう言ってにっこり笑った。
海の絵は新郎の友人からの贈り物
サンドセレモニーの立ち会いを友人夫妻にサプライズで依頼。新郎新婦のふたりが、最後にこれぞと思う色の砂を入れて完成!
念願のまな娘の披露。ゲストも「会いたかったよ」と笑顔で駆け寄った
両家の母からスタートしたキャンドルリレー。温かな火は母からふたりへ、ふたりからゲストへ
謝辞の後、カーテンがオープンされると350個のキャンドルがガーデンに揺らめいていた。新郎新婦からゲストへのサプライズギフト
中座のエスコートに、妹を昔から呼んでいる愛称で呼んだ新郎。笑顔で歩き始めた二人は最終的に号泣
弟たちも妹も父母も、姉である新婦の子が可愛くて仕方ない
40名分、新婦が手作りしたメニュー表
ふたりを繋いだキューピッドへサンクスバイトを
料理を楽しんでほしいと願い、最上級のコースに、試食しておいしかった料理を加えた
まな娘が10歳になったら開ける予定のタイムカプセル。全員のメッセージを入れてリボンを掛けた

愛知県日進市在住
永井孝正さん(35歳)
明日香さん(27歳)
挙式日:2022年9月3日
会場:岩崎台倶楽部グラスグラス
ゲスト数:40名
別部署だったふたりを社内の共通の友人が繋いで交際へ。彼のサーフィンに付き合い、デートの9割は海。
※ゼクシィ東海版2022年12月号より転載
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