【結婚式レポートin石川県】みんなの参列が嬉しくて一日中、ずっと幸せでした!
こだわりのギフトや演出でゲストを笑顔に
県外からのゲストが大半を占めることから、金沢らしさを取り入れたいと考えたふたり。そこで選んだのがこの会場。高台にあって見晴らしが良く、かつて男爵家の邸宅だった家屋や日本庭園の風情あるたたずまいは、歴史と伝統が息づく金沢という町を凝縮したような和の空間。ふたりの希望にぴったりだった。
また、感謝を伝えるギフトはより特別感のあるものをと、一人一人色合いの違うカップに決めた。そして、一つだけ金色のカップを入れて、当たった人にプレゼントを贈るというワクワク感のあるサプライズもプラス。「コロナ下だったので、ゲストが移動せずに、楽しめることをしたくて、カップのサプライズを行いました。式後にゲストから、自分のカップの写真と“ありがとう!”の言葉が送られてきて、嬉しかった!」と新婦。
さらに、笑いが溢れたのは、中座の間に上映したプロフィール映像。家族や友人の協力を得て撮影した本人たちによる再現ドラマで、自分たちの出会いを紹介。ふたりらしいエピソードや熱演が大いに受けた。ゲストを楽しませたいと準備してきたことが喜ばれて達成感いっぱいの新郎新婦。大好きな人たちの笑顔に囲まれて最高の一日になった。
立体的な結婚証明書。ゲスト一人一人に名前のピースを用意し、はめ込んでもらった
豪華な和の装花。竹筒にコチョウランやダリアをアレンジ
挙式は和やかな人前式。新婦父が新婦の手を取って新郎に託す感動のシーン、と思いきや、新婦父がちゃめっ気を発揮。自分の手を新郎の手に重ねて、周囲の笑いを誘った
約100年の歴史を持つ風格ある庭園。天候に恵まれて、園内での記念撮影が叶った
白×ゴールドで、シンプルかつゴージャスな大人のウエディングケーキ
乾杯の発声は、ふたりの仲を取り持った新婦の義弟。“恋のキューピッド”に扮(ふん)し、会場を盛り上げた
深紅×金のあでやかな色打ち掛けは注目の的。吉祥文様が連続するモダンな意匠が印象的
「えっ、私!」。サプライズの金色カップに当たって感激の新婦友人
ケーキ入刀とファーストバイト。「友人たちに見守られて楽しいセレモニーでした!」と新婦
ボディラインが決め手の大胆な肌見せマーメイドドレス。フィジカルトレーニングを欠かさない新婦にぴったり
石川県金沢市在住
得能翔太さん(32歳)
明未さん(36歳)
挙式日:2022年4月17日
会場:辻家庭園 ~前田家家老旧横山家迎賓館~ (金沢市指定文化財)(石川県)
彼女の義弟が彼の職場の上司という縁で知り合ったふたり。1年の遠距離恋愛を経て、彼がプロポーズ。
※ゼクシィ富山・石川・福井版2022年9月号より転載
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