【結婚式レポートin北海道】今日だけはパパとママじゃなく『私たち』に戻ろう
夫婦になって3年。待ちに待った式は喜びも感激も倍増
挙式と披露宴の会場を決めたのは、式の開催から3年以上前のこと。「そのときはまさか、4度も延期することになるとは思ってもみませんでした」とふたり。当初、200名を超える予定だったゲスト数は、状況とともに半分以下の規模へ。その間に子どもが生まれ、日々の中で次第に夫婦よりも、家族としての時間や感覚が増していった。環境が変わったからこそ、待ち望んだ結婚式は「『ふたりの記念日』にしたい」という思いがあった新婦。家族や親族に協力してもらい、ふたりは久しぶりにパパとママから、出会ったときの顔に戻った。
どんなドレスを着るか、新郎には一切、内緒で迎えたファーストミート。ふたりきりのチャペルで見た新婦の美しさに、新郎は喜びと驚きを隠せなかった。憧れを叶えたパーティは、大階段のある非日常感あふれる会場で。ゲストから受け取ったバラを手に新郎が新婦を迎えに行き、段上でプレゼントしたダズンローズの演出は「ドラマの主人公になったみたいで、あの光景は一生忘れません」と新婦。
「月日を重ねて、待ったかいがあったと思える感動的な一日でした」と話すふたり。家族として歩んでいく上でも、夫婦の大切な節目となった。
挙式前の母のベールダウンや父と歩いたバージンロードは、緊張と感動で胸がいっぱいに
「差し込む光で輝くステンドグラスがとても神々しくて、式の間、その美しさに見入ってしまいました」と新婦
パーティで行ったドレスの色当てクイズ。ゲストに渡したペンライトは、一本ずつ心を込めて新婦がリボンを結んだ
子どもゲストも多く参加。全員の席にお菓子とおもちゃを置いたほか、セレモニー服が汚れないようエプロンや料理用のはさみも用意。ママたちに喜んでもらえた
市街を一望する挙式会場のテラスで、バルーンリリースなどゲストとの触れ合いを楽しんだ
「可愛く、楽しく」をテーマにしたパーティ会場。演出に取り入れたスパーク用のバルーンは、広い会場の装飾としても映えた
お色直し入場時に行った、ダズンローズセレモニー。カラードレスもファーストミートと同様、新郎へのサプライズに
ふたりの50問50答をのせた自作パンフレット。作成中、お互いの意外な素顔も知ることができたそう

札幌市在住
森 敦さん(31歳)
涼香さん(33歳)
挙式日:2022年5月4日
挙式会場:ローズガーデンクライスト教会
披露宴会場:京王プラザホテル札幌
準備を始めてから3年以上。挙式までに遠距離恋愛、婚姻届の提出、出産と、目まぐるしく状況が変化!
※ゼクシィ北海道版2022年11月号より転載
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